本牧三渓園の茅葺き合掌造り/イベント … ガイドボランティア・邸園/文化財保全2013/08/04

三渓園 茅葺き合掌造り民家の内部
- -
今日は三渓園の茅葺き合掌造り民家「旧矢箆原家住宅」の管理・ガイドのボランティアでした。
この民家は白川郷の荘川上流にあった(昭和35年に御母衣ダムの建設で村が湖底に沈むまであった)荘川村(上白川村)から移設してきた茅葺き合掌造り農家で、国の重要文化財建造物です。

横浜本牧にある三渓園にはたくさんのガイドボランティアがいて、園内の歴史的建造物の解説などを庭園内を一緒に回りながら行なっています。

それとは別に、この茅葺き民家には管理(家の周りの落ち葉の清掃や囲炉裏で焚く薪の準備など)のお手伝いをすると共に、民家の建っていた地方の暮らしぶりや合掌造りの歴史・建築的特徴の説明などを行なう専門のボランティアがいます。
8/10(土)には、茅葺き民家の囲炉裏端で絵本の読み聞かせや昔話を聞かせるという初参加イベントもあります。

三渓園では季節ごとに様々なイベントがありますが、この時期はちょうどハスの花が咲き揃うことから、この蓮を早朝に観る会やハスの葉を使った体験イベントが行なわれています。
8/10〜11の二日間は象鼻杯(ぞうびはい)という変わった催しが体験出来ます。(これは今年から始まった初企画ものです)

象鼻杯とは、ハスの葉っぱにそそいだお酒やお茶をその下の茎の部分からストローのように吸って飲むというもので、いにしえに中国から伝わってきたもののようです。その姿がまるで象の鼻のようなので、そのように呼ばれているのだそうです。

8/10から8/16までは。普段は内部公開していない重要文化財の「古建築公開」もあります。
その他にも、手彩色絵ハガキ作りや体験茶道、古い瓦の拓本づくり体験など楽しさ満載です。

アクセスカウンター