横浜本牧三渓園/秋のイベント … 三渓園・WanderVogel2014/10/15

秋の三渓園イベント
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秋の三渓園のイベントは3つ+ボランティアによるイベントが行なわれます。

菊花展が10月26日(日)から11月23日(日・祝)まで行なわれます。
また、紅葉の古建築公開は重要文化財の「聴秋閣」と「春草盧」の二つが公開されます。
三渓記念館では12月15日までフォトコンテスト入賞作品展が合わせて開かれています。

11月24日(月・祝)にはボランティアによる有志による、秋の“一日庵(いちじつあん)” 茶会が白雲邸で開かれます。

11月29(土)、12/10(水)には午前・午後の2回、ボランティアによる秋の自然観察会も開かれます。


目玉は何といっても「聴秋閣」と「春草盧」の二つの建物の公開ですね。

「聴秋閣」は江戸時代初めに建てられた建物で、京都二条城に建てられたと伝えられている由緒ある建物で、そののちに徳川家光が乳母の春日局に払い渡し、実家である稲葉家江戸屋敷(現在の青山あたり)に移築されたものがここに移されたという由来を持つ建物です。
三つの異なる形態の屋根を組み合わせた斬新なデザインが目を惹きます。内部の造作もすこぶる凝った造りになっていて、デザイン性の高さを感じさせます。


「春草盧」は移築されてから一部増築されているとはいえ、元の江戸時代の意匠はそのままに残されています。三畳台目の小さな空間に、異なった意匠の九つの窓を持ち、織田信長の弟・有楽(うらく)の作とも伝えられている変わった茶室です。
侘びた風情とモダンで斬新なデザインが際立つ、小さいながらも圧倒される茶室建築が残されています。


11月も後半に入ると三渓園内の木々も一気に紅葉・黄葉が進みます。
古建築と紅葉の織りなす景色はまさに古き良き「日本の秋」を満喫させてくれますよ。
近くの方はぜひ見に行ってみてください。素晴らしさは保証します。

去年の紅葉:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2013/12/02/

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