自然系のアクセサリー:1 … 自然観察・WanderVogel2016/02/05

自然系のアクセサリー
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野山に入るといろいろ面白いものを拾って持って帰ることがあります。

このblogでも時々登場していますが、落ち葉や松ぼっくりなどの実、鳥の羽、などなど変わっていて、不思議な形状をした「落とし物」を拾うことが出来ます。
僕の場合はまだそれを使って何かを作ろうと思っているわけではありませんが、自然の造形の面白さについつい手に取ってしまうのです。
子供相手のイベント(自然工作教室など)では、数年前から子供たちと一緒に何かを作ったりしているが、いままではそんな程度でした。

今日は土の造形物を作っておられる先生のアトリエにうかがったのですが、その時に出会った方が写真のような種を使ったアクセサリーを作っている方で、いろいろ話しをすることが出来ました。
採取場所は主に、中央線沿線の農家や公園ということで、山から採ってくるということではなかったのですが、こうして作り上げたものを見ているとあらためて自然の造形の面白さが解ります。

ちなみに、写真に写っているものを少し解説すると、黒い玉は「ムクロジ」の種です。
ムクロジは漢字では「無患子」と書き、縁起が良いものとされています。お正月の(最近はあまり見かけませんが…)羽根突きの玉にも使われています。面白い溝の入った白い玉はセンダンの種子です。

茶色いハート形をした実はヒメグルミの実です。オニグルミの実は大きくてアクセサリー向きではないでしょうが、ヒメグルミの実は楽しい形をしているので、確かにこういったアクセサリーには向いているのでしょう。

それぞれ都会の林や公園、街路樹、庭木などで見かける樹木なので、採取も難しくなく、ある程度数も揃いますので、作りやすいのかもしれませんね。
作った方に聴くと、数は採れるがきれいな形だけを選別すると、けっこう捨てるものも多い、ということでした。

でも、山にはもっと変わったものも落ちているんですよねぇ〜。次回の低山歩きではそんな目で見ながら山を歩いてみよう。

何か面白いものが作れる「自然素材」が集まる気がします。

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