寄沢・杉ノ沢の紅葉と冬芽観察(秦野林道) … 自然観察・WanderVogel2014/11/23

寄沢の紅葉
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今日(11/23)は11月29日(土)に行なわれる「やどりきの森に行こう!」の下見を兼ねた、紅葉&動物の痕跡探しに行ってきました。

僕は11月29日は別の自然観察会の引率で相模湖の方に出掛けるので、本番の観察会には参加出来ませんが、ホームグラウンドであるやどりきの森は十分に知っておかなければいけないのでしっかり下見をしてきました。

山の紅葉も里の方まで下ってきていて、寄(やどりき)大橋から秦野峠に向かって杉ノ沢沿いにはしる秦野林道から見上げる山肌はまさに紅葉真っ盛りでした。

黄葉・褐葉したケヤキやアブラチャン、ハナノキなどに混じって、目の覚めるような紅色のカエデ類の葉がひときわ目を惹きます。

常緑のスギ、ヒノキ、アラカシなどに混じってカヤやモミが広葉樹に混じって自己主張しています。
写真の稜線上に並んでいるのは木の形状からしてツガでしょうか。澄み渡る真っ青な秋空に独特のシルエットが映えています。
中央の山肌には目の覚める紅色のカエデが1本、断崖に張り付くように生えています。


コクサギの美しい冬芽、アブラチャンの黄葉と枝にびっしりと付く紅色をした小さな花芽、濃い赤紫色がよく目立つガマズミの葉、真っ黄色の葉を散らしながら存在感をアピールするハナノキの大木など、遠景から近景まですべてが美しくかつ興味深い。
春先一番に咲くキブシの花序も、来春の準備が着々と整いつつあります。

足下の斜面には紫色の可愛いリンドウの花がいくつも咲いています。


斜面にはニホンジカの足跡とけもの道が見えます。林道の上にはタヌキの糞、テンの糞も確認出来ました。

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