アトリエ テラの光る泥だんごワークショップ … 土の魅力2014/11/09

光る泥だんごWS
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山王の壁画LABOで行なわれたアトリエ テラの田村先生指導の「光る泥だんご」のワークショップに参加してきました。

田村先生との付き合いはもう十数年にもなるが、なぜか「光る泥だんご」づくりに関してはちゃんとやったことがなかったので、良い機会だと思い参加させてもらった。

WS(ワークショップ)は今日を含めて2回あり、今日は心材になる荒木田土で球体を作る作業です。
荒木田土とは(ネット検索すると詳しく書かれているが、簡単に言うと)元東京・荒川沿岸の荒木田原に産した「壁土用」の土のことを指します。粘着性があり,壁土材料の他にも土俵の盛り土などに適した土である。とあります。
粘り気のある粘土質の土です。

これに少量の砂(川砂を目の細かいふるいにかけたもの)と少量の水だけを加えて、手でしっかり練り込んで下地材料とします。

土壁として作る場合は、写真右上の板にのっているような少し粗い目と細か目の混じった砂とスサ(藁を細かくしたもの)を混ぜて塗り混んでいきます。

次回は仕上げの土を塗り表面を磨いていくわけですが、今日「荒木田土」で作った球体を、次回までに真球に近い形にまで仕上げていくのが宿題です。
夏だと3日ほどで乾燥するということですが、今の時期ですと完全に乾燥するまでには1週間ほど掛かるかもしれません。

球体が乾燥したら、ガラス瓶の広口を使って真球になるまで球体表面を柔らかく削り落としていく作業になります。

田村先生から仕上げ土(天然土)を見せていただいたが、こんなにきれいな色の天然土があるのか!と、驚くほど鮮やかな色土でした。

これからは僕も山歩きをした時などに、動植物だけでなく周りにある「土」にも興味を持って、変わった美しい色の土を探してみよう。

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