吹付け断熱施工検査・3回目の検査でようやくOK? … 第三者監理・検査2014/10/16

吹付け断熱検査
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断熱材の製品の選択は、設計事務所の考え方や経験、施工会社の工事のやり易さや金額など、その性能だけでなく他の様々な“理由”で決定されます。
ただし、共通して重要なことはその製品の機能・スペックを十分に発揮出来るように、厚みや施工手順を守ってきちんと施工をすることだ。まぁ、至極あたりまえのことですが…

写真は先日行なったRC造・集合住宅の第三者検査での断熱材施工の検査写真です。
(検査用のノギスで吹付け断熱の厚みを確認しているところです。この場合、厚みは29mmあります。)


発泡ウレタンなどの吹付け断熱の場合、発泡後の断熱材の厚みが規定の厚み以上になっているかどうか、吹きムラがないかどうか、などが施工検査での判断基準となる。


1回目の検査では、厚みを示すピンの打たれている個所は良好だったですが、他の箇所は全て基準の厚み以下で施工されていた。
当然、現場監督も設計監理者も検査/確認をしているはず?なのですが、、許容判断が甘いというか、、悪くいうと性能以下になっているのを承知で工事を進めているのか?、と勘繰りたくもなる。

当然、私の検査・判断では是正・再施工の指示を出すことになる。加えて、次回2回目の検査では設計事務所の設計担当も呼んで「三者」で再検査・再確認をすることとした。


が、2回目の是正工事で今度こそ不良個所が改善されていると思っていたのだが、、またも施工不良の個所が多すぎて、再々是正施工を指示することとなってしまった。
もちろん、設計監理担当もこの施工のままでは断熱性能の著しい低下を認めざるを得ないので、再施工実施の指示には異論は出ない。


で、今回3回目の施工検査。

今回こそこれまでの指摘・是正が完璧に行なわれ、胸を張ってOK!、、とはいかなかった。 う~ん、何とも表現のしようがないが、まったく情けない、、
それでも平均すればなんとか合格、、というレベルまでにはどうにか改善することが出来た(かな?)。
それにしても、まったくどうなっているんだろうねぇ。


いずれにせよ今回のように、施主からの第三者による検査をして、不良個所をこまめに是正していなければ、確実に断熱性能は設計値(契約値)の半分以下になっていたのは確実だ。
そして、施工して数日もすると次の工事が入ってしまうので、不良個所は完全に隠されてしまうことになる。


このところ、RC造でも木造でもどの建設現場でも言えることだが、現場の職人の施工レベルに極端にバラツキが出ているように感じることがある。
たとえば3人の職方が来れば、1人は親方なので何とか施工は出来るが、もう1人は少し施工が解る(出来るということではない)というレベル、もう1人はまったくのド素人、という組み合わせも珍しくなくなっている。ときどき日本語も通じなかったりする。

これでそれぞれが勝手に施工を進めるわけですから、仕上りにバラツキが出るのはあたりまえです。


いつからこうなってしまったのか、、、まったくもって情けなくなります。
(あまり 愚痴は言いたくないのですがねぇ…)

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