県西部の植林地で下草刈り作業・インストラクター … 森林整備・Volunteer2016/06/04

植林地での下草刈り
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今日(土曜日)は、神奈川県「緑の募金」の保全活動で県西部にある植林地での下草刈りに行っていました。

行って来たと言っても、実際に作業をするというわけではなく、引率指導をするインストラクターとしての参加です。
受け持った班の半数はベテランさんだったので、初心者に近い残り半数の参加者に目を配りながら、山の斜面での下草刈り作業を進めます。

場所は無花粉スギの植林地で、スギの苗木は材齢が5~6年という感じです。すでに僕の腰から胸の高さくらいにまで育っています。
鬱蒼と生える下草もまだこの時期ですと苗木よりも背が低いので、間違ってスギを刈ってしまう心配も無さそうです。

作業は当初予定の時間よりも意外と早く終り、みなさん怪我も無く、熱中症にもかからずに無事に終らせることが出来ました。
参加者からは「もう少しやりたい」と言う言葉が出るくらい順調に作業が進んで、逆に驚いたくらいです。

写真は作業後の植林地の姿です。(作業前の写真とビフォー・アフターの姿を見せたいところですが、作業前の写真は撮り忘れました。)
作業を終えると、見違えるほどきれいにスッキリと仕上り、みなさん大満足でした。
植林は植えてしまえばそれで終わりというわけでは無く、このように何回かの下草刈りが必要になります。特に背の高さが小さいうちは毎年の下草刈りは欠かせません。
ある程度の高さまで育てば、下草も生えにくくなりますのでそれほど心配は要りませんが、今度は枝打ちや除伐・間伐の作業が出てきます。

木を育てるというのは、なかなか手のかかる厄介なものなのです。ましてや、木材(原木)価格が年々下がっている昨今ですので、林業家も大変です。

今日は快晴の天気で気温が上がって、熱中症などの心配をしましたが、風があったことが幸いしました。
大汗をかかずにすみましたが、とりあえずビールで乾杯です。


明日の天気予報は降水確率が50%となっています。
山上の畑の作物のためには、明日まとまった量の雨が降ってくれれば、ありがたいのだがなぁ。

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