石神井川沿いのコブシ、開花してました … 自然観察・WanderVogel2017/03/07

石神井川沿いのコブシ
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今日、現場検査の帰り道、石神井川沿いでコブシが開花してました。

何本かあるコブシの木のうち、この1本だけが開花していました。陽当たりが特別良かったのでしょうかねぇ。
青空をバックに、純白のコブシの花が数輪 きれいに咲いていました。

コブシと良く似ているハクモクレンの花は、揃って上を向いて咲きますが、コブシ花は横を向いたり下を向いたり上を向いたりと、てんでバラバラに咲きます。
花びらの数も違いますよね。コブシの花びらは6枚、ハクモクレンは9枚。
なにより一目でわかる違いは、花の大きさでしょうかね。コブシはハクモクレンに比べて、ずっと小振りで可愛らしい。


もうひとつ。
タムシバもコブシに似ています(タムシバの花びらはコブシ同様に6枚ですし)が、街中でタムシバを見ることはまず無いでしょうね。山の花ですから。
コブシの花の根元には1枚の葉が付いていますが、タムシバには葉が付いていません。見分けるポイントはそこかな。

タムシバといえば、谷川岳の向かい側にそびえる白毛門の稜線に、タムシバの群生があったのを思い出します。
雪の消えかかる頃(ゴールデンウィーク明けくらいかな?)、真っ白なタムシバの花とシャクナゲの薄ピンク色の花の競演が谷川岳とマチガ沢をバックに見られます。

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