第4回 神奈川県ヘリテージマネージャー大会の開催 … 歴史的建造物保全/利活用・Volunteer2017/02/19

横浜市開港記念会館
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今日は、第4回神奈川県ヘリテージマネージャー大会「つながって、歴史をつなぎ建物をつなごう」シンポジウム(というか連絡協議会という感じかな)に参加するため、馬車道近くの横浜市開港記念会館に行って来ました。

前にも書いたように(前回までの第1回~第3回は建築士会主催でしたが)今回は、僕も協会員になっている、かながわヘリテージマネージャー協会主催でのはじめての大会になります。
神奈川県に限らず、日本全国その土地に根ざした「歴史的建造物」というのはたくさんあって、その保全に取り組んでいる団体もまたたくさんあるので、そういった団体の活動状況を共有し、連携のあり方について考え、協働による活動事例を学んでいこう、という催しでもありました。

歴史的建造物の保全活動についてみんなで考え、協働して推進をして行きましょう。というのも目的のひとつなのですが、当然みなさん本職を持った上での活動参加ですので、普段からどうしてもフルタイムの活動というわけにはいきません。
ボランティア活動的な条件でしか活動が出来ないのは、ある意味しょうがないことなのかもしれません。

パネリストの中には、ヘリテージマネージャーという名を付けているのだから、「マネージメント」をやることが前提の活動だろう、という厳しい意見が出ていましたが、こういった活動すべてが「しっかりとした経済的な裏付けの取れる活動」というのもなかなかレアなケースなのだろうと思います。
中には(欧米など日本と少し違う文化圏の中では)そういうしっかりとした金銭的・資金的な条件も揃えた活動というのももちろんあると思いますが、今の日本ではなかなかそのような恵まれたケースは本当に少ないでしょう。
これは、古民家を使ったイベントやまちづくりイベントだけに限らず、森林保全のイベントや催しなどでもそれは同じだろうと感じています。


時間の制約があって、僕は第2部には参加出来なかったが、とりあえず無事に大会が開催出来て、多くの協会員や市民の方が参加されてと言うことだけでも、今日は成功だったのではないでしょうか?

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