丹沢・戸川での森林整備作業とカワラケツメイ … 森林整備・Volunteer2017/08/26

カワラケツメイの花
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今日は暑い中、丹沢の山中で森林整備のボランティア活動を行なってきた。

気温も湿度も高い中の作業でしたので、午前中だけで終了しましたが、軽い熱中症の症状の出た仲間がいて、早めに切り上げて正解でした。
休憩場所として使わせてもらっている「山岳スポーツセンター」の裏庭には、タカサゴユリの白い花とカワラケツメイの黄色い可愛らしい花が咲いています。
タカサゴユリ(別名:ホソバテッポウユリ、タイワンユリ)は外来種のユリで、在来種と競合,ウイルス媒介,交雑するということで、抜き取りや刈り取りを求められている駆除対象の植物です。成長が早いので野生化すると一気に広がっていきます。
周辺でも一度しっかり駆除したつもりでしたが、その1年後から少しずつ復活していき、2年目にはまたあちこちで目に付くようになっています。

カワラケツメイは、マメ科の多年草で河原や道端などに生える。
一見した時にはクサネムだと思い込んでいましたが、帰ってきて改めて調べてみるとカワラケツメイ(河原決明)だということが解りました。
クサネムの花がいかにも「マメ科の花:蝶型」という感じなのに対し、カワラケツメイのほうは花の形状が蝶型にならず、こうして改めて撮ってきた写真をみると確かに一目瞭然です。
葉の付きかたや葉の形状はそっくりなのですが、花の形に違いがありました。

植物の同定はパッと見の印象で先入観を持たず、さまざまな情報を集めながら見ていかないといけないものだと、つくづく思いました。

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