イロハモミジの幹に作られていたヒロヘリアオイラガの越冬巣 … 自然観察・WanderVogel2015/10/10

ヒロヘリアオイラガの越冬巣
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先日(9/30)にblogにUPした、ヒロヘリアオイラガの越冬巣(抜け殻)を見つけた。

イロハモミジの幹の裏側を探してみると、すでに抜け殻となっている越冬巣(昨年の?)があった。上部に丸い穴が空いているので、そこから羽化して出たのだろう。
穴にサナギの時の皮(シャック?)が引っ掛かっているものまである。

先日のblogでも書いたように、今年のは終齢幼虫の段階であらかた駆除してしまったので、他にないかと木の幹を目を凝らして探してみましたが、今年の新しいものはどうやら無さそうです。
と言っても、穴が空いているので「巣」と解るが、空いていない状態であればはたして気が付いたかどうか・・・見事な擬態・カモフラージュです。


安心したのもつかの間、それから数日後、思わぬところに越冬巣を作っているではないか。
カエデの木のすぐ下に、大きめの鉢植えのヤブランを置いているのですが、その素焼きの鉢の側面をよ~く見ると終齢幼虫からサナギになる一歩手前の姿で越冬巣に入っているヒロヘリアオイラガを10匹ほど見つけました。

う~ん、こんなところに潜んでいたのか・・・、なんてこった、油断も隙もない。見つけたからには徹底的に駆除したのは言うまでもない。
ちゃんと駆除しておかないと、来年も今年同様に丸裸にされてしまうからね。


でも、もともとはこいつらいったいどこからやってきたのだろう?
不思議だなぁ。

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