旧三国街道の谷沿いに咲くトチノキの花 … 自然観察・WanderVogel2015/05/19

トチノキの花
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昨日・今日と新潟主張で、泊まりがけで出かけてきました。

仕事は順調に進み、陽のあるうちにあらかた片付いたこともあって、帰りはまた国道17号線を苗場経由で車を走らせました。
前回は陽が暮れる寸前ということもあって、あまりまわりの樹木もよく見えなかったのですが、今日は快晴の空をバックに咲くたくさんのトチノキの花を見ることができました。

トチノキはマロニエという名で呼ばれることもありますが、マロニエは近縁種のセイヨウトチノキのことで、日本の野山で見られる種とは少し違います。
栃餅の材料になる栃の実はこのトチノキの実のことです。
栃の実は縄文時代から食用にしてきたようですが、アク抜き(渋抜き)の手間が大変です。

トチノキは大木になります。道路を走っていても樹高が高くてひときわ立派で、存在感があります。
枝先に集まって開く掌状複葉の葉もとても大きくて、40〜50cmはゆうにあります。
葉の先から立上がる円錐形をした穂状の大きな花(の集合体)は、遠くからでも一目で目立ちます。


群馬県側ではトチノキに混じって、ハリエンジュ(ニセアカシア)も満開を迎えていました。
ハリエンジュもトチノキと同じような大木になります。また、トチノキの花に負けず劣らず、枝が折れてしまうのでは、というほどたくさんの花をつけます。

そして、どちらもミツバチが好んで吸蜜する花として知られています。
ということで、帰路に「道の駅」に寄って、お土産にハチミツをひと瓶買って帰りました。

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