山手・アメリカ山公園とタブノキの大木 … 自然観察・WanderVogel ― 2014/03/31
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横浜山手にあるアメリカ山公園の大きなタブノキ (クスノキ科)
アメリカ山公園はみなとみらい線の終点「元町中華街駅」上の高台に広がる公園で、幕末から明治時代にかけてアメリカ領事館の建設予定地だった場所です
(実際にはアメリカ領事館は山手27番地に建てられましたから、この場所にはなかったのですけどね…)
横浜開港150周年(2009年)の記念行事として、新たに公園として整備されました。
ここには元町中華街駅から直接エレベーターやエスカレーターで上がってくることが出来ます。
写真左手には元町中華街・山下公園方向が見渡せ、右手を登っていくと横浜地方気象台の脇を通って外人墓地入口に出ます。
横浜地方気象台には、昭和2年に建設されたアールデコ調の建物が今もそのまま残されています。
横浜で最初の神奈川県測候所は、もともとは海岸通一丁目(山下公園付近)の場所に1896(明治29)年に造られましたが、大正12年の関東大震災で横浜の町とともにその建物すべてを焼失し、現在(山手町)の場所に震災後にあらたに建てられたものです。
横浜地方気象台は内部が公開されていて、当時流行ったアールデコ調の建築様式や装飾などを見学することが出来ます。
アメリカ山公園には大きなタブノキが植わっていて、ちょうどこの時期には枝先に付いた大きな冬芽が開き始めていて、薄緑色のやさしい色をした新しい葉や新芽が枝先いっぱいに付いているのが見えます。
タブノキの冬芽には、花と葉の両方が入っている冬芽と、葉っぱだけが入っている冬芽があって、花が入っている冬芽の方が少し大きく形もずんぐりとしていて表面の毛も目立ちます。
花入りの冬芽の方が、葉っぱだけのものより半月くらい早く開き始めます。
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横浜山手にあるアメリカ山公園の大きなタブノキ (クスノキ科)
アメリカ山公園はみなとみらい線の終点「元町中華街駅」上の高台に広がる公園で、幕末から明治時代にかけてアメリカ領事館の建設予定地だった場所です
(実際にはアメリカ領事館は山手27番地に建てられましたから、この場所にはなかったのですけどね…)
横浜開港150周年(2009年)の記念行事として、新たに公園として整備されました。
ここには元町中華街駅から直接エレベーターやエスカレーターで上がってくることが出来ます。
写真左手には元町中華街・山下公園方向が見渡せ、右手を登っていくと横浜地方気象台の脇を通って外人墓地入口に出ます。
横浜地方気象台には、昭和2年に建設されたアールデコ調の建物が今もそのまま残されています。
横浜で最初の神奈川県測候所は、もともとは海岸通一丁目(山下公園付近)の場所に1896(明治29)年に造られましたが、大正12年の関東大震災で横浜の町とともにその建物すべてを焼失し、現在(山手町)の場所に震災後にあらたに建てられたものです。
横浜地方気象台は内部が公開されていて、当時流行ったアールデコ調の建築様式や装飾などを見学することが出来ます。
アメリカ山公園には大きなタブノキが植わっていて、ちょうどこの時期には枝先に付いた大きな冬芽が開き始めていて、薄緑色のやさしい色をした新しい葉や新芽が枝先いっぱいに付いているのが見えます。
タブノキの冬芽には、花と葉の両方が入っている冬芽と、葉っぱだけが入っている冬芽があって、花が入っている冬芽の方が少し大きく形もずんぐりとしていて表面の毛も目立ちます。
花入りの冬芽の方が、葉っぱだけのものより半月くらい早く開き始めます。
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