長野県の戸隠山・九頭竜山を歩いてきました … 山登り・WanderVogel2016/10/02

戸隠山・蟻の塔渡
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毎年、長野県の野沢温泉で行なわれる大学のクラブのワンゲル部OB会主催「秋の親睦温泉旅行」に引っ掛けて、OB友人らと戸隠神社裏にそびえる戸隠山・九頭竜山を歩いてきました。

コースタイム:(約9時間)戸隠山奥社入口駐車場に車を停め、奥社登山口から戸隠山・九頭竜山を歩き、二不動避難小屋から大洞沢を下り戸隠キャンプ場へ下る。逆サ川沿いに奥社入口駐車場に戻ってくるというルート。
コースタイムは自然観察をし、あちこち写真を撮りながらゆっくり歩いたもの。

戸隠山奥社入口駐車場(前日0:00着、6:55発) ~奥社登山口(着7:30お詣りをして7:50発)~ 五十間長屋(8:45) 〜百間長屋(8:53) ~蟻の塔渡・剣の刃渡り(9:45~9:55)~八方睨み(10:25) ~戸隠山(10:37~10:55)~九頭龍山(11:40~12:25 昼食)~ 二不動避難小屋 13:20 〜(大洞川を下る)~戸隠牧場ゲート着(14:50)分岐15:50 ~(逆サ川沿いを歩く)~戸隠山奥社入口駐車場(16:10)着

戸隠山の紅葉の道 … 山登り・WanderVogel2016/10/03

戸隠山の紅葉
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一昨日の戸隠山、少しづつ紅葉が始まっていました。

戸隠山から九頭竜山への尾根道はコメツガのみずみずしい緑とナナカマドやオオカメノキ、ドウダンツツジの紅葉、ブナの黄葉で美しく彩られていました。
ブナの葉はすでに多くは落葉してしまっていて、登山道に柔らかな茶色のじゅうたんを敷き詰めたようになっていましたが、それも秋らしい雰囲気が出ていてなかなか良かったです。
尾根上にはあまり花は見られませんでしたが、オヤマボクチだけはあちらこちらで群生を作っていました。

写真中央に立っているのはコメツガ(米栂)。
枝先にたくさんの小さな毬果を付けていて、とても可愛らしかったですよ。

公園のカツラの木・カラメルの甘い香り … 自然観察・WanderVogel2016/10/04

カツラの甘い香り
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今日の建築検査の帰り道で通った公園のカツラの木

下を通ると、カラメルの香りのような強烈な甘い香りがしました。
この香りの発生源はカツラの葉なのですが、写真の緑々した葉からは匂わず、落葉して茶色く変色した葉っぱから香ってきます。
今日は朝から晴れてグッと気温が上がったことで、昨夜の雨で湿気を含んだ落ち葉が強烈に香り立っているのでしょう。

カラメルのような香りと言うよりは、カラメルそのものの香りで包まれていて、いつまでもそこに佇んでいたい気分になりました。

戸隠山・可愛らしいコメツガの毬果 … 山登り・WanderVogel2016/10/05

戸隠山のコメツガ
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戸隠山から九頭竜山への稜線上、コメツガが可愛らしい毬果を付けていました。

漢字で「米栂」と書いてコメツガと読みます。
安価な建材として北米から輸入され、最近よく使われてる「ベイツガ(アメリカツガ・カナダツガ)」も漢字で書くと同じく「米栂」と書きます。
ベイツガは日本のコメツガとは違うものです。

日本では、マツ科ツガ属の木はツガとコメツガの2種だけが自生し、コメツガはツガよりも葉っぱが小さいので「米・コメ」という字をあてて、コメツガという名になりました。

葉の大きさだけでは区別がつき難くても、毬果が出来ると違いはハッキリ分かります。
コメツガの毬果は枝に対してほぼまっすぐに付きますが、ツガの方は極端に曲がって(うなだれて?)毬果が付くので一目瞭然。

戸隠山の稜線上では、このコメツガとカラマツが目立っていました。

戸隠山の稜線上で見つけたシラタマノキ … 山登り・WanderVogel2016/10/06

戸隠山のシラタマノキ
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戸隠山から九頭竜山へ続く稜線上(標高1,850m程度)で見かけた、シラタマノキの白い果実。

実は9月に登った新潟県苗場の平標山・仙ノ倉山でも同じシラタマノキの果実を見かけましたが、どちらも、稜線近くの岩陰で風の当たらないところでひっそりと育っていました。背の低い木なので、下から覗き込むように写真を撮りました。

ツツジ科に属する木で、地を這うように伸びると図鑑に書かれています。
木の高さは10~15cmくらいの高さで、果実は地面(落葉)スレスレに付いていました。

強風が吹き抜ける稜線上にあっては、これくらい低木でないと育たないのかもしれませんね。

戸隠山の赤い実・ツルリンドウ … 山登り・WanderVogel2016/10/07

ツルリンドウの紅い実
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紅い実・ツルリンドウの実。

昨日のシラタマノキの白い実の隣にツルリンドウの紅い実もありました。
紅白の実が揃って付いていたのが面白かったですね。
実の先端には花柱の名残りが残っていました。

今週末に行なわれる大山での森林探訪下見 … 森林インストラクター・Volunteer2016/10/08

イヌガヤの実
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今年は週末に雨が降る確率がホントに高い。というわけで、今日も雨です。

今日は今週末に丹沢・大山で行なわれる森林探訪の下見に行ってきましたが、前回の踏査のときと同じように雨降りです。
結構強く降っていました。おまけに風も強くて、満足に傘もさせないくらいです。
先月行なった箱根の森林探訪の時のような、本番当日の大雨だけはほんとゴメンですよ。

春先の新緑のときの小雨はまだ良いのですが、秋の雨だけは気分的にもちょっと憂鬱になります。
ただ、大山は「大山阿夫利神社」と呼ばれるくらいですから、雨乞いの神様がいらっしゃる「聖地」でもあります。
雨は付きものなので、、、う〜ん、どうなんでしょうかねぇ。
大山石尊大権現にお祈りをすると、逆に大雨になってしまったりする?


写真は大山下社からの下り道、女坂で見かけたイヌガヤの実。

丹沢/大山・雨に濡れるツリバナの種子 … 自然観察・WanderVogel2016/10/09

ツリバナの実
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昨日の大山山中で見かけたツリバナの実

霧と雨に濡れて、艶かしい色をしていました。
ニシキギ科独特の実を付けています。大山ではこのツリバナとマユミが実を付けていました。
特徴的な実は、ツリバナでは5裂に分かれ、マユミでは4裂に割れて吊り下ります。
マユミもツリバナも5月~6月に花(薄緑色の花)を咲かせますが、その地味な色合いの花からは想像出来ないほど秋にはハデな色の実を付けます。

秋の低山山行では、木々に付く実を探しながら歩くのも楽しいものです。

丹沢/大山・シラキの若い種子 … 自然観察・WanderVogel2016/10/11

シラキの若い実
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丹沢・大山山中での秋の実探し・シラキの若い種子

シラキの木に若い実が付いていました。緑々した若い実です。
形から3つに分かれているのが見てとれます。熟すと3つに割れて(朔果)中から丸い種子が飛び出します。
種子は大きさが7〜8mmあり、表面には黒い斑紋(虎柄?)や筋があって可愛らしい。

シラキ(白木)の名の謂れは、枝や葉を傷つけると白い乳液状のものが出てくるからなのか、単に樹皮が白くなめらかだかだからなのか。
調べてみると、どうやら後者のようです。

葉はもうすぐ美しく紅葉し出します。

熟して弾けたアブラチャンの種子 … 自然観察・WanderVogel2016/10/12

アブラチャンの弾けた実
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熟して弾けたアブラチャン(雌雄異株)の種子

不規則に割れた薄い果皮が周りに付いています。まもなくこの状態でポロリと地面に落ちます。
木の下にはそんな種子がいくつも転がっていますが、果皮が剥けても意外に大きな種子なのでかなり存在感があります。

鳥が食べて種を運ぶというような大きさではないので、種子散布の仕方としては文字通り「ポトリ」と落ちて、落ちた後は小動物がうまいこと運んでいくのだろうか。


種子を絞って行灯に使う油を取っていたというくらいですから、種子もなんだか脂性でテカテカした印象があります。

木全体に油の成分があるようで、果皮も枝も良く燃えると言われています。また、netなどで調べてみると、雨に日でもアブラチャンの枝であれば火が着く、とも書かれていました。
名前の通り、よほど油分が多いんだなぁ。

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