市内の小学校のホタル観察引率インストラクター … 自然観察・Volunteer2016/06/08

ヒメコウゾの紅い実
- -
今日は小学校のホタル観察会の引率インストラクターで近くにある「自然観察の森」に行っていました。

横浜市内にある小学校の屋外授業です。自然観察の森には「ゲンジボタルの池」があって、夕方そこでホタル観察会が行われました。
日が落ちてからでないとホタルは飛びません。ですので、7時〜7時半くらいを目標に、ホタルの暮らす池へと薄暗くなった山路を小学生と一緒に降りて行きます。

15人ほどの班構成で、先生1人とインストラクター1名が前後を挟んで引率します。それが6班もあるので、静かに歩かせるのはなかなか大変です。
薄暗くても何となくうっすらと路が見えている状態から、一歩森の中に分け入ると辺りは真っ暗になります。
真っ暗な森の中を懐中電灯を付けずに歩くという体験も、森の姿を知る上ではとても大切なことです。


今朝方まで雨が降っていたのが幸いしたのか、今年は昨年よりも多くのホタルが乱舞していました。

足元の葉の上や葉の影で光っているのはメスで、盛んに光りながら頭上を飛び回っているのはオスだよ、などと説明しながら、30分ほどホタルの光に囲まれて楽しい時を過ごすことができました。


写真は自然観察の森で見かけたヒメコウゾの紅く色付いた実。ひとつ摘んで口に入れると、ほんのり甘い野生の実の味がしました。

アクセスカウンター