フサザクラの枯れ枝に生えるキクラゲたち … 自然観察・WanderVogel2016/04/05

フサザクラの枯れ枝に生えたキクラゲ
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先日、丹沢の沢の河床近くに生えていたフサザクラの枯れ枝に鈴なりに生えていたキクラゲを見かけました。

遠目ではアラゲキクラゲ(南方系)かと思って双眼鏡でよく確かめてみると、普通のキクラゲ(北方系)でした。
透明感のある肉厚で柔らかそうな姿が、いかにも美味しそうです。(といっても、キクラゲ自身は味も臭いもしないのですけど…)

キクラゲは漢字では「木耳」と書きます。解説がいらないくらい形そのものを表現しています。
日本語のキクラゲという音は、まさしく木に生えるクラゲのような食感、と言うことなんですが、これも納得です。
wikiでは、春から秋にかけて、広葉樹のケヤキやニワトコの倒木、枯れ枝に発生する。と書かれていますが、ここでは河床近くに生えるフサザクラに密集して生えていました。

お店では乾燥ものが売られていることが多いですが、生キクラゲは乾燥ものを水戻ししたものより、より弾力性と歯ごたえに富んでいて、また違った食感が楽しめます。
収穫して行きたいところなれど、そこは国定公園内ということで、自然公園内での植物採取は(落ち葉や枯れ枝も含めて!)基本的にNG(立場上?でも)なので、眺めて写真を撮るだけで我慢します。

丹沢から箱根の内輪山にかけての山域を歩いていると、広葉樹の立木の枯れ枝部分にキクラゲが生えているのにけっこう出くわします。
自然公園に指定されているところ以外で見つければ(上手い具合にそういうところがあれば、ですけど)で、小量採るくらいは問題無いのではないかな。

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