山上の農園(10月)・周りも秋の恵み ノブドウ … 畑仕事・WanderVogel2014/10/05

ノブドウの実
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今日(日曜日)は台風18号の影響で、朝から横浜でも風雨が強くなってきて、まるで嵐のような天気になっています。
昨日のうちに時間を作って畑に出てきて良かったぁ〜。


ノブドウ(野葡萄)は、普通にそのへんの山や野原に生えているツル性の低木なので、畑の脇などでもよく見られます。

つるは長くのびてジグザグに曲がるのが特徴で、葉は互生に付きます。ただ、花(集散花序)は葉と対生して付きます。
7月から8月に淡緑色で直径約3mmくらいの小さな花をたくさん咲かせます。

全体の姿はブドウやヤマブドウに似ていますが、ノブドウはブドウやヤマブドウとは別属で、ヤマブドウなどに比べると葉っぱの大きさが全然違います。
ノブドウの葉っぱはヤマブドウの数分の一程度のサイズです。
実際に並べて見比べてみると、かなり小振りなのがわかります。ノブドウの葉の形は3~5裂するのが普通ですが,変異が大きいので一定していません。


写真でもわかるように、実は光沢のある赤や紫、青色のかなり派手な色をしています。実には毒はないのですが、渋くて苦いのでマズくて食べられません。

そのため、ノブドウは(人にとって)利用価値が無くて役に立たないという意味合いからか「イヌブドウ」「ヘビブドウ」「カラスブドウ」などの別名があります。ちょっとかわいそうな扱われかたです。


ただ、漢方の世界では「馬ブドウ」との異名があり、「解毒」「関節炎」に効く薬として昔から利用されてきたようで、今でもわざわざ栽培されているそうです。

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