年末のバタバタ畑仕事・山上の畑 … 畑仕事・WanderVogel2016/12/16

畑のダイコン
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年末に入ってのバタバタ畑仕事です。

今日は午前中少し時間があったので、山上の畑に出てきました。
冬晴れの良い天気で、陽が当たるとポカポカと暖かい。

最近は、家で漬け物を漬けることが少なくなってしまったので、鍋料理などに使う分だけダイコンを収穫。ついでに長ネギとユズも。
遅くに植えたカブはまだぜんぜん育っていない・・・。
やはりその野菜の時期に合わせてきちんと蒔かないと、1週間遅れがひと月遅れになってしまう、ということですな。

畑の周りにはすでにスイセン(日本水仙)が花を付けていました。
今年はキンカンの実も豊作です。

今日はさして畑作業をすることも無いので、畑に出たついでに冬枯れた周りの山中を散策して、冬芽探しなどしてちょいと遊んできました。
山中では、花も実もまったく見られなくなってしまうこの時期ですが、サンショウやイヌザンショウ、クルミなどの冬芽と葉痕の姿形の面白さ、冬芽観察は地味だがハマるとジワジワ楽しい。

午後の打合せに間に合うように、帰りはちょっとアセって帰ってきました。

山上の畑の周りをブラッと散策 … 畑仕事・WanderVogel2016/12/18

畑脇のキンカン
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朝は一番の冷え込みだったようですが、ちょっと畑に出てきました。

冬のこの時期、これといってすることは無いのですが、天気の良さにつられて行ってきました。

キンカンを摘みながら、畑の周りの山道を散策です。
近場の山にでも出掛けようかとも考えたのですが、昨夜 森林インストラクターの仲間たちとちょっと忘年会をした関係で、起きるのが遅くなり、もっとも近場の畑周辺、、ということになったのでした。

春先に目星を付けていたアケビのツルを採取して帰ろうと思い、狙っていた場所まで行ってみたのですが、東電の高圧線の鉄塔を管理する作業員がバッサリと気持ち良くきれいに伐採してしまったらしく、跡形も無くなっていました。
カゴ編みの材料のツルを、冬に入るこの時期に採取してストックしておきたいなぁ。しょうがない、他を探してみよう。

腕時計が無いというのも何とも不便で … 山の装備・WanderVogel2016/12/20

BARIGOの時計?高度計?
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今、SINNの腕時計をメンテンナンスに出していて、戻って来るのが来春ということなので、10月くらいからずっと腕時計のない状態が続いていました。


先日のネパールのトレッキング中も、iPhoneの時計で間に合わせたのだが、やはりなんとも不便であることこの上ない。
かといって、それまでの間に合わせで、新たに変な時計を買うのもなんだかなぁ、とちょっと悩んでいました。

と、そうこうしているうちに、ふと思い立って、さかいやスポーツで写真のBARIGO E7というのを買ってしまった。(結局、山用具屋で変な時計を買ってしまうことになってしまった、、、)
カモシカスポーツでも同様のメーカーのものを売っていたようなのですが、この型は一昔前の型らしくてすでに廃盤で、少しスリムにスポーティーになった新しい型(ES7)のものしか置いていなかった。中のムーブメントはまったく同じものらしいので、(別に老眼というわけではないが)文字盤は大きい方が見やすいだろうと、旧型を探して買ってしまった、というわけです。
言い訳をすると、旧型なので安かったのですよ。

BARIGOという会社は、もともと高度計や気圧計を専門に作っている会社なのだそうで、日本での輸入元は、イワタニ・プリムスでした。
ですので、メインの機能は高度計ということで、言ってみれば時計付きの高度計(気圧計)という扱いのようです。


山中で正確な高度を調べるのであれば、今持っているガーミン OREGON 650TCJの方が衛星測位方式である分だけ気圧測定方式に比べて、その精度は格段に高く、正確なのですが、、、
まぁ、ちょっと考えるところもあってね。

以前の投稿:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2016/10/24/

六本木ミッドタウンも年の瀬、という感じでした … 街の散策・WanderVogel2016/12/21

ミッドタウンも年の瀬
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ものすご~く久しぶりに、六本木駅で降りた気がします。

横浜駅からだと東急線・中目黒乗換えで30分程度と割りと近い距離にある六本木。
とは言え、なかなか行く用事も無かった六本木ですが、今日打合せで久しぶりにミッドタウンに行ってきました。
中庭を見下ろすきれいな会議室で1時間半ほど打ち合わせをして表に出てみると、周りはクリスマスツリーやら飾り付けがすでに準備万端整っていて、クリスマスうんぬんと言うよりは、もうすっかり年の瀬だよなぁ。

今年中にやることがまだいくつも残っているのに、すでに今年もあと10日を切ってしまったかぁ、、と、ちょっとアセりました。

庭のヒイラギ・今年もビッシリと赤い実を付けました … 自然観察・WanderVogel2016/12/22

庭のヒイラギ
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今年も庭のヒイラギの木に赤い実がビッシリと付きました。

花は小さく可愛らしいのであまり目立ちませんが、実が成るとかなり目立ちます。もちろん鳥目線でも目立ちます。
写真に写っている葉は棘も無く一見すると「マルバヒイラギ」のようにも見えますが、大半の葉には飛び上がるほど痛いトゲトゲがあります。
思えばこのヒイラギの木は、母がネコ除けで植えたものですので、すでに老木の域に入っているのかもしれません。
ヒイラギの木は、歳をとると棘の無い丸い葉を付けることがあると本に書かれているので、そのせいなのかもしれませんね。よく解りませんが、、、

棘の無い丸い葉だからなのか、このところヒヨドリが盛んにやって来ては実をついばんでいきます。
ヒヨドリの中には、ついばむのがあまり上手ではないのがいて、木の下にはたくさんの赤い実が散らばって落ちています。

庭には同じように赤い実を付けるセンリョウやマンリョウが何本か植わっていますが、完熟していないからなのか、その多くがまだ残っています。
いずれ食べ頃になるとヒヨドリなどの野鳥がやって来て、すっかり食べ尽してしまうでしょう。

庭のキンカンの木にも今年はまだいくつも実が残っています。
まあこれも近いうちにヒヨドリが全部咥えていってしまうことでしょう。ここには、いろいろな野鳥がやってきます。
一番頻繁にやって来るのはボサボサ頭のヒヨドリですが、スズメやシジュウカラ、メジロ、ムクドリといった町に棲む鳥たちもやってきます。

メジロは12月に見ることは少なくて、ウメの花が咲く時期(1月・2月)にいつもつがいでやって来て、花の蜜を吸っていきます。

山上の畑・偵察とほんの少しの収穫 … 畑仕事・WanderVogel2016/12/23

畑脇のユズの木
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昨夜の嵐で畑がどうなっているか気になって午前中に、ちょっと畑を偵察してきました。

ダイコンやカブ玉ねぎなどはまだ小さくて嵐で影響を受けるほどでは無いのですが、グリンピースとトウガラシは少し背丈があるので気になっていました。
幸い、どちらも何ともなくて良かったでした。
せっかく顔を出したのだからと、長ネギと紅く色付いたトウガラシ、畑脇のユズを2つ3つ収穫してきました。

行きと帰りに、国道17号を少し走ることになるのですが、今日は暖かいこともあってバイクがたくさん出ていました。
空は快晴で気温も20℃近くあるのでちょっとツーリングを、という気分にもなるのですが、横須賀や逗子などはまだ昨夜の嵐の名残りの強風が収まっていないので、海岸沿いを走るとけっこう横に振られそうです。
でも、気持ち良さそうだなぁ。

僕も午後からちょっとバイクを引っ張り出してみようかなぁ〜。

GARMIN BaseCampのMacへのインストール … 山の装備・WanderVogel2016/12/24

GARMIN BaseCamp インストール
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GARMINのハンディGPS Oregon 650TCJを買ったのは3年ほど前になります。

山でのコースタイムの記録やコース状況の振返りなどで結構役に立っています。
特に、森林探訪の下見時には、今の自分の立っている位置・座標が正確に解るので、記録取りに重宝しています。
これを買ってからは、山行中に紙の地図を見ることが少なくなっていますが、1/25,000図とアナログコンパスはバックの中に忘れずに入れて行きます。
iphoneで使用出来るGeographicaなど、スマホでもいろいろな地図ソフトが揃っていて同様の操作が出来ないことも無いのですが、やはり山では専用のGPSの方が使い勝手は良さそうです。

このGPSにはもともと、PC用のソフトウエアのインストールDVDや、山岳地図、道路地図などのナビゲーション用DVDなどが付属していました。
でもそれは(多くがそうであるように)Windows対応のものだけでした。ですので、(また)Macでは使用することが出来ないものなんだ、とずっと思っていました。
そういうことって、今までもけっこうあったものですから、今回もそうか、、残念だなぁ、、などと勝手に決めつけてたところもありました。


という感じで、(付属のDVDを一度も開封することも無く)使い始めて3年が経ち、、、
最近になって、じつはGARMINのHPにはMac用のソフトウエアが最初から用意されていたことに気が付きました。(ちゃんと調べなかったのも悪かったのですが、買った時にちょっとアナウンスしてくれば良かったのになぁ、と今さらながら思いましたよ。。。)

さっそくnetで探し出し、いざダウンロードをしようとしたのですが、今度は僕の方のMac本体のOSバージョンで引っ掛かってしまいました。
僕のMac Book AirのOSはちょっと古いバージョン(Mac OSX 10.7)なので、「Base Camp」と言うソフトの最新版がインストール出来ないのですよ。
もちろん、MacのOSのバージョンアップは無料ですし、HPからのインストールも手間は掛からないのですが、OSを更新すると使用出来なくなるソフトウエアが出てくる可能性もあって安易に出来ないんですよ。

で、今度は、この古いMac OSに対応しているひとつ古いバージョン「Base Camp ver.4.2.4」(これはちょっと手間が掛かった)を何とか探し出し、やっとこさMacにインストールすることが出来ました。
見てみると、なかなか良いです。いやぁ~、もっと早くから気付いていれば良かったなぁ。

なんてことをせっかくの休日である12/23の午後から没頭してしまったので、半日を潰してしまった。
なんともはや、、、

X-masツーリングに出掛けるも10分で終了・帰宅 … Furia・BikeTouring2016/12/25

furiaインテークマニホールド
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今日は今年最後のバイクプチツーリングに出掛けようと、準備万端整えて自宅を出たのですが、、、マシントラブルで鎌倉・由比ケ浜手前で引き返すことになってしまった。
自宅を出てわずか10分かそこらでツーリング終了です。
まあ、自走して帰ってこられたので、最悪の事態ではないのですが、、、

原因はインテークマニホールド(の一部)の破断です。
バイクのエンジンには、車ほど複雑な形状のインテークマニホールドはついていなくて、特にモトグッチエンジンを載せたFuriaの場合、樹脂製の太くて短いパイプ形状のものが取り付いているだけです。

載せた写真でも、亀裂が入って破断しているのが解りますね。
写真左のフィンが見える部分が左側の550ccエンジンシリンダーで、そこにつながっている黒い樹脂(ゴム)製のパイプ状のものがインテークマニホールド(の一部)です。
右手に真鍮製のスロットルプーリーが見えますが、その下がスロットルボディ(アルミ合金製)で、写真では良く見えませんが、裏側にフューエルインジェクションが取り付いています。

いままでも、時おりバックファイヤーのような破裂音がすることがありましたが、多分そのころから亀裂が少しずつ出来ていたのでしょう。
それが完全に破断して、今日は走っていても恥ずかしいほどパンパンと破裂音が聞こえ、さすがにこれはおかしいと路上にバイクを停めて調べてみると、、、ということが解りました。
エンジン構造にそれほど詳しいわけでは無いのですが、たぶんそうなのかと、、、いずれにしても交換しないと走れません。

とりあえず冬の間は乗らないので、来春の車検時に左右ともに交換することになるでしょう。
なんてことのないこんなパーツひとつでも、買うとなるとそれなりにいい値段するんだろうなぁ。。
とほほ、、

現場検査に行く道すがら見つけたイヌビワの実 … 自然観察・WanderVogel2016/12/26

イヌビワの果実
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葉が全て落ちて枯れ枝のようになったイヌビワの枝先に、赤い実がひとつ付いていました。

初冬のこの時期に赤い実が残っていると言うことは、この木は雄の木かな?
中にはイヌビワコバチの幼虫(卵)が入っているのでしょうね、きっと。

イヌビワ(犬枇杷)はビワと言う名が付いていますが、実の形を見ても解るようにイチジクの仲間です。
クワ科イチジク属になります。別名イタビとも言います。(ちなみに、ビワはバラ科です。)
同じ仲間に、ツル性のイタビカズラやオオイタビなどがありますが、どちらも神奈川県内の山に入ると割りとあちこちで目に付きます。

イチジクは漢字で「無花果」と書かれる通り、花を咲かせても一見すると写真の果実の状態と区別出来ません。「イチジク型花序」と呼ばれる構造の花を咲かせます。
この実の内側(中心部)に内向きに花を咲かせているので、外側からは見ることができないと言うわけです。
そうは言っても雄しべと雌しべがあって受粉して、というプロセスは他の花と変わらないわけですから、誰かが花粉を運ばなければ果実には成らないのです。

それを担っているのが、上で書いた「イヌビワコバチ」ですよ。
イヌビワコバチ(雌)は、この果実と同じ形状の花の先端に空いている小さな穴から中に入って、受粉の手助けをします。

ですので、イヌビワはイヌビワコバチがいないと受粉することが出来ない樹木なのです。自生のビワも同様にビワコバチがいないと自然界では受粉することは出来ません。
いったん中に入ったイヌビワコバチは、そこで花の受粉を助けることになるのですが、狭い穴をこじ開けて無理矢理入った雌は二度と外に出ることは出来ません。
ですので、自然界のビワ(イヌビワ)の果実の中には、必ず1匹以上の雌のイヌビワコバチが閉じ込められています。

イヌビワはコイチジクとも呼ばれていますので、黒く熟した「果実」は食べられますが、イチジクよりも味が劣るので「イヌ」という名が付いています。
自然受粉ですので、果実の中には虫(雌のイヌビワコバチ)が入っています。まぁ、それも「味」だとして、気にしなければOKですけどね。

スーパーで売っているくだもののイチジクの果実は、果樹園で人の手で受粉し育てられているので、虫は入っていません。

カトマンズの街中でよく見かけるインドボダイジュの木 … 自然観察・WanderVogel2016/12/27

カトマンズのインドボダイジュ
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写真はカトマンズ旧王宮広場近くのインドボダイジュの大木です。
たくさんの気根を延ばし、根元に祀ってある石の祠を完全に呑み込んでしまっています。

11月末から12月初めにかけて行って来たネパールトレッキングですが、首都カトマンズの街中でもよく見かけるインドボダイジュの木。
お釈迦さまが菩提樹の下で悟りを開いたというエピソードでも知られているように、お釈迦さまの生誕・終焉の地であるインド・ネパールではポピュラーな木です。

昨日書いたイヌビワと同じく、インドボダイジュもクワ科イチジク属の仲間で、他にはインドゴムの木やガジュマルなども同じ仲間になります。
インドボダイジュは葉っぱに特徴があって、大きなスペード型の葉の先端が長~く伸びているので一目でそれだとわかります。

イチジク属なので、花はとうぜん「イチジク型花序・隠頭花序」で、「無花果」同様に花嚢の中に花を咲かせます。
ですので、(一般的な)花の姿を見ることはありません。

カトマンズ市内は凄まじいホコリと排気ガスでボダイジュの葉もきれいな色のものを見ることはほとんど無いのですが、山で見るインドボダイジュの葉はきれいな色をしていて、特に新葉が出ると淡いピンク色がとても美しい!


ちなみに、和名で言うところの「ボダイジュ・菩提樹」はこれとはぜんぜん別の種類(シナノキ科・アオイ科)の木を指します。何故なんでしょうね?
ですので、本家のボダイジュの方はわざわざ頭に「インド」を付けて、インドボダイジュと呼ばれることになったようです。
図鑑などでは、葉の形状が似ていると書かれていましたが、う~ん、そうかなぁ? 微妙な感じです。

僕がネパールのあちこちで見かけたインドボダイジュの葉っぱは、みな葉の先端が本当に長くスラッと伸びていて、遠目で見ても一目で分るくらい個性的でした。


ネパールの山を歩いていると、ところどころに「チョウタラ」と呼ばれる石の露壇(テラス)を持った一里塚のような休憩スペースが現れてきます。
チョウタラには1本ないし2本のインドボダイジュが植えられていて(インドボダイジュとベンガルボダイジュをセットで植えるのが本式と言います)、歩き疲れた旅人にちょうど良い感じの木陰を作り出しています。

旅人にとっても、とてもありがたいインドボダイジュなんです。

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