花冷えの三渓園・サクラは満開を通り越して … 自然観察・Volunteer2016/04/02

春草盧
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今日は本牧・三渓園にある、茅葺き民家・旧矢箆原家住宅でガイドボランティアをしてきました。
花冷えの天気で、サクラの花びらも地面にハラハラと舞い始めています。この分だと、明日・日曜日には花吹雪が舞いそうな感じです。

昨年末に屋根を葺き替えたばかりの春草盧(九窓亭)は、明け方に降った煙霧に濡れて檜皮(ひわだ)が鮮やかなオレンジに輝いていました。
春草盧は、桃山時代の建築と伝えられ、三畳台目(さんじょうだいめ)の小間茶室は、織田有楽斎の作品とも伝えられています。茶室内に九つの窓があることから、かつて「九窓亭」と呼ばれていました。

園内の咲くロウバイや梅の花はとっくに終りを迎えていて、この間まで咲いていたトサミズキも数輪の花びらが残っている程度で花の時期はすでに過ぎてしまいました。
一方で、シャガやタチツボスミレ、キランソウ、ヤマブキなどが春らしい花の色を見せてくれています。

三渓園では、4/29~5/5までの期間で、「新緑の古建築公開 - 数寄屋建築 江戸と近代 - 」と題して、江戸時代初期に和歌山・紀ノ川沿いに造られた紀州徳川家の別荘と伝えられる「臨春閣」(重要文化財)と、三渓園の創設者/原三渓の住居であった大正9年建築の「白雲邸」(横浜市指定有形文化財)の二棟の建物の内部が公開されます。
どちらも美しい建物です。

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