三浦半島・小網代の森の経路に咲くギンラン … 自然観察・WanderVogel2016/05/06

ギンランの花
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昨日行った「小網代の森」、径の脇に普通にギンランが咲いているのでちょっとビックリしました。
(写真:明るい林をバックに咲くギンランの花)

かつてはどこでも見られた花ですが、今では山歩きをしていてもなかなか見ることができません。
そんな絶滅危惧種並の扱いをされているギンランが、何げなく径の脇にポツンと何株が咲いていたので、驚いたというわけです。しかもかなり栄養状態の良い大株です。

このラン科の植物は、林床などにつく「菌根菌」と呼ばれる菌類と共生して生きている植物なので、これを掘り起こして持ち帰っても絶対に育たないと言われる植物のひとつです。
それでも、それを知ってか知らずか盗掘が絶えず、山から姿を消す原因のひとつとなってしまっています。

小網代の森の経路に咲いていた美しいギンランですが、次ぎに行った時にもちゃんと残っているのかどうか、すごく心配になりました。

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