畑脇の薮にコガタスズメバチが巣を作っていました … 自然観察・WanderVogel2016/05/20

コガタスズメバチの巣
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畑脇の薮の中にトックリバチの巣のような蜂の巣がありました。

近くに作った蜂がいないかしばらく観察していたのですが、見当たりません。
飛んでいる蜂の姿を見ていないので、どの蜂がこれを作ったのか確かめられませんでしたが、トックリバチにしては巣が大きい感じがします。もしかすると、コガタスズメバチの巣かもしれません。

帰って調べてみると、5月頃にこのようなとっくり型の巣(初期巣)を作るのは、コガタスズメバチの可能性が高いようです。
巣は秋にかけてどんどん大型化していって、最終的には100匹以上の蜂が棲む大きな巣になる。
それほど凶暴ではないが、より人間の住居近くに営巣するケースが多いため、刺傷被害は非常に多い。
垣根の中や生い茂った藪の中、家の軒下などに巣を作る、と書かれていました。

体長は22〜27mmとありますので、コガタと名が付く割に実際にはそれほど小型ではなく、むしろキイロスズメバチなどよりも大きいくらいです。
どうやら、容姿がオオスズメバチに似ているので、それと比べると「コガタ」と言うことのようです。

だとすると、かなり恐ろしいではないですか、、、 良かったぁ〜。変なイタズラしなくて。


巣は近くから集めてきた泥や土で作られていて、口と手足を使って上手に作っていきます。

近くで見ていると危険なことはわかっていますが、巣の表面に浮かび上がる横目模様が何とも美しい。

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