三渓園で見頃:ボタンクサギの花 … 自然観察・WanderVogel2014/07/19

ボタンクサギ
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三渓園では今、朝6:00~8:30 蓮池で早朝観蓮会(早朝のハス観察)というイベントをやっています。

この時期、園内ではあまり花の開花は観られないのですが、それでも写真のボタンクサギやムクゲの花は満開を迎えています。
「ボタンクサギ」は臭木というだけあって、他のクザギ同様に葉っぱをこすって匂いを嗅いでみると、臭い匂い(良く言えば独特な香り)がするので名付けられた名です。

クサギの仲間は以前はクマツヅラ科に属していましたが、今は(分類法が新しくなって)シソ科に分類されています。
日当りの良い場所に生える落葉小高木です。
三渓園でも、蓮池の北側(南面が蓮池)の良く陽の当たる場所に陣取って咲いています。

蕾みのうちは濃い紅色をしていて、「パッと見」のインパクトはあります。
開花し出すと淡いピンク色をした可愛い小さな花の固まりが、半球の手鞠のような形にびっしりと咲きます。

写真は、蕾みのうちのいくつかがちょうど咲き始めた状態です。
クロアゲハが蜜を吸いに来ていました。

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