南の島の果実・種子:ボルネオ島・サピ島 … 自然観察・WanderVogel2018/01/20

南の島の果実・種子
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昨年10月に行ったボルネオ島・サピ島で拾った果実・種子たち。

街路樹の下や街なかで拾ったものもあれば、砂浜を歩いていて流れ着いていたものを拾ったものもある。
たくさん持って帰ってくるのは(いろいろな意味で)問題があるのかもしれないが、この程度であれば目くじら立てるほどでもないだろう、と判断して拾ってきた。
空港のチェックカウンターで係員に見られたのだが、別段お咎めなしだった。

普段見慣れない種子なので、なかなか同定するのは難しかったのだが、ふとした拍子に正体が判明することがある。
写真中央の光沢のある黒い果実(種子)は、沖縄では一般的に見られるものだそうで、それほど珍しいものでは無いようなのだが、沖縄に行ったことがない僕にとっては見たことの無い果実だった。

モモタマナという木の果実(種子)なのだそうだ。
シクンシ科というこれまた初めて聴く「科」に属す樹木だそうで、調べてみると同じ仲間にはマングローブやヒルギモドキなど熱帯らしい樹木があるとのことだ。
熱帯の海岸沿いに分布する樹種らしい種子散布方法をとっていて、水に浮かぶように作られた果実(種子)は熟して海に落ちると、潮流に乗って分散していくのだという。
ヤシの実と同じような感じなんだろうな。

ボルネオ・コタキナバルの船着き場から見える距離に浮かぶ小さな島(サピ島)の砂浜にたくさん打ち上げられていたのを2つ3つ拾って、ポケットに入れてきた。


netで調べてみると、コウモリがこの実を好んで食べるのだそうだ。
また、沖縄本島や西表島などでは、島の子供たちが中の種子を取出しておやつ代わりに食べるのだ、と書いてあった。

この果実は木に付いているときは緑色をしているのだが、落ちて時間が経つと写真のように黒くなり、乾燥してくるにしたがって黒い薄皮が剥がれてくるとあって、まさしく僕の拾ってきた果実もちょうどそんな感じになってきている。
そうなると中の種子も食べ頃となり、石で叩いて割って中の種子を取出すということなのだそうだ。
「アーモンドのような甘い香ばしい味がする」とあるblogには書かれていた。

味わってみたいような、割ってしまうのが惜しいような複雑な気分だ。

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