久しぶりに新宿へ行って感じたこと … 海外の山歩き・WanderVogel2017/08/17

新宿南口
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久しぶりに新宿へ行って来た。
それというのも、先方の発信するメールの書類添付がうまくいかず?(今どきそんなことあるんかいな??と思ったのだが)、結局、直接手渡しでもらうほうが確実ということになり、急遽 新宿まで出向いて行ったというわけだ。

ついでに、紀伊国屋書店を覗き、新宿西口周辺を散策し、西口のキリンシティーでビールをサクッと飲んで早々に横浜・金沢八景に戻ってきた。
久しぶりに行った新宿南口から西口界隈は、相変わらず人が多くてたいへん疲れる街だった。
僕はやはりどうしてもこの猥雑な環境に馴染むことができない。
街の臭いも今日はなんだかすごく気になってしまい、歩いていてもいろんな臭いが鼻に付いて、昔はそんなに思わなかったのになぁ、といぶかしく感じた。

僕の今住んでいる金沢八景という田舎町は、新宿や渋谷などごちゃごちゃした世界とは対極にあるような「村」だ。
新宿西口の街なかで感じた変な臭いが漂っている場所もないし、都会の便利さとも無縁の町だ。
ただただ普通にゆっくりと時間が流れている田舎の村だ。さまざまな刺激が無いぶんだけ、逆にストレスを溜め込むようなギスギスした空気もない。
その意味では、精神衛生上恵まれているんだろうな。

最近どうも身体の中のアルコールを分解する機能が劣ってきているせいなのか、新宿西口で飲むビールがあまり美味しく感じられなかった。
身体の健康状態は良いので、年齢的なことが原因なのかあるいは、そろそろアルコール摂取はヤメろ!という身体からの警告なのか、と思ったりしている。
これを機会に、しばらく断酒してみようと思うのだが、まあ、最近あまり飲むこと自体少なくなってきているので、しばらく酒を絶つことなど案外簡単なことなのかもしれない。


今日もこれから(身体のアルコールがもう少し抜けたら)ジムに行ってトレーニングをしてくるのだが、今年は秋にボルネオ、冬にクーンブ・ヒマラヤ行きを決めているので、体調管理はもとよりいろいろと節制をしないと、と考えている。
規則正しい生活リズムを守って、自家製の野菜を美味しく食べて、偏食や暴飲暴食をしないように生活を送れば、65歳くらいまでヒマラヤでの山歩きは継続出来るかな?

僕の山歩きのスタイルは、国内でも海外でも基本的に単独での行動(ヒマラヤの山歩きではガイドとポーターを付けているが)なので、自分の体調や体力がそのまま旅の成功を左右することになり、そこが一番気を使うところだ。
航空券や宿の手配から、山歩きのルートの設定、一日ごとの活動予定、地滑りや落石、大雨、積雪などによる登山道の閉鎖の際のエスケープルート、停滞・延泊に伴う全体行程の調整など、出発前も実際の行動中でもやること・考えることはたくさんある。
向こうにいる間の体調管理がしっかりと出来ていないととうぜん頭も働かず、事前に練った山行計画は簡単に破綻してしまうものだ。

山や森林の仲間の中には、一緒にヒマラヤを歩こう!と賛同してくれる仲間も何人かいるのだが、みなさん最後の一歩を踏み出すことが出来ず、結局行けずじまいになっている。
僕はひとりでも全然平気なので、どんどん出掛けているが、一緒に行く仲間がいるというのも、それはそれでなかなか良いものだ。

で、今、姪を山歩きに引っぱりこんでいる。
この先、1~2年で山歩きの基本を仕込んで、3年後には一緒にヒマラヤの山歩きが出来たら、と画策している。
彼女は小さい頃から水泳競技に打込んできただけあって、今の僕よりはずいぶんと体力はあるように思う。山の知識や技術はこれからきちんと教え込んでいけば、一人前に成長するのはそれほど難しいことではない。
森のことや樹木のこと、草花のこと、動物や昆虫、岩石や水のこと、そういった自然の持つ不思議な力に興味を持ってくれれば、彼女のこれからの長い人生で、小さな宝石を手に入れることになるのではないかと、伯父さんは思っているのだよ。


・・・
とりあえずジムでしっかりと汗を流してきた。
いつもより多くのメニューをこなし、身体の中のアルコール分をすべて絞り出してきたので、からだがすごく軽く感じる。
この先もこの生活リズムを継続していかなきゃなぁ。

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