和製ヘーゼルナッツ・ツノハシバミの実 … 自然観察・WanderVogel2016/10/13

ツノハシバミの実
- -
ヤビツ峠から大山へ登る登山道の脇にツノハシバミ(カバノキ科ハシバミ属・雌雄同株で雌雄異花)の木が何本かあり、枝先に若い実を付けていました。

通常は3つ4つ固まって付いているのですが、ここではなぜか1つだけポツンとさびしそうに付いていました。
くちばし状に尖った実の中に種子がひとつ入っているのですが、種子の形は普通に丸い形(小さなドングリのような形)をしています。

美味しいナッツで知られるヘーゼルナッツ(西洋ハシバミ)は、このツノハシバミの仲間です。
当然、この実も食べることが出来ます。
写真の実はまだ青々していて熟していませんが、クリやシイの実同様に栄養価の高い実だと言います。
外皮が茶色く色付いてきたころが食べ頃です。

枝先近くには、すでに来年の雄花の新芽が出来ていました。
ツノハシバミは丹沢・大山でも比較的ポピュラーな木で、林道脇や登山道脇といった陽の当たる林縁部で見ることができます。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2016/10/13/8225795/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

アクセスカウンター