昨日のフライフィッシング釣行・余談 … Fly fishing・WanderVogel2017/03/06

西丹沢のカモシカ
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昨日の西丹沢での釣行の話しの続き。

これまで何度かここで書いていますが、釣り上がりの渓流釣り(特に源流域での釣り)は足で稼ぐと言われるほど、歩いている時間と距離が長い。

昨日は、朝7時30分ころに現地の駐車場を出発し、再びそこに戻って来たのが17時10分。ですので、行動時間は9時間45分ほどにおよびます。いやぁ~、長い!
その間に休憩らしい休憩はお昼ご飯を食べている時間(30分ほど)だけなので、ほぼ9時間は休み無く歩いていたことになります。

確かにロッドを振っている瞬間は止まっているわけですので、沢に入れば止まったり動いたりを繰り返しているということになりますが、まぁ、ほぼ休み無く移動を繰り返していると言ってもよい。
いつも行く西丹沢(世附川)では、行きと帰りに2時間ずつの林道歩きが必ず付いていますので、実際に沢に入ってロッドを振っている時間は5時間程度ということになります。
昨日の場合(まぁ、だいたいいつも同じ感じですが)、歩いた距離は林道、沢、合わせて21.2km、高低差(駐車場から納竿、沢の最上流部まで)は600m程度でした。


登山や山歩きは歩くこと自体が目的ですが、FFの場合はやはり「釣り」そのものが目的ですので、前後の林道歩きは正直いって辛いものがあります。
登山靴を履いていればまだ良いのですが、軽量化を図るため、林道歩きも沢用のウェーディングシューズ一足で通していますので、長距離の林道歩きではやはり足への負担が大きい。

でも林道では時々、(写真のように)カモシカくんに見つめられていることがあったりして、周りを気にしながら歩くと可愛い動物たちに出会える面白さもあります。
ニホンジカは、狩猟期間を終えたこの時期は特に警戒心が強くて、山中に鹿の警戒音(かん高い鳴き声)は響き渡るが姿を見せない、なんてことが多いのですが、狩猟対象ではないカモシカ(国の特別天然記念物)の場合は逆に、人に対して興味があるからなのか、警戒心そのものがまったく無いからなのか、ジーッとこちらを見つめたまま(観察している?)しばらく動かないでいます。

一人山中を歩いていると、ふと何か強い視線を感じて周りを探ってみると、木の陰からカモシカがじっと見つめていた、なんてことが往々にしてあります。
クリクリとした丸い目とキョトンとした顔つきがなんとも愛らしい!

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