雨に濡れた横浜三渓園・ウツギの花が咲き始めた … 三渓園・Volunteer2017/05/13

ウツギの花
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三渓園でのボランティア活動、三渓園外苑のあちらこちらで咲き始めたウツギの花。

横浜は今日は朝からけっこう強い雨が降り続いていて、気温もグッと下がって肌寒い一日になりました。
この雨では来園者もさすがに少なくて、旧矢箆原家住宅の茅葺き民家への来訪者も途切れがちです。

春の花は、訪れるのが一週間違うと、咲いている花がガラッと入れ違ってしまうほど動きが早いのです。
フジやツツジ、サワフタギなどはすっかり花を落としてしまい、キショウブもすでに盛りを過ぎてしまっています。
足元にたくさん咲いていたスミレやニワゼキショウなども、今日見るとすっかり葉っぱだけになってしまっていました。

ヒメウツギの花も終わり、替わって今はウツギの花が満開を迎えています。
下向きに花を咲かせるウツギはなぜか雨が似合います。

今日は一日、囲炉裏端で火の番をしていたせいで、髪の毛の中から足の先までサクラの煙でスモークされて燻製のようになってしまいました。

また、ドライフライ楽しんできました … Fly fishing・WanderVogel2017/05/14

西丹沢・K沢
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今年、7回目の釣行。
再び、西丹沢のK沢上流のナメ沢を越えて、さらに源流域を目指して釣り上がりました。

今日はいつもより早起きをして5時半には駐車場(標高356m)に到着したのですが、やはり日曜日だけあってすでに15台ほどの車が、、、
いつものように長い長い林道を歩き終え、朝8時から釣行開始です。

順調に釣り上がっていたところ10時半頃、上流から20人ほどの「沢ヤさん」が集団で沢を下ってきます。
山梨県側からナメ沢を下ってきたのだ。下った後に違う沢を登って、再び山梨県側に登り詰めるのでしょう。
沢登りツアーなのでしょうか? みなさん山ほどの登攀用具をガチャガチャぶら下げての行動です。

こりゃ、しばらくは釣りにはならんな! と、判断して早めの昼食を取りながら「沢を休ませる」ことにしましょう。
1時間程度のインターバルをとって、11時半から再び釣りを開始です。


GWの連休中に相当叩かれ、渓魚たちも学習したのでしょう。フライの見切り方がかなりシビアになっています。
狙ったヤマメに対し、フライを3回替えてやっとヒット!
ライト系のパラシュートはギリギリのところで見切られ、次の小さめのエルクヘアカディスは何度鼻先に流してもまったく関心を示さず、最後は、揉まれる水流の中では全く見えにくいダーク色の小さなパラシュートフライに替えてキャストすると1発で咥えてきました。

源流域の釣りではめずらしいマッチザハッチのようなシビアでクレバーな釣りになりましたが、これがドライフライフィッシングの醍醐味です。楽しい!

でも、水面上に張られたたくさんのクモの巣には泣かされたましたよ。ティペットがベタベタになってあちこち絡み合ってしまうんですよね。
普段あまり現場ではやらないのですが、今日は2回もティペットを結び直しました。

それにしても、目が悪くなったなぁ、と痛感した日でもあります。
ボサの下の暗い中ではフライのアイにティペットを上手く通せず、フライを交換するのにすごく時間が掛かります。
ウ〜ン、認めたくはないのですが、これっていわゆる「歳のせい」というやつなのか。。。

標高900m地点まで釣り上がり、14:25納竿、14:50 入渓点まで沢通しに下り、登山靴に履き替えて林道を急いで下ります。16:50 駐車場着。

今日もまた、行動時間(駐車場を出てから戻って来るまで)11時間、歩行距離22kmくらい、またまたハードな釣行となりました。
毎回の長い長い林道歩きは、次回行くヒマラヤトレッキングのトレーニングの一環でもあるのでそれはそれで納得なのですが、往復4時間超えはやはり長いよなぁ。

西丹沢で見かけたきれいなオオミズアオ … 自然観察・WanderVogel2017/05/15

オオミズアオ
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昨日、西丹沢の沢沿いの道で見かけた大型の蛾、オオミズアオ

大きなエメラルドグリーンの羽根が美しい「オオミズアオ」漢字で書くと「大水青蛾」と書きます。夏になると現れる大型の蛾で、ヤママユガの仲間です。
写真のオオミズアオも横幅が20cm近くある大型のものでした。

蛾の成虫の寿命は一般的に1週間から2ヶ月くらいと言われていますが、オオミズアオの場合は羽化してからわずか一週間ほどの寿命だそうですから、蛾の中でも短命な方です。
というのも、オオミズアオはヤママユガ同様に口が退化しているので、餌を食べることも水を飲むことも出来ないのだそうです。
疲れて地面で休んでいるのでしょうかねぇ? そう思って見ると、ちょっとかわいそうな感じがしてきます。

緑色の絹糸(ワイルドシルクなどと呼ばれています)を取ることが出来るヤママユガ(天蚕蛾・てんさん)は有名ですが、その仲間のこのオオミズアオの繭もそうなのかと思って調べてみましたが、オオミズアオの繭はヤママユガのそれとはちょっと作り方が違うようです。

ヤママユガの繭は引っ掛ける絹糸自体がかなり丈夫なので、丹沢山地の林内でもシラカシやフサザクラなどの枝にぶら下がっているのをよく見かけますが、オオミズアオの繭は残念ながらまだ見かけたことはありません。

ネコノメソウの花の蜜を吸うハラボソツリアブ … 自然観察・WanderVogel2017/05/16

ネコノメソウの仲間とハラボソツリアブの仲間
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西丹沢の沢沿いに咲く小さなネコノメソウの蜜を吸うハラボソツリアブの仲間

山歩きや渓流歩きの最大の魅力は、稜線上から見渡す壮大な景観や、深山幽谷の源流域の佇まいなど、普段の生活の中では感じることの出来ない世界に身を置くことにあると思うのだが、加えてこの時期で言えば、木々の芽吹きや新葉の展開、草花の可愛らしい姿、動物や鳥・虫たちの飛び回る姿など自然の営みを目にすることが出来ることも大きな楽しみのひとつと言える。

その環境、その季節でしか出会うことの出来ない自然の営みを楽しんだり、足元に咲く気付かないほど小さな花とそこに集まる虫たちの働きに思いを馳せてみたり、楽しみ方も種々様々だ。
そこからは、自然はそれぞれが単体で好き勝手に生きているわけではけっしてなくて、それぞれが目に見えない糸で、運命的にかつ戦略的に絡み合い、奇跡的な というか数奇な関係性の上で成り立っているものなのだな、ということが見えてくる。

そういった自然の成り立ちや、人も含めたそれぞれの関係性を深く知ることは実はとてもとても大事なことだと思う。
このことは、日本国内の山を歩いても、世界の辺境地域を歩いても、まったく同じように感じている。
知れば知るほど、やっぱり自然は複雑で素晴らしい!・・・と、いうことになる。
もちろん、ここで言う「自然」の中には「人間」も含まれるのだけれど。


自然界には、いわゆる「弱肉強食」という概念は当てはまらず、あるのは「適者生存」という仕組みだけなのだ、と何かで読んだことがある。
確かにその通りなんだろうなぁ。
近視眼的に見れば、肉体的に弱いものは強いもののエサになることに間違いはないのだが、「種」全体で考えればそのことはたいして重要なことではない。

自然界全体でいえば、弱いものが衰弱し強いものだけが生き残るということはなく、その環境や時代に「適応した種」だけが生き残れる、ということなのだ。

地球上で生を受けるすべての生物にとって、その命(種)を次に引継ぎ、子孫を残し続けていくという生き残りをかけた生存競争の中では、自然界で自分たちがどのように「適者」足りえるか、と言うことが何にも増して重要なのだ、ということになる。

そのために、一見奇妙とも思える子孫継続の方法を作り出してまでおのおの進化を続けてきたのだ。
また一方では、長い長い進化の過程の中で、様々なかたちで他の生物との間で特殊で複雑な「関係性」というか、ある種の「契約」を作り上げてきた、とも言える。


自然の中にひとり身を置く時、そういうことのひとつひとつがとても愛おしく感じられるのだ。

山上の畑・ジャガイモの出来は? … 畑仕事・WanderVogel2017/05/17

ジャガイモ
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今日は、時間をみて1時間ほど畑に偵察に行ってきました。

春先に畑に発酵しかけの落ち葉を大量に鋤き込んだおかげで、畑の土が柔らかい状態をキープしていてなかなか良い感じ。

ジャガイモも前回来た時に芽欠きをして追肥をあげているせいで、地上部の色つやが良くぐんぐん大きくなってます。順調に育っている感じです。
ジャガイモは転作にさえ気をつければ、あまり手がかからずほんとに育てやすいです。
イモ自体、大きいものでも小振りのものでもどちらも美味しいのですが、今年は大きめに育ててかつたくさんの収穫を目指します。成長が楽しみです。
近々試し掘りをしてみたいと思います。

一列だけ植えたタマネギもだいぶ大きくなっていますが、地上部がまだ元気な状態なので収穫はまだ先ですねぇ。

グリーンピースだけは結局うまく育たず、ほとんどがカラスのエサになってしまいました。残念ですが今日すべて引っこ抜いて処分してきました。

畑脇のエゴノキがたくさんの花を付けています。地面には受粉し終って落ちた花弁がたくさん散らばっています。
ウツギたちも、コゴメウツギからマルバウツギへと移り替わって、今度はハコネウツギが咲き始めています。
春の花から初夏の花へと気温の上昇とともに目に付く花がどんどん移り変わっていくので、畑仕事の合間もチラッと周りに目を移すだけでなかなか興味が尽きません。

畑の周りの雑草がだいぶ伸びてきています。次回は草刈りしなきゃ。

畑脇のヤマグワの実は紅く美味しそうに色付き、エゴノキの花は満開を迎え頭上を覆う勢いです。
なんだか、こうしていると、世俗のことは遠い異世界のことのようで「神、そらに知ろしめす。すべて世は事も無し」という心持ちになります。

山上の畑の周りにはおいしそうな果実が実っています … 畑仕事・WanderVogel2017/05/18

クサイチゴ
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昨日ちょっと作業をしてきた山上の畑ですが、里から少し離れた山の上にあるので周りは自然がいっぱいです。

タヌキやアライグマ、タイワンリス、ノウサギなども出没します。モグラ(ヒミズ)もいますし、それを狙うマムシもいます。
野鳥もたくさん飛んできます。茂みの中にはコジュケイの家族も暮らしています。
畑の作物が荒らされることもたまにはありますが、それはそれで「自然の取り分」だと思えば納得出来る程度です。

畑仕事の合間に、周囲を歩くとそれだけで癒される感じがします。
さて、畑の周りでは農作物以外にどんな山の恵みが手に入るのだろう?、と思ったことがあり、探してみるとこれがけっこうあるもんです。


写真のイチゴは、ある年代以上の人は野原で見つけては食べていた思い出があると思いますが、クサイチゴの実です。
クサイチゴ(草苺)と呼ばれますが、草ではなく木本です。バラ科キイチゴ属の落葉小低木(せいぜい腰の高さまで)です。

写真にも写っている赤い実の外側に飛び出している短いひげのような毛、口に入れた時に独特の感触があります。
枝には短いながらも鋭いトゲがいっぱい付いているので、イチゴを取るのにあまり夢中になると手の甲が擦り傷・引っ掻き傷だらけになってしまいます。
でも、見つけると手を出さずにはいられないんですよね。美味しいし、好きですから、、

キイチゴ(木イチゴ)というと一般的には黄色い野イチゴを想像しますが、それも同じくバラ科キイチゴ属の低木で、モミジイチゴというのが本来の名前。
クサイチゴより背が高くて(人の背丈よりも高くなる)黄色いイチゴの実が成ります。モミジイチゴの実もとても美味しい木イチゴです。


足元近くで見かける野イチゴはヘビイチゴかヤブヘビイチゴで、どちらも似たような実をしていますが、葉っぱで見分けると違いが解ります。
どちらもバラ科ヘビイチゴ属で常緑の多年草。つまり「草」です。
この時期、同じように赤い実を付けていますが、この実は食べてもスカスカしていて全然美味しくありません。


1/31のblogに書いたように畑の脇ではふきのとうが採れます。当然、この時期にはフキ(蕗)が採れます。
草刈りでも、その一帯だけは少し残して刈り取りますので、毎年楽しむことが出来ます。もちろん昨日も収穫して帰りました。

秋(11月初め)のヤマノイモのムカゴ採りも楽しみのひとつです。
信州や新潟辺りをその時期に車で走ると「物産館」や「道の駅」などで袋に入れられたヤマノイモのムカゴを目にしますが、けっこういい値段で売られています。
畑の周りにはけっこうたくさん自生しているのですが、その時期に丹沢の山歩きと重なると歩きながら収穫して帰るので、ポケットはムカゴでいっぱいになります。
ムカゴはお米と一緒に炊き込んで「むかご飯」にしたり、カレーにそのまま入れて「むかごカレー」などを作りますが、ほのかな粘りとほくほくとした食感が秋の恵みを感じさせてくれます。

一時期、枯れた木の幹にたくさんのキクラゲが生えていて、長雨の後に行くとそれなりに収穫出来たのですが、最近はとんと見なくなりました。
周りの樹木を伐採し整理したので、周辺の風通しが良くなって全体的に乾燥したせいで生育環境が変わってしまったか。。。残念!
昨年のちょうど今時分、家の近くの林の中でアラゲキクラゲを大量に採取してきたことを思い出した。その時も雨の後だったなぁ。

雨、降らないかなぁ。

畑の草刈りとオオジシバリの花 … 畑仕事・WanderVogel2017/05/20

オオジシバリの花
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暑い中、畑の周りの草刈りをしてきましたよ。

降雨確率がここ数日50%程度あったので少し期待していたのですが、雨が降りそうで降らない。ということで、畑も乾いています。
まぁ、作物には問題は無いのですが、雑草刈りは暑くて堪りません。もうしっかりと「真夏」です。

畑の周りの雑草と言っても可愛らしい花を付けているものも多く、すべて一緒くたに機械で刈り取るのもかわいそうな気もしますが、しょうがありません。
白と紫色の花を付けたニワゼキショウや黄色や紫色のカタバミの花、ハハコグサ、カントウタンポポの花などが一面に咲いています。
写真のオオジシバリもこの時期に良く見られる花(雑草なのですが)のひとつです。
不思議とジシバリ(イワニガナ)は見ませんで、見かけるのはオオジシバリばかりです。
どちらもキク科のニガナ属の多年草です。

特にはっきりとした個性があるわけではありませんので、拡大してみるとキク科の花らしい可愛い花なのですが、見過ごされてがちの花です。
タンポポの花と同じように花弁一枚一枚が独立した花(舌状花)で、それがたくさん集まってひとつの花に見えています。

2時間ほど掛けて、進入路から畑の周り全体の草刈りを終え、ホッと一息です。

平潟湾沿いの遊歩道で満開をむかえたセンダンの花 … 自然観察・WanderVogel2017/05/21

センダンの花
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本日(日曜日)、午前中は施主検査立合いでさいたま市の方に出かけ、昼過ぎにもう1件の検査を終えて戻ってきました。
今日は真夏日でした。陽射しが強く、ホントに「夏本番!」という感じでした。

写真は帰り道で見かけたセンダンの花。

金沢八景駅からモノレール沿いに平潟湾に沿って遊歩道が続いているのですが、そこのセンダン(栴檀)の木が満開をむかえていて、新緑のみずみずしい葉の色と白と薄紫色の清楚な可愛らしい花が眩しいほどの青空に良く映えていました。
センダンの花、遠くから見ることはあってもなかなかアップで見る機会が無いかなと思い、アップで撮ってみました。

小さな薄緑色の萼と白い5枚の花弁、目立つ紫色の筒状のものは雄しべが合わさって筒状になったものです。
ひとつひとつの花自体は小さいのですが、「複集散花序」といって密集して咲く形状なので、離れて見るとけっこうインパクトがあります。
この薄紫色を指して「樗色・おうちいろ・アフチ色」というのだそうですが、「アフチ」とはセンダンの古名であり、「淡い藤色」というのが語源と言います。

日本古来の色の名前には、植物にゆかりの色から付けられたものが数多くありますが、繊細で日本人らしいこまやかな情感が溢れています。

平潟湾沿いの遊歩道に咲くノビルの花 … 自然観察・WanderVogel2017/05/22

ノビルの花とムカゴ
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遊歩道の植込みにポツンと咲いていたノビル(野蒜)の花。
花や蕾みに混じって茶色い種のような球体が見えます。

この丸い茶色いものは一見、種子のようにも見えますが、じつは「ムカゴ」です。
ノビルは基本的には球根の分球によって増えていきますが、この「ムカゴ」からも増えていきます。

ヤマノイモや同じユリ科のオニユリ同様に、ムカゴが土の上に落ちると、球根・鱗茎(イモ)になり増えていく、という仕掛けです。
「クローン」のような仕組みということになります。

植物の中にはこのように、自らムカゴ(クローン)を作って子孫を増やしていく戦略を身に付けているものが多くあります。

一方で、ノビルは写真のような可愛らしい花も咲かせます。でも、この花から種子が出来て発芽し増えていく、ということはあまりないようです。
増える方法はもっぱら球根とムカゴに掛かっている、のだそうです。

では、ノビルにとっての「花」ってどんな役目を持たせているのだろうねぇ?
ほんと、自然界には不思議がいっぱいです。

植込みの地面を覆うコメツブツメクサ … 自然観察・WanderVogel2017/05/23

コメツブツメクサの花
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植込みを覆うコメツブツメクサ。
ヨーロッパから西アジアにかけてが原産のマメ科の一年草。葉っぱは三小葉。

1930年代頃から日本各地で良く見られるようになった帰化植物だそうで、アレロパシー等の抑草作用を有すると考えられています。
アレロパシー(他感作用=他の植物の生育を抑制するような物質を出す)の効果があってか、コメツブツメクサが蔓延る地面には他の植物があまり見られないように思います。

15個~20個の花が穂状に集まってひとつの花のようになっていますが、花のひとつひとつを良く見てみると、マメ科の花の特徴が良く出ています。
写真の右側の花は今まさに咲いている状態(受粉待ち)の姿で、左下のうなだれている花は受粉が完了した状態の花。
受粉が完了した花から順番に下を向いていきます。受粉を担当する虫たち?にとっても、非常に解り易い花だと言えます。
コメツブツメクサは受粉が完了しても花弁をハラハラと散らすことなく、種子を守るかのように花弁をぶら下げたまま枯れるのです。

この時期(4月~6月)が一番元気が良く、夏以降は自然に枯れてしまいます。
夏に地面に振り撒いた種子は、秋には発芽してまたその次の年の初夏まで繁殖する、というサイクルを繰り返します。

今では、乾燥した陽当たりの良い空き地や道路脇など割りとどこででもふつうに見られる植物(雑草?)です。

コメツブ(米粒)と名前の頭に付くくらいですから、花自体のサイズはシロツメクサなどに比べるとかなり小さいので、特に気にしていないとぜんぜん目に入ってこない植物なのですが、こうしてアップで撮ると案外可愛らしい姿をしています。

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