町中の公園で見つけた開花し始めのハナミズキの花 … 自然観察・WanderVogel2015/04/10

咲き始めのハナミズキ
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今日は東京/練馬で建設中の木造住宅の構造検査に行ってきました。(でも、構造検査の話しは置いておいて、、)

現場の向かいに小さな公園があって、そこに何本かのハナミズキの木が植えられています。
3週間ほど前に見つけた時には、まだ小さな堅い蕾(冬芽・花芽)の姿でしたが、今日久しぶりに行って見ると色鮮やかに開花し初めていました。

ハナミズキはアメリカ原産のミズキ科の落葉高木で、別名アメリカヤマボウシとも呼ばれています。その別名の通り、ヤマボウシの仲間です。
写真は今まさに開花し始めたばかりの姿です。
ハナミズキの花には白からピンク、紅色まで様々な色のものがありますが、(咲き初めということもあるのでしょうが)これはとても鮮やかな美しい紅色をしています。

じつは、この花びらに見える部分は花びらではなく総苞(あるいは単に苞)と呼ばれる花を包み込んでいる萼のような葉っぱなんです。
本当の花は中心部分に見える小さなツブツブの部分です。
実を付けた姿も変わっていますが、この姿もなんだかとっても日本離れしていて、とても変わっていますね。

ハナミズキは街路樹や公園樹としてあちこちで良く植えられていますので、日本古来のヤマボウシよりも都会ではかえって馴染みのある木だと思います。
でも、開花したばかりのこの時期は花が小さくて、遠目で見ると写真で見るほどは目立ちません。

ですから、この時期ハナミズキを街中で見つけた時には、ぜひ近くに寄ってよ〜く観察してみてください。
その変わった姿を確認することができますよ。

箱根のヤマボウシ:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2014/09/21/

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