小学校の自然観察&間伐体験の引率 … インストラクター・WanderVogel2015/11/26

間伐体験とウバユリの実
- -
今日は朝方まで結構強い雨が降っていたのですが、お昼近くには雨が上がるであろうという予測のもと、予定通りに小学校の自然体験学習が行なわれました。
場所は小田原市の自然公園内、人工林と広葉樹林の混じった林の中で行なわれました。

小学校低学年の生徒たちを引率して、まずは雨に濡れた林の中を散策します。
林の中ではいろいろな発見があります。
気温が下がり始めたこの時期は、花の姿もカラフルな実もあまり見ることができませんが、それでも、フユイチゴの紅い粒々の実やヤブコウジの紅い丸い実など、葉の裏に隠れて実を付けている植物が見られました。

また、いろいろな形をした落ち葉を手に取って、どの木から落ちてきたのかを探したり、雨上がりに生えてくるキノコ類を探したりと、生徒たちにとっては新しい発見があったと思います。

間伐体験では、各班ごとに20年生くらいのヒノキの木を1本伐採します。伐採後に、切り倒したヒノキの木を自分でスライスして、一人1個ずつ木製コースターを作ります。


写真はスギ、ヒノキの林の中に立つ ウバユリの枯れた実です。
晴れた日が続くと実の上の方が割れて、そこから薄い透き通った翼を持ったたくさんの種子が飛び出し、風に乗って林内にバラまかれることになります。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2015/11/26/7924838/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

アクセスカウンター