馬車道などで開催されている SILK ウォークラリー … 建築散策・文化財保全/HM2014/12/02

横浜SILKウォークラリー
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以前(今年6月の)Blogで、生糸のアンペラ梱包やその梱包に貼られた「生糸商標」のこと、また「蘭字」という(お茶の梱包に貼られた)薄い和紙で出来た「西洋文字を使った絵票(ラベル)」のことを書きました。

今横浜では、馬車道から日本大通りにかけて歴史的な建物をめぐりながら、「生糸商標」(の復元シール)をゲットしていくという「SILK ウォークラリー」というのをやっています。

横浜と生糸は切っても切れない関係にあります。
今年世界遺産に登録された「富岡製糸場」で作られた生糸も、最終的にはここ横浜の港から欧州に向けて輸出されていきました。その富岡製糸場も(三渓園を作った)原三渓が36年間も所有・経営していた、ということからも横浜と生糸が深い関係にあったことが解りますね。


こういう催しには、横浜市民としてはやはり積極的に参加していかねば、と僕は思っている。
というのも以前、横浜市とヘリテージマネージャーらで横浜の歴史的建築物を一般の方々に知ってもらうため、馬車道から日本大通りにかけての歴史ある建物を廻ってカードを集めよう! というイベントを手伝ったことがあったのだが、やはり参加人数がたくさんいないとこういうイベントはぜんぜん盛り上がらないんだよなぁ。

ということで、昨日 横浜市開港記念館に行ったついでに、とりあえず3カ所の施設を廻って生糸商標シール(チョップシール)を集めてきました。
県庁前のイチョウの並木はすっかり黄葉してハラハラと散り出して、歩道を黄色く染めていました。

で、これを三渓園に持っていくと、素敵なスペシャル小物をプレゼントしてくれるのですよ! すごいですね!
(その素敵なプレゼントというのが、商標の付いたただのクリアファイルであることを僕は知っているけど…、まぁ、それはそれとして、、)

何はともあれ、こういうイベントは一人一人が盛り上がりに加担することが大切なんだ。

「繭と鋼」展:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2014/06/16/
「明治大正の生糸産地と横浜」展:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2014/06/02/

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