台風一過、山上の畑の様子を偵察してきた … 畑作業・WanderVogel2017/10/24

畑の収穫物
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今日の朝方、時間を作って山上の畑に出掛けてきた。

台風の後の状況がとても気になっていたので、本当は昨日中に見回りに行きたかったのだが、時間が取れず今日になってしまった。
山上にある畑は風の影響を受けやすく、強風が吹き抜けることがままあるので心配していたが、大きな被害は無くとりあえずホッとした。

ただ、雨の後には必ずと言っていいほど芝のような雑草が一気に伸びてきて、これがまったく始末に困るのだ。
雑草を一株ずつ手で抜くのも手間が掛かる過ぎるので、これから寒くなってくれば自然と枯れてしまうだろうからと、しばらく放置することにした。


まずは、強風でブロッコリーの苗が何本か倒れかけていたので、支柱を立て直して紐で結び直してやった。
ダイコンとカブも再度間引きをして、伸びてきたダイコンの土寄せもしてきた。
もう収穫も終わりかだと思っていたシシトウが思いがけずけっこう出来ていたので、これも収穫。

一気に寒くなったせいで畑の周りには花が見られなくなってきたが、キク科のノコンギクやオニタビラコ、ノハラアザミなどがかろうじて咲いていた。
セイタカアワダチソウの小さな花にはアブやチャバネセセリが留まり、盛んに蜜を吸っている。チャバネセセリの頭や背中にはたくさんの花粉が付着していた。
果実を付けた樹木や草も多く、ミカンやユズ、カキ、キンカンなど栽培しているものの他にも、クヌギ、コナラ、マユミ、マメガキ、サルトリイバラ、カラスウリ、キヅタ、ヤマハゼ、など自然の果実・種子も見られた。

ヤマノイモのムカゴは一昨日の台風の風で地面に落ちてしまっているものが多く、ムカゴ採りならぬムカゴ拾いになってしまった。

帰りがけに、寒さで動きが鈍くなった大きなヒキガエルと小さなアオダイショウを見つけた。
すでに両者ともに冬眠の準備に入っているのか、急いで逃げる様子も無く、動きがとてもスローモーで笑えた。

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