ジャガイモの収穫 第一弾 … 畑仕事・WanderVogel2016/06/01

ジャガイモの収穫
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梅雨に入る前の5月中にどうしてもやっておかなければいけないことがあったので、今日は朝5時起きで畑作業をしてきました。

今日はサツマイモを植えます。
今年は種イモからツル苗を育てる時間が取れなかったので、苗ツルをタネ屋さんに注文し、先週受取っていたのですが、バタバタと忙しくて植え込む作業が今日になってしまった。

ついでに、延びてきた周りの雑草を刈り払い機できれいに刈り取っていきます。だんだん気温が上がってきて、防護マスクが息苦しくなってきます。
夏野菜の苗にも水をやっておきましょう。

ジャガイモの出来を見るため、とりあえず1/3程度を掘り起こしてみます。
ジャガイモ畑では畑の中に生える雑草はあえて取っていません。もちろん、除草剤や農薬など身体に悪そうなものも一切使っていませんよ。ですので、ジャガイモ畑は草ぼうぼうでかなり野性的です。
しかし、掘ってみるとジャガイモはなかなか良い感じに大きく育っていました。
収穫して集めてみると、大きなレジ袋で2つ分になりました。家庭で使う分としたら、これくらいでちょうど良いな。

今日は、このくらいで引き上げます。早朝から昼前までの計5時間の畑作業でした。

雨の翌日、柔らかくなった土の上を歩いていたオケラ … 畑仕事・WanderVogel2016/06/02

可愛いケラ
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「手のひらを太陽に」♪僕らはみんな生きている~♪ の歌詞に出てくる「オケラ」です。

正式な名前は「ケラ」ですが、見つけたときはその可愛らしい姿からか、何故か「オ」を付けて、あっ、オケラ!と呼んでしまいます。
日本にはこの一種類だけが生息していると言います。

太くて丈夫な腕とその先に付いている鋭い指状の爪で土を掘ってどんどん潜っていきます。
小さいながらも羽根も付いていて飛べます。鳴きます。泳げます。
食べ物はミミズや草の根などで、生活全般から食事さえも土の穴の中でします。

農薬や環境の変化に弱いので、こうして姿を見られるのはまだ土の環境が安全域にあるということの現れなのか?

土の中では比較的安全に暮らしていますが(と言っても、土の中でモグラやヒミズと鉢合わせしてしまうと、パクッと食べられてしまいますけど)、こうして地上に現れてノコノコ歩いているとすぐに鳥やタヌキにつかまってしまうぞ。

この時期、低山は食べられる木の実でいっぱい … 自然観察・WanderVogel2016/06/03

ヤマグワの実
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この時期、低山は食べられる木の実がたくさん見られます。

ヤマグワ、ヤマモモ、クサイチゴ、モミジイチゴなど足元にも頭上にもそこここで見られます。
神奈川県で特に目につくには、写真のヤマグワの実です。
赤いのはまだ食べ頃ではなくて、黒くなってからが食べ頃です。ちょうど今、赤から黒に変わっていく時期です。

小学校の自然観察でインストラクターをする際は、本当はこういう自然のものの味を子供のうちから経験しておくべきだと思うのですが、学校によっては(保護者会によっては?)一切禁止、というのが多くなっています。
アレルギーの起き易いものであるのならばしょうがないのでしょうが、この程度の大きさのものならば僕はたいして問題無いと思うのですが、、、ダメなんでしょうかねぇ。

口に含むと、甘酸っぱい自然の味が口いっぱいに広がります。
僕にとっては懐かしい野山の味です。

県西部の植林地で下草刈り作業・インストラクター … 森林整備・Volunteer2016/06/04

植林地での下草刈り
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今日(土曜日)は、神奈川県「緑の募金」の保全活動で県西部にある植林地での下草刈りに行っていました。

行って来たと言っても、実際に作業をするというわけではなく、引率指導をするインストラクターとしての参加です。
受け持った班の半数はベテランさんだったので、初心者に近い残り半数の参加者に目を配りながら、山の斜面での下草刈り作業を進めます。

場所は無花粉スギの植林地で、スギの苗木は材齢が5~6年という感じです。すでに僕の腰から胸の高さくらいにまで育っています。
鬱蒼と生える下草もまだこの時期ですと苗木よりも背が低いので、間違ってスギを刈ってしまう心配も無さそうです。

作業は当初予定の時間よりも意外と早く終り、みなさん怪我も無く、熱中症にもかからずに無事に終らせることが出来ました。
参加者からは「もう少しやりたい」と言う言葉が出るくらい順調に作業が進んで、逆に驚いたくらいです。

写真は作業後の植林地の姿です。(作業前の写真とビフォー・アフターの姿を見せたいところですが、作業前の写真は撮り忘れました。)
作業を終えると、見違えるほどきれいにスッキリと仕上り、みなさん大満足でした。
植林は植えてしまえばそれで終わりというわけでは無く、このように何回かの下草刈りが必要になります。特に背の高さが小さいうちは毎年の下草刈りは欠かせません。
ある程度の高さまで育てば、下草も生えにくくなりますのでそれほど心配は要りませんが、今度は枝打ちや除伐・間伐の作業が出てきます。

木を育てるというのは、なかなか手のかかる厄介なものなのです。ましてや、木材(原木)価格が年々下がっている昨今ですので、林業家も大変です。

今日は快晴の天気で気温が上がって、熱中症などの心配をしましたが、風があったことが幸いしました。
大汗をかかずにすみましたが、とりあえずビールで乾杯です。


明日の天気予報は降水確率が50%となっています。
山上の畑の作物のためには、明日まとまった量の雨が降ってくれれば、ありがたいのだがなぁ。

色付きつつある山のヤマモモの実 … 自然観察・WanderVogel2016/06/05

ヤマモモの実
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近くの山に生えていたヤマモモの木。

今年もいっぱい実を付けています。
まだ少し若いので、真っ赤に色付き食べられるようになるのは、もう1週間程度後になるかな。
美味しんだよなぁ、ヤマモモの実!
カラスのエサになるくらいなら、人が収穫してジャムやお酒にした方が良いと思うんですよね。(カラスには気の毒だけど…)

横浜・関内駅の駅前にも街路樹としてヤマモモが植えられていますが、ここも採る人がいないので、熟して歩道上に落ちるとベタベタして気持ち悪いんだよなぁ。
もったいないなぁ~、と毎年この時期そこを通るたびに思います。


今日は天気予報通りに、金沢八景では朝から雨が降りました。
夕方には雨は止みましたが、この雨でまたキクラゲが出ていることでしょう。明日朝また、ちょっと様子を見て来よう。

名前の由来が意外でウソっぽいクララの花 … 自然観察・WanderVogel2016/06/06

クララの花
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金沢八景の山に咲いていたクララの花。

花の形、葉の形状を見てもらうと解るように、マメ科の植物・草本です。多年草です。
クララという名前、誰が聴いても和名には聴こえないというか、ぜんぜん日本語っぽくない名前ですよ。
絶対にイメージするのは、アルプスの少女ですよ。

でも、その名の由来を聞くと意外と言うか、ホントか〜?と疑いたくなるほど冗談な命名で、ほんとビックリです。
僕もつい最近教えてもらって、名前の由来を知ったのですけどね。

その和名・クララの由来は、その根を噛むとクラクラするほど苦いことから、名付けられたと言います。
元々は眩草(くららぐさ)と呼ばれていて、それが転じてクララと呼ばれるようになった、って、そう聴いてもまだ冗談ぽいですよ。

名前の可愛さとは裏腹に、クララは全草毒草です。
中でも根の部分が特に毒性が強く、アルカロイド系の毒を持つと言います。
そりゃ、根を齧るとクラクラするよなぁ。
根は生薬になると言うが、量を間違えると脳が麻痺し、呼吸困難であの世行きだそうです。

可愛い姿と少女っぽい名前のわりに、十分に恐ろしい植物なんですね。

市内の小学校のホタル観察引率インストラクター … 自然観察・Volunteer2016/06/08

ヒメコウゾの紅い実
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今日は小学校のホタル観察会の引率インストラクターで近くにある「自然観察の森」に行っていました。

横浜市内にある小学校の屋外授業です。自然観察の森には「ゲンジボタルの池」があって、夕方そこでホタル観察会が行われました。
日が落ちてからでないとホタルは飛びません。ですので、7時〜7時半くらいを目標に、ホタルの暮らす池へと薄暗くなった山路を小学生と一緒に降りて行きます。

15人ほどの班構成で、先生1人とインストラクター1名が前後を挟んで引率します。それが6班もあるので、静かに歩かせるのはなかなか大変です。
薄暗くても何となくうっすらと路が見えている状態から、一歩森の中に分け入ると辺りは真っ暗になります。
真っ暗な森の中を懐中電灯を付けずに歩くという体験も、森の姿を知る上ではとても大切なことです。


今朝方まで雨が降っていたのが幸いしたのか、今年は昨年よりも多くのホタルが乱舞していました。

足元の葉の上や葉の影で光っているのはメスで、盛んに光りながら頭上を飛び回っているのはオスだよ、などと説明しながら、30分ほどホタルの光に囲まれて楽しい時を過ごすことができました。


写真は自然観察の森で見かけたヒメコウゾの紅く色付いた実。ひとつ摘んで口に入れると、ほんのり甘い野生の実の味がしました。

ジャガイモの収穫 第二弾 … 畑仕事・WanderVogel2016/06/10

畑仕事、ジャガイモ収穫第二弾
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6/1のジャガイモ掘り第一弾に続き、今日第二弾の収穫です。

日中の仕事を早めに終らせ、夕方2時間だけ畑に出てジャガイモ収穫と夏野菜に水やりです。
今日はネコ車に一杯分を収穫して、日が暮れて暗くなる前に帰ります。

夏野菜のピーマンが大きく育っていたのですが、大きいのから食べられてしまっています。近くに落ちていた糞から推測するに、タヌキではなさそうです。たぶん、アライグマかハクビシンの仕業かと思います。ゴーヤやシシトウ、ピーマンの新芽の柔らかい部分も齧られています。
まったく油断出来ない悪いやつらです。

なぜかサツマイモのツルは齧られていないので、彼らにとってはあまり美味しく感じないのでしょうか? サツマイモの芋の部分は、少しでも地上に顔を出していればすぐに齧り付くくせにね。

現役ワンゲル部の岩登り講習会 … ロッククライミング・WanderVogel2016/06/12

ロッククライミング講習
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6/11〜12(土・日)に栃木県鹿沼市のある岩山で、毎年恒例の母校ワンゲル部のロッククライミング講習会を開催しました。

20歳前後の現役部員たちを前に、岩登りの技術やルートの見つけ方、安全確保の取り方など、岩登りの基本・岩山歩きの要点を教えてきました。

土曜日は現役部員10名参加、日曜日は13名の参加となりました。
初日は午前中に基本動作の講習(部員はみな事前に基本的なことは学習してきている(?)であろうから、復習ということになるかな)をしてから、午後から岩山ハイキングコースを縦走して岩歩きを実践しながら教え、夕方にキャンプ地に戻ってくるという練習メニューです。
翌日は、前日歩いた岩山・岩壁で感じた疑問点を話し合い、より実践的なザイルワーク・安全確保の技術を学習していく、という内容です。
けっこう内容が濃いでしょ?

「岩山ハイキングコース」といっても、決して安易なハイキングではなく、最後には70m以上の高さのある「クサリ場(猿岩)」が待ち構えています。
アップダウンも多く、それなりに緊張感のあるコースになっています。

あくまで、現役山行の一環ですので、コースを歩く時は正規の合宿での歩き方・ペース配分を取ります。取っているはずです。
が、離れたところから観察する限り、休憩のタイミングや要所要所での部員間の確認作業など、あんまり上手に出来ていなかったなぁ。これでは残念ながら及第点は上げられんなぁ。

天気は気持ちの良い快晴で、その分ジリジリと強い陽射しが照りつけてきます。歩いているだけでも汗が吹き出してきて、水分補給に気をつけないと倒れてしまいそうな真夏の岩歩きでした。
ただ、コース上には木陰も多くあったので、その点は大いに助かりました。


写真で僕が指を指している岩山・岩肌が、今回使用した午前中の練習ゲレンデ(岩壁)です。僕の後ろから下にスパッと切れ込んでいます。
岩質は大谷石と同じような(多孔質の)凝灰岩ですので、雨に濡れていない限りホールドも取りやすく、グリップも効きます。

今月号の「岳人」で、ここが紹介されたからと言うことではないでしょうが、山岳会の初心者講習に混じって「岩山歩きツアー」のパーティーと思しき団体が数組入っていました。
なかにかなり危なっかしいやり方で案内?、ガイド?をしているパーティーがあって、そばで見ていても「ひとつ間違えると、こりゃケガ人が出るなぁ」、と心配になりましたよ。

最近はそういう初心者向けガイドツアーが多くなっている気がしますが、引率する「ガイド」もちゃんとした団体の資格を有している人が行っているのだろうか?と疑問がわきました。


ここは確かに「初心者コース」の岩山ハイキングコースと紹介されてはいますが、基本的な岩登り・岩稜歩きをこなせるレベルを身につけた「初心者」ということで、単に山歩きの初心者を対象とはしていないと思うのですが、どうなんでしょうかねぇ。

青梅・賢治の農楽校に行ってきました … 森の学校・WanderVogel2016/06/13

青梅での一日
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6/12(日)、東京都青梅にある「青梅・賢治の農楽校」という施設に行ってきました。

ここは、森の学校というか、自然農というか、ひと言で言い表せないのですが、とても興味深く 面白いところでした。
国立にある「たとぱに」という自然素材のお店と「木のヒゲ」を主催する長谷川さんとで行っている「自然素材を編む」というWSがここを舞台に行われ、それに参加して来たというわけです。
詳細は後日、報告。

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