西丹沢・丹沢湖畔に咲いていたクサギの花 … 自然観察・WanderVogel2015/08/10

クサギの花
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気をつけていると、町中でもけっこう見る機会があるクサギの花。
実は僕がいつも使っている京急線の金沢八景駅の上り線ホーム真向かいにも大きなクサギの木があって、この時期は手を伸ばせば届きそうな距離で花を付けています。

写真は、昨日行ったフライフィッシングの道すがら、丹沢湖西端・世附川のバックウォーター付近で見かけたクサギの大木。
道路上からはちょうど目の高さに花を見ることができたので、良く観察することが出来ました。

クサギ、漢字で書くと「臭木」と書きます。本人(本木)に取ってみれば、失礼な呼ばれ方で、これでは最初からあまり良い印象をもたれませんよね。
確かに,幹を傷つけたり葉っぱをこすると(人によっては)イヤな匂いに感じます。

林などでギャップが出来た時に真っ先に取り付くいわゆる「先駆種」のひとつなので,道路脇とか水辺とか陽当たりの良い場所に生えていることが多い。

子供たちを対象とした自然観察などでは、クサギを見つけるとまずはこの葉の匂いをみんなに嗅がせます。大人はクサい匂いと表現しますが、子供たちはピーナッツバターの匂いがする,という子が多い。感覚の差なんでしょうか?
調べてみると、若葉は山菜になり、加熱すると臭気が消えるので、天ぷらにすると美味しい。とあります。

実が出来ると、かなりカラフルな感じになり、周りからは完全に浮いて見えます。

クサギの実:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2014/10/19/

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