相模湖嵐山で森林探訪引率 … 自然観察・WanderVogel2014/11/29

相模湖嵐山
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今日、かながわ森林インストラクターの会主催で相模湖嵐山をフィールドに秋の森林探訪が行なわれました。

早朝は少し雨が降っていましたが、参加者が集まり出す頃には雨も上がって、何とか持ちそうだな、と班ごと(7パーティー)に分かれて嵐山頂上に向けてそれぞれで自然探訪に歩き出しました。

参加者の中には高齢の方も多かったこともあり、また一昨日の下見で嵐山から鼠坂(ねんざか)に降りる山道に掛かる数本の丸木橋がとても滑り易かったこともあって、探訪ルートを変更し嵐山往復に切り替えました。
道を安全なコースに変更したことで転倒やスリップなどのアクシデントのリスクは少なくなったのですが、今日はお昼になっても気温がぜんぜん上がらず、おまけに本降りの雨にも祟られ、参加者のみなさんは冷たく寒い思いをしたことでしょう。

午前中はかろうじて雨粒は落ちてはこなかったのですが、林の中で目につく様々なものを説明しながら頂上目指して登っていく途中、もう少しで頂上というところでとうとう本降りのかなり強い雨が降り始めてきました。

僕自身は雨の山も嫌いではないのですが、一般参加の方々はやはり辛そうです。なかには普通のスニーカーでの参加者もいて、さすがに足元からの冷え込みが身体に伝わってきたことと思います。
頂上でのお昼ご飯も雨の中で傘をさして、というありさまでおまけに眺望もまったくなく、う〜ん、なかなか厳しい。

終了後に回収したアンケートには、寒かったが楽しかった・また次回に期待します、というコメントが多くあってそれがせめてもの救いでした。

やはり雨が降る中で行なう自然観察系の森林探訪は、参加者の装備や登山道の整備状況などいろいろと考慮しなければいけない事柄が多いと感じます。なかなか難しいものです。
リーダーは春から、僕も1ヶ月前から、いろいろと準備や下見を重ねてきてやっと今日の本番を迎えたのですが、天気には勝てませんでした。次回リベンジです。


予定よりも早くにイベントが終了して解散した後に、インストラクターの仲間内で反省会というか慰労会が行なわれました。それが終って外に出てみるとさっきまでの雨はすっかり上がって、晴れ間までが出ているではないですか!

お昼近くの本降りの雨は何処へいった?という感じです。

せっかくですからスタッフだけででも、と遊覧船に乗り込み、湖を一周する30分程度の遊覧に出掛けました。
湖面から山の紅葉を愛でながら、水面に浮かぶ様々な水鳥の観察会となりました。

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