箱根・駒ヶ岳で小学校の登山引率 … インストラクター・WanderVogel2014/10/02

箱根・登山引率
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先日、横浜市のある小学校の自然観察+登山体験で、箱根の駒ヶ岳周辺の低山を一日引率してきました。

このところ、小学校4年/5年生の自然体験授業を引率する機会が多く、僕の方も毎回なかなか楽しませてもらっています。

ただ、これは毎回思うことなのだが、もう少しゆっくり山の中、森の中を散策する時間が取れたらもっともっと面白い自然体験になるのだがなぁ。
まあこれも授業の一貫なので、ちゃんとした年間カリキュラムがあるのだろうからしょうがないのかな。


このコース、低山とはいえ、けっこうアップダウンのある登山道なので、こういう場所を引率する場合、どうしても歩くことがメインとなってしまいます。
足下ばかりに注意がいってしまい、周りのきれいな景色やおかしな形をした木々になかなか目がいかないんですね。

もちろん安全を考えれば、そうでなければ困るのですが、顔を上げて上を見上げるシーンがあまりなく、ちょっとかわいそうでした。

この辺りは、曲がりくねった木々が頭上を多い、眺望もあまり望めず、足下も岩がゴロゴロしていて歩きにくい。


この日 僕は、短い休憩を多く取るようにして、立ち止まって周りに目を移す時間を作ってあげた。
みんなで上を見上げ、面白い形をした木をあれこれ探しながら、想像力をめいっぱい働かせるというのも、子供たちにとって面白い発見なんだと思う。

このあたり、リョウブやアセビ、サルナシ、ツルシキミといったグニグニと曲がる木が多く、見ていても面白い。

そんな中、ときどきハッとするほど鮮やかなオレンジ色の幹を持つヒメシャラの木が現れる。
向こう側が透けて見えないほどに密集した萌芽枝を持つアブラチャンの木にも逢える。
探せば楽しい話題はあちこちにころがっている。


この時期、咲いている花は少なく、紅葉時期ももう少し先で、なんとも中途半端な季節の変わり目だが、色のない登山道の脇でたまに見つけるタイアザミやハコネトリカブトの花、リンドウの花に子供たちはいちいち歓声を上げていた。


でもそういえば、上に挙げた花たちはどれもみなムラサキ色をしている。なんでなんだろ?

箱根・駒ヶ岳で色付くナナカマドの実 … 自然観察・WanderVogel2014/10/03

色づくナナカマド
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箱根の駒ヶ岳周辺の低山でいよいよ色付き始めたナナカマドの実

ナナカマド:名前の由来は、「木自体が固く、大変燃えにく出来ていて、七回カマド(竃)に入れても燃えない」、ということから付けられたといわれていますが、僕はまだ試してみたことはないので、どれほど燃えにくいのかは分からない。
一方で、炭にした時には火力が強く、火持ちが良いというので良質な炭になるようです。

漢字ではその意味そのままに「七竃」と書きます。

花を見ると一見してバラ科には見えないのだが、白い小さな花が夏ごろに枝先にかたまって咲きます。

でも何といっても、やはり「ナナカマド」と聞くと、きれいに紅葉した葉っぱと、この写真のような真っ赤な実を真っ先に思い浮かべます。

紅葉した葉は意外に早く落葉してしまうので、冬になると葉が全て落ちて枯れ木のようになった枝先にびっしりと付いた紅い実が遠くからでも目立つようになります。

これから冬にかけて、山は一気に美しい色合いに染まっていきます。

山歩きが楽しい季節になりましたねぇ。

山上の農園(10月)・サツマイモの試し掘り … 畑仕事・WanderVogel2014/10/04

畑仕事・サツマイモ収穫
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9月中は仕事でもボランティア活動でも集中して忙しくなっていたので、なかなか畑仕事に出ることが出来ず、すごく気に掛かっていました。

昨日はバタバタと新潟・十日町/南魚沼へ会議・打合せで出掛けてきました。
懸念していた行政との打合せもことのほかうまくいき、ホッとする間もなくとんぼ返りで(高速をすっ飛ばして)日付の変わった頃やっと横浜に戻ってきました。

今日は午前中に昨日の結果をとりまとめ、急ぎ仕事を早々に済ませて、お昼過ぎに何とか畑に出る時間を作ることが出来ました。
明日・明後日は列島に迫りくる台風18号の影響で、三浦半島も嵐になるという予報です。
なんとかして今日中に畑の様子を見てきたかったので、ほんと良かったでした。ふ~っ、間に合いました。

先日植えたダイコンとカブの種は若芽の出方がいま一つで、周囲の草取りをして追肥もあげてきましたので、持ち直すでしょう。
当然 作物には農薬類は使っていませんから、せっかく芽吹いて出てきた葉っぱが少し虫喰い状態になっています。
まあ、それほど問題にはならないかと思いますので、しばらくはそのままにしておきましょう。


気になっていたサツマイモですが、地上部は相変わらずのジャングル状態なので、まずは芋がら(柔らかい茎の部分)の収穫です。

「サツマ芋の収穫は、地上部の茎が枯れ始めてからだよ」、言われていましたが、どうしても様子を見てみたくなり、試しに2つ3つ掘り返してみました。

う~ん、地下部分もしっかり大きくなっていました。とりあえずは、良かった!良かった!
育ち具合もなかなか良さそうです。

近々、残りのサツマイモも収穫してしまおう! その時にはまた、姪の力を借りるか。

以前の収穫の様子:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2014/08/15/

山上の農園(10月)・周りも秋の恵み ノブドウ … 畑仕事・WanderVogel2014/10/05

ノブドウの実
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今日(日曜日)は台風18号の影響で、朝から横浜でも風雨が強くなってきて、まるで嵐のような天気になっています。
昨日のうちに時間を作って畑に出てきて良かったぁ〜。


ノブドウ(野葡萄)は、普通にそのへんの山や野原に生えているツル性の低木なので、畑の脇などでもよく見られます。

つるは長くのびてジグザグに曲がるのが特徴で、葉は互生に付きます。ただ、花(集散花序)は葉と対生して付きます。
7月から8月に淡緑色で直径約3mmくらいの小さな花をたくさん咲かせます。

全体の姿はブドウやヤマブドウに似ていますが、ノブドウはブドウやヤマブドウとは別属で、ヤマブドウなどに比べると葉っぱの大きさが全然違います。
ノブドウの葉っぱはヤマブドウの数分の一程度のサイズです。
実際に並べて見比べてみると、かなり小振りなのがわかります。ノブドウの葉の形は3~5裂するのが普通ですが,変異が大きいので一定していません。


写真でもわかるように、実は光沢のある赤や紫、青色のかなり派手な色をしています。実には毒はないのですが、渋くて苦いのでマズくて食べられません。

そのため、ノブドウは(人にとって)利用価値が無くて役に立たないという意味合いからか「イヌブドウ」「ヘビブドウ」「カラスブドウ」などの別名があります。ちょっとかわいそうな扱われかたです。


ただ、漢方の世界では「馬ブドウ」との異名があり、「解毒」「関節炎」に効く薬として昔から利用されてきたようで、今でもわざわざ栽培されているそうです。

箱根・オトメアオイ(乙女葵) … 自然観察・WanderVogel2014/10/06

オトメアオイの花
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先日、箱根で見つけたオトメアオイの花

オトメアオイは名にある通り、箱根の乙女峠付近で発見されたのでこの名が付いたもので、いわゆるフォッサマグナ要素の植物の1つです。分布範囲も神奈川県と静岡県の山や林の中に限られます。
(環境省のレッドリストでは、準絶滅危惧種(NT)に登録されています。)


山中を歩いていても、よほど気をつけていないと見過ごしてしまうほど、地味で目立たない植物ですが、葉の形と模様に特徴があり、一度見つけて目が慣れるとけっこうあちこちに生えているのが解ってきます。
葉の模様(斑・雲紋)は個体差が大きく、見つけていくと本当に様々な模様を見ることが出来ます。

緑色から紫色の小さな花は葉の下に隠れ、枯葉や腐葉土などが上を覆っていることが多いので、根元をかき分けて探さないと上から見ただけでは花の姿は見えません。
なんとも風変わりな植物です。


このオトメアオイの壷形の花はじつは萼片が変化したもので、花弁自体はありません。この壷のようなものの中にオシベ・メシベが入っているという訳です。


どんな種類の昆虫が、この花の花粉の媒介をするのかははっきりわかりませんが、わざわざ容易に見つからないように花を咲かせているのには、何か重要な戦略があるのでしょうね。

一説ではキノコバエというハエやアリなどが媒介者になっているとも言われ、またカタツムリやナメクジ、ワラジムシやヤスデが媒介しているという説もありどうもはっきりしません。

東アジアではこのカンアオイ属は80種ほどあると言われていますが、日本には50種が生息しているそうです。
江戸時代から「山野草」として珍重されてきたこともあり、一部のマニアによる乱獲・盗掘で自然種の数が激減した地域もあると聞きます。


オトメアオイは大きくはウマノスズクサ科という科に属しますが、ウマノスズクサ自体もかなり変わった花・実を付けますので、そう思ってみると「なるほどな」と妙に納得してしまいます。

違う日に歩いた「湯坂路」では、オオバウマノスズクサがスターフルーツのような形をした実をいくつもぶら下げているのを見ることができました。
近くにはギンリュウソウやツチアケビといったもっと変わった植物も生えていました。


季節を彩るメジャーで美しい花々を愛でるのはもちろんですが、こういう変わった草花に出会えるのも山歩きの楽しみのひとつです。


・・補足・フォッサマグナ要素の植物とは?・・(神奈川県立 生命の星・地球博物館HPによる)
フォッサマグナとは「大きな溝」の意味で、糸魚川~静岡構造線の東側の地溝帯を指します。この地溝帯の南半分の地域には、この地域に分布が限られた植物が数多くあり、これらの植物をフォッサマグナ要素の植物といいます。
フォッサマグナ地区は、北は八ケ岳に及びますが、その中心は丹沢、箱根、富士、伊豆にかけてです。(略)

追浜の隠れ家Cafeで見かけたナツメの木 … 自然観察・WanderVogel2014/10/07

ナツメの葉と実
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追浜・夏島近くの山上にお茶室を使った隠れ家のような「cafe tsukikoya」というお店があり、姪とお昼を食べに出掛けてきた。

お茶室を改造して造ったCafeだからということなのか、あるいは「庵添えの木」の意味があるのか、庭にナツメ(夏目)の老木が1本ありました。

ナツメはクロウメモドキ(黒梅擬)科の落葉高木で、もともとは中国原産の木ですが、日本にはかなり古く(奈良時代以前)に渡来してきたようです。

漢字で「夏目」と書くように、夏に入って芽が出ることからナツメという名が付いたのだそうです。
また、茶入れの道具の「ナツメ・棗」という名は、その器の形がこのナツメの果実の形に似ていることによります。

実は食用(お菓子や甘露煮など)にも、漢方薬(強壮薬・鎮静薬など)にも使われます。

葉は互生で卵形をしていて、葉っぱの表面には3主脈が目立ちます。落葉樹というわりに葉は厚くツヤツヤしていて美しい。

材は硬く、車軸の材料などに使われるほか、使い込むほどに色艶が増すことから、高級工芸品(茶入、仏具、印材、家具)等にも使われるそうです。


庭の木には枝先に親指大の実をたくさん付け、たわわに実っていました。まだ緑色をした若い実もあれば、熟して茶色~赤に色変わりしている実もあります。

木肌の表情も豊かで、とても深みのある木でした。


・・・補足・庵添えの木(いおりぞえのき)・・・
茶庭において茶室の軒や腰掛待合、四阿(あずまや)などの近くに植えて風情をだす木を指す。特に樹種が決まっている訳ではないが、そこにはそれなりの雰囲気が求められる。

丹沢のシカを駆除しようと考えたわけでは無いのだが … WanderVogel2014/10/09

狩猟免許 他
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山登りや森林インストラクターの自然保護活動、畑仕事などを通して、特別なことを思い立ったというわけでもないが、ちょっと思うところがあって今年の7月に第一種銃猟狩猟免許を受けてみた。

ついでに警察署(公安委員会)で実施している 銃取得のための講習修了書なるものも時期を合わせて取得した。


試験の内容自体はそれほど難易度の高いものではないが、設問は普段馴染みの無い事柄だらけなので、事前の勉強はやっておかなければチンプンカンプンなものも多い。

法規や関係法令などの筆記試験の他に、紙芝居のように出される何枚もの「絵」を見て、その鳥/獣の名前を答える、という試験などもあった。絵1枚につき、答える制限時間は10秒ほどだったが、狩猟鳥/狩猟獣なのかどうかが一番の問題なので、30~40種類の姿かたちを覚えておけばこれはそれほど難しいものではない。

実地試験というのもあって、散弾銃の分解・組立てや弾の装填・取出し、射撃の姿勢、移動中の銃の扱い、空気銃の発射手順など、実地試験に関してはやることなすこと初体験な内容なので、こればかりはさすがに事前に行われる講習会などで練習をしておかないと、いきなり受験というわけにはいかない。

まあ逆を言えば、その事前講習会をちゃんと受けておきさえすれば、ほぼ合格するのではないか、という程度のものと言えなくもない。
とはいえ、いちおう試験なのでどちらの試験・講習でも何人かの不合格者は出るようだ。

面白いことに狩猟免許は更新することが出来るのだが、公安委員会の講習修了証明書のほうは有効期間が3年で、更新は出来ない決まりになっている。
(つまり、3年以内に正式に猟銃を持たない場合には、もう一度講習を受け直さなければいけない。)

これは、県の自然環境保全課や農地保全課あたりは健全に狩猟人口を増やしていきたいと考えているのだが、警察や公安の考えは出来るだけ一般人に銃を持たせたくない、という相反する方針が交錯しているからだろう。

公安委員会で行うこの講習/考査と猟銃の取得手続きが、銃による事件・事故を起こさせない(過去に警察に厄介になるような事件を起こした人間でない)ということが最重要事項のひとつなので、期限を切ることは解らないでもない。


丹沢の山や森林の植生に与えるシカの被害(食害)は、抜き差しならない状況にまでなっていることは一般のニュースでも流れているので、良く知られていることだ。

また、里山に近い畑に出没するサルやイノシシ、アライグマなどによる農作物の被害も年々大きくなっているのも本当だ。


では具体的にシカやイノシシなどの獣を(ワナや猟銃で)駆除してその後どう出来るのかは、神奈川県としてもまったく目処が立っていないのが実情だという。
他の県や北海道などでは、シカを獲って精肉(ジビエ)として流通するような仕組みがすでに出来上がっているところもあるが、神奈川県ではまだぜんぜんダメらしい。

ここ3年続けて参加している「やどりき水源林のつどい」では毎年、地元猟師が獲ってきたシカの肉を使って作る「鹿シチュー」が無料提供されるのだが、これがとても美味しい。
でもこれも、神奈川県では狩猟者自らが獲ってきた獲物を分けてもらい、さばいて調理する、ということが原則なのだ。
神奈川県では一般消費者の手元に、県内産の鹿肉や猪肉などのジビエが出回る予定は今のところまだない。


夜な夜な僕の借りてる畑にやってきては作物を荒らす、ハクビシンとかタヌキとかアライグマなんかをワナ猟で捕まえるか、ということも一時期真剣に考えたが(農作物を荒らす獣を捕まえるために、市で捕獲用の箱ワナを貸し出している)、捕まえた獣を殺して食べるというのも、想像するにちょっと恐ろしい。
(ワナ猟や網猟の免許は今回は取得していないし…。)

渓流でストーキングしながらドライフライでイワナやヤマメを釣り上げるのには絶対の自信を持っているが、生きてる動物を鉄砲で撃って自分で解体し料理して食べる、なんていうのは今のところそこまでは無理だろうなぁ。

狩猟といって僕がイメージ出来るのは、せいぜいカモとかキジバトとかヒヨドリといった鳥猟がいいところだろうなぁ。


いずれにしても、「自然」というのはどんな切り口をもってしても興味の尽きない、とても大きな世界だ。

季刊地域/NO.15:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2013/10/09/

紅葉の谷川岳・西黒尾根/天神尾根を歩く … WanderVogel2014/10/11

谷川岳の紅葉
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旧体育の日の昨日、群馬県の谷川岳を歩いてきました。

大型台風19号が接近しているとはいえ、まだかなり南の海上にあるので、10月10日は絶対に晴れると思っていたのですが、山の天気はそう思い通りにはいきませんでした。

西黒尾根から谷川岳頂上を目指し早朝に登り始めたのですが、谷川岳頂上はずっと濃い霧の中で姿を見せることはありませんでした。

山頂のトマの耳・オキの耳、浅間神社奥の院へと続く稜線上は新潟方向からの突風が吹きすさび、時おり体が持って行かれるほどの強風が吹いています。おまけに、みぞれまじりの霧が顔を打ちます。眼鏡も水滴でくもり、前が見えません。

天神尾根を下り始め、天神ザンゲ岩あたりで霧から抜け出て下ってきた登山道を振り返ると、周りは紅葉・黄葉がパッチワークにように広がり見事な光景が広がっていました。

トウダンツツジやカエデ類(ホソエカエデ、ウリハダカエデ、ミネカエデ、イロハモミジなど)、ヤマハゼ、ムシカリ(オオカメノキ)、ツタウルシ、リョウブ、ブナ、などなど紅葉(黄葉)も真っ盛りです。


西黒尾根は日本三大急登のひとつと言われているくらいですから(敬遠されて)なかなか人に会うことも少なく、(苦しいですが)登山道は空いていて快適に登れます。

この時期、紅葉目当ての登山者が多いのが天神尾根です。
天神尾根は谷川岳ロープウェーで天神平まで一気に登り、そこを起点に登り始められるのが人気で、さすがにここばかりは平日でも渋滞しています。

穴熊沢避難小屋で昼食を取り、天神平方向に向かいます。今日は頂上で休憩するどころではなかったので、時間的にも余裕があります。


天神平への登山道途中の分岐から田尻尾根を下ります。

ロープウェーを利用する人がほとんどなのでしょう、土合口へと下る田尻尾根を歩いて下る人はまれです。
混雑する山道と分かれて、ブナやリョウブの黄葉する木々に包まれて下って行く道は静かでなかなか良いものです。


下山後、近くにある町営の谷川温泉「湯テルメ・谷川」入浴料 ¥550 の川沿いの露天風呂に癒されて、帰路につきました。


コースタイム:
土合橋駐車場(5:40)~谷川岳登山指導センター・登山届提出(6:00)~西黒尾根入口(6:10)~(西黒尾根)~見晴しの効く尾根上(6:55)~天神平の見える尾根上1,405m(7:35)~トマの耳山頂(9:15)~浅間神社奥の院(9:45)~トマの耳(10:00)~天神ザンゲ岩(10:45)~(天神尾根)~熊穴沢避難小屋(11:20)(昼食)(12:00)~田尻尾根分岐(12:50)~(田尻尾根)~ロープウェーと交差(13:45)~林道を歩く~土合橋駐車場(14:20)

地図=1/25,000:水上/茂倉岳、山岳用GPS(GARMIN OREGON 650TCJ)

品川区大崎・ネイチャークラフトワークショップ … イベント・WanderVogel2014/10/12

ネイチャー工作教室イベント
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今年も昨年同様にJR大崎「しながわ夢さん橋」で行なわれたイベントで、ある企業主催のネイチャークラフトワークショップに森林インストラクターの仲間と共に参加してきました。

台風が接近しているということで、二日間の予定が急遽一日だけの開催に変更されてしまいましたが、今日は雨の心配もなく過ごし易い秋の一日になりました。

クラフトワークショップで作るものは、小さな子供の工作レベルで十分に楽しめるものばかりです。

丸太を切った小さな切り株を台座にして、松ぼっくりをツリーに見立てて飾り付けをするツリーの製作や、ドングリや小枝を使ったキィホルダーづくり、切り株にそのままデコレーションをして仕上げるコースターづくりなど、作り上げたものが多少イビツでも作り上げる過程が子供にとっては興味深いものなのです。

本当を言えば、手に持っている切り株や枝やドングリ、松ぼっくりなどがどこから来たものなのか、という「自然」そのものにも興味を持ってもらえればなお良かったなぁと、今年はこのイベントを通して思いましたよ。
そういう大切なところをきちんと「知らせる努力」を我々も心掛けんといかんのだろうと、しみじみと思った次第です。
こういったイベントでもそういうところ、大切なんですね。


親子連れは、開場の朝10時前から夕方4時過ぎまで、途切れることなくやってきます。

12席ほど用意したブースもたえず超満員の状態で、製作を指導・お手伝いする我々ボランティアも大忙しでしたが、楽しい一日を過ごすことが出来ました。

昨年の様子:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2013/10/14/

山上の農園(10月)・秋冬野菜の手入れ … 畑仕事・WanderVogel2014/10/13

畑仕事10月
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大型台風の来る前に畑を少し手入れしてあげようと、朝急いで畑にやってきました。

前回の農作業でダイコンとカブの種を植えたのだが、バタバタしてやったのがいけなかったのか、揃って成長しているという感じではありません。

なんとなくバラバラに育っているという感じです。昨年の様子と比較すると少し育ちが遅い感じもします。
それでも、ダイコンは1回目の間引き作業をしてきました。


サツマイモは野放図に伸びているサツマイモの葉の茎(芋がら)とさつま芋5~6個をとりあえず収穫です。

先日書いたように「芋がら」は、ゴボウ、舞茸などと一緒に胡麻油で炒めてきんぴらを作ってみました。芋がらにもちゃんと利用価値があって良かったですよ。
食べてみるとこれがなかなか美味しくて、白いご飯がすすみます。


そら豆、スナップエンドウ、絹さやなどのマメ類と、ニンジンやワケギ、ニンニクなどを植えようと思っていたのですが、なかなかまとまった時間が取れず、まだ手付かずです。
種は買っているのですがねぇ~。

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