自然観察の森での小学校観察会下見 … 森林インストラクター・Volunteer2017/05/07

ヘイケボタルの池
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GW連休の最終日、近くにある横浜自然観察の森で来月実施する小学校(4年生)の自然観察授業の下見に行ってきました。

横浜自然観察の森では、イタチ川の源流部から湿地帯や池、広葉樹の谷、クヌギやコナラといった里山に見られる雑木林まで、様々な自然環境を観察することが出来ます。

写真のヘイケボタルの池ではヤマアカガエルのオタマジャクシがたくさん泳いでいました。周りの草むらではシュレーゲルアオガエルの卵も見られました。
池の中で調査をしていたにいた観察員さんに話を聞いてみると、今年はヤマアカガエルはたくさん卵を産んだそうで、オタマジャクシの数が例年よりも多いということでした。
「耳をすますと草むらからカスタネットを叩くように鳴くシュレーゲルアオガエルの鳴き声が聴こえてきますよ」と教えてくれた。

この森では横浜市内の小学校の自然体験授業の一環として、泊まりがけの自然観察活動が数多く行なわれています。
僕も毎年何回か(予定が合う時だけですが)インストラクターとして参加させてもらっていますが、森林探訪が大人向けの自然観察会とすれば、ここでの活動は小学校の学校行事の一環なので、また違った気持ちで取り組むことが出来て面白いものです。

今日は全体のコース設定や何に重点を置くかなどを引率の先生と現地を回って確認するのが目的でしたので、じっくりと自然観察をするところまではいきませんでしたが、林内にはもう初夏の花が咲き始めていました。

ヤマアジサイの花、カマツカの花、フジの花、ツクバネウツギの花、ミズキの花、マルバウツギの花などなど、陽射しも風もすっかり夏のようでした。

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