家の近くの侍従川の街路樹:アキニレ … 自然観察・WanderVogel2014/12/08

アキニレの黄葉と翼果
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家の近くを流れる侍従川沿いの街路樹のアキニレが黄葉し、乾いた翼果が風に揺れていた。

ニレの樹にはハルニレとアキニレの2種があります。
ハルニレは春に花が咲き、春のうちに果実が成熟するのに対し、アキニレは秋に花が咲き秋のうちに果実が成熟します。

アキニレは日本の中部より西に分布するのですが、横浜は街路樹としてアキニレをよく目にします。馬車道の街路樹にもセンダンの木に混じってアキニレが植えられていたように思います。

葉は小振りで肉厚、固くしっかりとしていますが、黄葉(紅葉)した後に落葉する落葉樹です。
葉は左右非対称で、枝先に行くに従って(後から出た葉ほど)葉っぱが大きくなる、という変な葉の育ち方?をする。
葉の形も丸いものから細長いものまでけっこうバリエーション豊かです。
葉の基部が左右非対称になるのはニレ属(ハルニレ、アキニレ、ケヤキ、ムクノキ、エノキ)全般に言える特徴なのだそうだ。

落葉すると薄くて丸い翼果だけが枝に残り、そのまま年越しを迎えることが多いので、冬のアキニレは独特で変わったシルエットになります。
翼果は風に乗って遠くまで運ばれていくのに適した形状をしていますが、冬の終わりまでけっこうしぶとく残っています。

風が吹くと翼果全体が揺れてシャラシャラと音がするような感じがします。

樹皮(じゅひ)は不揃いな鱗片状にはがれ、まだら模様になりあまり美しくないが、それも特徴と言えばその通りですね。

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