八ヶ岳・赤岳/権現岳・真教寺尾根を登る … WanderVogel2012/08/11

八ヶ岳赤岳ツルネより
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8月10日、八ヶ岳/赤岳・権現岳を日帰りのソロトレッキング(帰って考えると、まるで山岳マラソンのようでした)をしてきました。

行程が長い、直登する岩場が危険、苦しいと評判の山梨県側からのルート、真教寺尾根を登ってまずは赤岳頂上を目指します。
その後は、時間と天候を見ながらキレット・ツルネ、権現岳方面への縦走をするつもりで計画しました。

天候には恵まれましたが、またまた体力が問題の山行となりました。というよりは、このコースは1泊2日で計画するのが正しい。
しかも横浜から往復 車を運転しての日帰り山行はちと無謀でした。


5:50に清里・美し森山の駐車場を出発し、赤岳を正面に見ながら(実際はこの時間は濃霧で真っ白)真っすぐに樹林帯を登り始めます。

6:50に賽の河原というところに着くも ミルクの中の様で何が何やら解らない状態、そのまま登り続けて7:40に牛首山ピークに到着。
ここでやっと濃霧の上に上がったので、赤岳を始め権現岳や大天狗・小天狗の岩稜が見えてきます。

ここからはしばらく尾根上の見晴らしの良い道が続きますが、危険な岩場のクサリ場が頻繁に現れてきます。
長い行程を敬遠されて人気がないのか、この尾根を登ってくる登山者はあまりいませんので、長野県側美濃戸方面から登るコース上でよく起きる「岩場の渋滞」もありません。

赤岳頂上10:25着。快晴!さすがに頂上付近は登山者でいっぱいです。

早々にもと来た道を引き返し、真教寺尾根分岐を今度はキレット小屋を目指して痩せた岩尾根を下ります。このコースも横岳や阿弥陀岳方面に比べると歩く人がグッと減ります。

キレット小屋までの岩壁の下りはなかなかのものです。振り返って見上げると快晴の青空のなか 赤岳が迫ってくるようにそそり立っています。

このあたりで私の体力も限界に近くヘロヘロ状態で、お昼前なのにすでにキレット小屋での「山小屋宿泊」が頭をよぎります。
キレット小屋で昼食を食べて30分ほど休憩しますと何だか元気が戻ってきたので、このまま権現岳を目指しトレッキング開始ですよ。
この頃より雲の流れが早くなり稜線を吹く風も強くなってきたので、権現岳手前の長い鉄ハシゴが怖かった〜。

権現岳頂上を簡単にクリアして、下山に入ります。(が、ここからもまた本当に本当に長かったぁ〜)
天女山駐車場に下ってきたのが16:50で、ここから車を停めた美し森山駐車場までの八ヶ岳横断歩道+一般道が最後の難関(すでに歩く気力も無し)でした。

コースタイム:2012年8月10日 快晴、単独山行
5:50 清里・美し森山の駐車場発 ~ 6:15 羽衣の池 ~ 6:45 リフト降り場と合流 ~ 6:50 賽の河原着 ~ 7:40 牛首山頂上 ~ 10:10 稜線上に上がる ~ 10:25 赤岳頂上(休憩)10:50発 ~ 11:55 キレット小屋着(昼食) 12:30発 ~ 12:50 ツルネ ~14:00 権現岳頂上 ~ 14:35 三ッ頭着 ~ 15:05 前三ッ頭着 ~ 16:50 天女山駐車場着 ~ 18:30 清里・美し森山の駐車場着
(美し森山 駐車場 無料、飲み水:2.5ℓ)


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