今年初の湘南/西湘ショートツーリング … バイクツーリング2012/02/11

今年初ツーリング
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GHEZZI&BRIAN FURIA
今年初のショートツーリングは、鎌倉/湘南/西湘/小田原までひとっ走り往復してきました。
前回の越後ツーリング(http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2011/10/09/6143551)から、4ヶ月ぶりにエンジンをかけたことになります。

走行距離は100km足らず(のんびり3時間)でしたが、天気は快晴!
陽光が凪の海に当ってキラキラ輝いていて ホントに気持ちよかった~!

バイクの調子は絶好調でしたが、身体に当る海風はさすがにまだ冷たく、何度もコーヒー休憩とトイレタイムを繰り返し、人間の方がかなり軟弱になっていました。

それでも、海にはサーファーや乗合釣り船などが春の日を浴びてぷかぷか浮いていて、のんびりとした祝日 という感じでした。


事務所改装/改築計画・リデザイン 01 … 設計・デザイン2012/02/13

しらす壁掻き落し
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今年の夏から事務所の改造/改装に取り掛かる予定です。今まで実際に設計して造ってきた数々の建物で使った「自然素材・材料」の知識を生かして、セルフビルドで少しずつ改装/改築(リビルド)していこうと考えています。


現在外壁に張っている金属サイディングの上から黒の下見板風の板張りにして、一部には以前 設計した建物外壁で使用した「塗り壁」のデザインを取り入れよう。

写真の建物で使用した塗り壁は「しらす壁」掻き落としという手法で、色はナチュラルなクリームがかった白色、いったん金ゴテでツルツルに磨きをかけた後で、荒い金ブラシで模様の部分を残して掻き落し(荒く見える部分)しています。(四角や三角、右下のアールになっている部分は、そのまま残してある部分で磨いてある面です。)

この「しらす壁」では、あまり細かい細工は出来ませんので、もう少し粒子の細かい素材を使えば繊細なレリーフ状のデザインも可能です。

四角くランダムに空けられている小窓は、色ガラスが入ったペア硝子を使った木製の嵌め殺しの窓です。
(この時には、外部の窓台の水切りには白大理石を加工して使っていますが、事務所ではそこまでしなくても良いか…)


夏までにはリデザインのアウトラインを決めながら、まずは外部の樹木や事務所の資料などで要らないものをどんどん捨てていく、という再構築の作業が先になりますね。


事務所改装/改築計画・リデザイン 02 … 設計・デザイン2012/02/20

外装のイメージ
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以前設計した温浴施設の隣に造ったポンプ室です。
メイン施設は時間をかけてしっかりデザインしたのに、ポンプなどの機械がむき出しでは雰囲気が悪いということで、急遽デザインして簡単に造った屋外機械室ですが、小さくまとまっているので割と可愛らしく出来たと思います。

工事中の写真ですが、外装仕上げは本館と合わせて、「しらす壁」という塗り壁の掻き落とし仕上げと唐松板縦張り黒オイルステイン仕上げとの組み合わせとしています。

アールの仕上げの切り返しのデザインや小窓の配置などは、現地で壁の下地板に直接その場で「こんな感じ」という具合にラフに描いて決定しました。

たいしてお金がかかっていない割に楽しく出来たので、この夏に行なう事務所の改装計画も、こんなラフな感じでも良いかなと思っています。


横須賀美術館・ACQUA MARE 1 … イタリアンレストラン2012/02/21

横須賀美術館 ACQUA MAREでランチ
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しばらく事務所に置きっ放しだったノートパソコン VAIOをちょうどお昼時に姪が取りにきたので、お昼を二人で食べに行ってきました。

今日は快晴で暖かくて気持ちが良いので、海の見えるイタリアンレストランで豪華ランチ!ということになり、横須賀美術館(設計は山本理顕設計工場)まで行ってきました。

横須賀美術館は浦賀の観音崎の海に面して建っている開放的な美術館で、海に面したガラス張りのテラス正面いっぱいにレストラン「アクア マーレ」が広がっていて、三浦の地野菜や魚を使った料理を食べさせてくれます。

美術館の屋上は広く開放されていて、浦賀水道を一望出来るようになっています。

ちょうど「正岡子規と美術」展が開催されていたということもあって、昼食を食べたついでに美術展も見てきました。

横須賀軍港に保存展示されている日露戦争時の連合艦隊旗艦「三笠」にも多少 縁のある正岡子規ですから、横須賀での美術展はそれなりに意味があるのでしょう。
こういった美術展は過去にも三笠艦内でも開催されたりしていますが、やはり人気があります。
平日にも関わらず、結構にぎわっていました。
(前回は 20110604:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2011/06/04/5896483

横須賀美術館・アクア マーレ http://acquamare.jp/

横須賀美術館・ACQUA MARE 2 … イタリアンレストラン2012/02/22

横須賀美術館ACQUA MARE
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横須賀美術館正面には、浦賀水道の海に向かってなだらかな傾斜を持つ芝生(今は枯れていて茶色ですが、夏は染まるような緑色の絨毯です)が広がり、海へとつながっています。

芝生側から美術館を見ると、ちょうど逆光になるので透明な硝子の箱に囲われたスケルトンでモダンなフォルムが浮かび上がります。

芝生に面した前面にアクア マーレがあります。ロケーション抜群の気持ちのよいレストランです。
家から近いこともあってけっこう良く来ます。

横須賀美術館 http://www.yokosuka-moa.jp/

海外の山歩き・放浪の思い出(山と土漠と建築と) … WanderVogel2012/02/22

LEHへの道
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資料や写真を整理していたら、ポロッと出てきた懐かしいバスの写真。
その昔(28年ほど前!)に行った、インド北部のLadakh・Zanskar地方への移動で乗ったローカルバスの写真です。
(そのころの僻地(砂漠や土漠、森林限界を超えた高地)での移動手段は、ローカルバスかオンボロトラックしかなかったですからね。)

インド北部パキスタン寄り、カシミールと呼ばれる地域の南にアムリトサルという大きな町がありますが、そこからローカルバスで丸1日北に走るとジャンムーという町に着きます。

ジャンムーという町からさらに1日半くらい走ったところにKashmirの中心 スリナガル(イスラム建築や庭園、ムガール文化に興味のある人には馴染みのある町です)という湖沿いに広がる割と大きな町があります。(今ですと飛行機でニューデリーからでも、ピューと飛べるのでしょうけど…)
スリナガルから東側一帯(中国国境まで)を Ladakh・Zanskar地方と言います。

スリナガルからラダックの中心地「レー」の町までは、崩れやすい切り立った渓谷沿いに作られた土の崖道を、カルギル、ラマユルという町/僧院に泊まりながら、2~3日写真のようなローカルバスに乗って移動することになります。

バスの横に描かれた文字はイスラム(パキスタン)の文字ですが、このあたりは当時は(今も)インドの軍事占領下にありましたので、バスはインドのTATA製でした。

フレームは木製で、その上をブリキで囲っているだけですので窓の開け閉めも出来ませんし、そもそも元々ガラスがないのですからこんな感じです。
まあ、雨が降ることもまれですので、あまり問題もないのでしょうが、周りは土漠と土の崖なので、土ぼこりは凄まじいものがあります。
座席は固い木のベンチの上にビニールが張ってあるだけで、クッションなどありません。お尻が痛いです。というか、お尻の感覚が無くなります。おまけに超狭い!

この時は見たい知りたいという研究心が旺盛で時間的な余裕もあったので、チベット文化の色濃く残るラダックの村々に1ヶ月以上滞在し、標高3,000mを越えるラダック・ザンスカール地方に点在するゴンパ(チベット寺)を尋ね歩いたことを懐かしく思い出しました。

(20110907のBlog: http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2011/09/07/6090655

・・・不定期に つづく

India Ladakh街道のHotel/Cafe? … WanderVogel2012/02/25

Ladakh街道のHotel
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荒涼とした景色をバックに建っている、Ladakh 街道にあるHotel
といっても、お茶を飲ませる食堂もHotelという看板を出していますので、ここはいわゆるCafeということになりますか。

ローカルバスで走る旅では、こういった茶屋(バッティ)で一日何度も休憩します。
おんぼろバスの固いイスに座って長時間我慢していると、こういうお店がオアシスに見えるものです。

こういったところで飲むお茶が、たとえ「グルグル茶」であっても私は美味しく飲めます。


*グルグル茶とは、磚茶(タンチャ)を煮出して岩塩を加えて、それにヤクの乳から作ったバターを加えて良く攪拌させたお茶のことで、ラダック地方ではポピュラーなお茶です。というかそれしかありません。
飲むとヤクのバターは油脂が強いからか、唇がバター臭くて堪らなくなります。

このお茶にはかならずツァンパという、麦焦がしをグルグル茶でこねたお菓子?が もれなく付いてきますが、これがまたすこぶるマズい!

*ちなみに、磚茶(タンチャ)とは、ウーロン茶のように発酵させたお茶をレンガ(磚)状に固めたものです。そして、岩塩はヒマラヤ山脈で多く産出します。ヒマラヤがその昔は海の底だった証拠ですね。
ヤクもヒマラヤの標高3,000m以上で放牧されて、チベッタンと仲良く暮らしています。

・・・不定期に つづく

日本の源流域の渓流フライフィッシングに合うソールは … Fly Fishing2012/02/25

River Crampon?
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patagoniaからフライフィッシングギアの案内メールがきていて、その中にリバー クランポンの商品案内がありました。
River Cramponとは渓流シューズに装着するアイゼンのことですが、日本の渓流釣りではなかなかこれを使用するシーンをイメージすることが難しい。

源流域の釣り上り(特に尾根まで突き上げるような釣行の場合)では、たまにソールの選択で悩むことはあります。

滑りやすい苔やヌメリは日本の(釣りをするようなステージでの)渓流の特徴で、源流域までその状態が続くことが多いですので、その場合やはりソールは、フェルトソールが最強です。
滝や岩場をシャワークライムする場合でもフェルトソールは喰い付きがよく、登っていても安心感があります。

懸垂下降時も同様に、濡れてヌメッた岩の面にソールをフラットに置いた時の安心感は、フェルトソールに勝るものはないでしょう。

ただそのフェルトソールにも弱点があって、尾根に突き上げる際の草付きの急斜面を登る時や、岩稜地帯に入って傾斜のある逆層のスラブを登る時にはスリルがあります。
気を抜くと一気に滑ることがあるからです。フェルトソールで一気に滑リ出すと厄介です。

そういう時には最近の沢登りではポピュラーになっている(右の靴底)スティッキーラバー製のロックグリップソールや、ビブラム製のアクアステルスなどのほうが安心なのでしょうね。
尾根道や長い林道を歩く時にもフェルト靴よりも、ラバー製やビブラム製の靴底の方が減りが少なくて良いことはわかってはいるのですが…。

さて、今年はどうしましょう。

こちらも・・・不定期に つづく

Clint Eastwood 映画:HONKYTONK MAN … Art Cinema2012/02/26

HONKYTONK MAN
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今無料で視聴出来るGyaOで見られる秀逸の1本。
HONKYTONK MAN 「邦題:センチメンタル・アドベンチャー」

1982年のClint Eastwood 監督・主演のロードムービーです。

しがないカントリー歌手の男が、長年の夢を叶えるために病を抱えながらもナッシュビルへと向かう姿を描いています。
少年役で出ているカイル・イーストウッドはクリント・イーストウッドの息子さんです。

*"honkytonk"(ホンキートンク)とは、「ラグタイムによる曲(主にピアノ演奏)」と解説されていますが、もともとは1900年代初頭にアメリカ南部の町には必ずあったという「カントリー&ウエスタンの酒場兼ダンスホール(売春宿のサルーン/ホール)」を指す言葉だそうです。
って、開拓時代のアメリカ人ではないので、明確なイメージが涌かないけど…。

病を抱えながらも、夢を追い続ける男の姿が涙を誘います。号泣です。
さすがはクリント・イーストウッドです。
こういう不遇の役どころを演じさせたら右に出る者がいないなあ。

同じくイーストウッド主演の「許されざる者(原題:Unforgiven)1992公開」と双璧をなすほどの、いつまでも心に残る、良~い映画です。


吉田美奈子 FLAPPER 1976 … Art Music2012/02/26

FLAPPER 1976
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1976年のLP、吉田美奈子(写真,若い!)FLAPPER
夢で逢えたら(作詞/作曲:大滝詠一)、ラムはお好き?、ラスト・ステップ、ケッペキにいさん、かたおもい、などなど…
リアルタイムで聴いてたけど傑作がたくさんありました。そして今も。
http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2010/12/19/5590647

・・・気が向いたら不定期に つづく

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