国道16号の街路樹・アオギリの種子 … 自然観察・WanderVogel2016/09/08

アオギリの種子
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金沢八景・国道16号沿いには、数種類の高木の街路樹が植えられています。

街路樹の種類は市や区、地域によって違いがありますが、どこでそれらが決められているのかは解りませんが、金沢八景では国道16号沿いには写真のアオギリをはじめ、ユリノキ、プラタナス(モミジバスズカケノキ)が多く植えられています。
その他の国道・県道などでは実に多彩な樹木が植えられていて、センダン、カツラ、クスノキ、ヤナギ、モミジバフウ、ソメイヨシノ、ヤマモモなどなど、実に様々です。

この時期にはユリノキの種子はすっかり散ってしまっていて、スズカケノキとアオギリの種子が目立ちます。

特に、アオギリは花は全然目立たないのに、種子を付けると写真のように遠くからでもよく目立ちます。
キリと名が付いていますが、葉っぱがキリの葉に似ているという以外は科も違いますし、ぜんぜん違う樹木と言うことになります。
一枚一枚の形状が面白く、風に乗って滑空する仕組みになっている種子の形状が実に興味深いです。
まさに植物の進化の末にたどり着いた自然のいたずらとも言うべき形状をしています。

現物を手に取る機会があれば、良く観察してみてください。きっと、驚きます。

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