ネパールヒマラヤ・Phuへの旅/記録 9 … 海外・WanderVogel ― 2021/08/30
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2018年12月
大きな岩の陰に隠れるように造られた主屋に出向き、かまどの脇に陣取り、チベッタンパンケーキとマサラティーの朝食を取るのだが、こんなこと言っては大変申し訳ないのであるが、このルート上で飲む「マサラティー」はどこで飲んでもクソ不味かったなぁ!
やはりチベット文化圏でマサラティーやダルバートなどインド・ネパール料理を頼むこと自体に無理があったのかもしれないが、ここまで極端にひどいのも珍しい。
今日は高度にして400m下り、行きに車を降りたkoto村までが行程なので、歩く距離が短い。朝はのんびりして、9時過ぎになって陽が射し込んで少し暖かくなって来てから出発する。
いままでの赤茶けた風景とは一転して、この一帯は緑が多い。ヒマラヤゴヨウとヒマラヤハリモミの樹林帯が広がっている。その中をテンポ良く鼻歌まじりに下って行く。谷幅も少し広がってきて川の流れも穏やかになってきた。水の色がミルクコーヒー色なのは変わらないけど、、
Naar kholaには昔ながらの簡単な木の橋も何本か残っている。どの木橋も一見しただけでかなり危なっかしいので、僕は頑丈そうな鉄製の吊り橋を選んで渡るようにしている。
昼過ぎにKoto村に無事に到着。行きの時にくぐったチベット風の門がゴールだ。
その脇にあるチェックポストで再びPermitのチェックを行なう。係官は総じてみな親切だった。
その後、Koto村にある一軒のレストラン&宿屋に入り、まずは昼食を食べることにする。スチームドベジタブルモモ(10個)とトマトスープをオーダーする。
モモは水餃子のような感触の蒸しギョウザで、付け合せのタレよりも持参した日本の醤油の方が合う。久々に料理らしい料理でした。完食です。
ここでまずやることは、往路でも一泊した大きな町「Besi Sahar」まで載せてくれるジープの手配をしなければならない。僕が食事をしている間にガイドのラムさんがジープ(乗合いまたはチャーター)の手配に走る。
ここまで来ればまずは安心だ。無事にジープをチャーターすることが出来、Besi Sahar途中のJagat村で一泊し、翌日Besi Saharでさらに一泊、そこからは乗合バスでカトマンズに戻ることが出来た。
トレッキング終了後、ガイドのラムさん、ポーターをしてくれたマダンくんと今回のコース上での食事の話をしたのだが、ラムさんたちも今回食べたバッティでのダルバートやツァンパはどこも「とっても激マズ!」だった、とのこと。
地元ネパール人にとっても「チベッタンの作るネパール料理」は激マズ!だったのか。今回はガイドたちにもいらぬ苦労をかけてすまなかったなぁ。
というわけで、トレッキング期間中の食事に関しては確かに最低の旅だったが、アップダウンを繰り返すたびに次々に現れる荒削りな赤土色のうねる大地、遠くには雪を頂くチベットレンジ、チベット族の村の持つ独特の景観・風情、高い標高と厳しい自然環境下での暮らしぶりなど、圧倒的な迫力に言葉を無くすほど感動した旅でもあった。
当初予想した以上に交通費や許可費用に出費がかさんでしまったが、無理して行って良かったなぁ。ほんと素晴らしい旅だった!
それと、病気にならずに良かった。
(写真:ネパールでの代表的な食事、ダルバート、豪華版)
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2018年12月
大きな岩の陰に隠れるように造られた主屋に出向き、かまどの脇に陣取り、チベッタンパンケーキとマサラティーの朝食を取るのだが、こんなこと言っては大変申し訳ないのであるが、このルート上で飲む「マサラティー」はどこで飲んでもクソ不味かったなぁ!
やはりチベット文化圏でマサラティーやダルバートなどインド・ネパール料理を頼むこと自体に無理があったのかもしれないが、ここまで極端にひどいのも珍しい。
今日は高度にして400m下り、行きに車を降りたkoto村までが行程なので、歩く距離が短い。朝はのんびりして、9時過ぎになって陽が射し込んで少し暖かくなって来てから出発する。
いままでの赤茶けた風景とは一転して、この一帯は緑が多い。ヒマラヤゴヨウとヒマラヤハリモミの樹林帯が広がっている。その中をテンポ良く鼻歌まじりに下って行く。谷幅も少し広がってきて川の流れも穏やかになってきた。水の色がミルクコーヒー色なのは変わらないけど、、
Naar kholaには昔ながらの簡単な木の橋も何本か残っている。どの木橋も一見しただけでかなり危なっかしいので、僕は頑丈そうな鉄製の吊り橋を選んで渡るようにしている。
昼過ぎにKoto村に無事に到着。行きの時にくぐったチベット風の門がゴールだ。
その脇にあるチェックポストで再びPermitのチェックを行なう。係官は総じてみな親切だった。
その後、Koto村にある一軒のレストラン&宿屋に入り、まずは昼食を食べることにする。スチームドベジタブルモモ(10個)とトマトスープをオーダーする。
モモは水餃子のような感触の蒸しギョウザで、付け合せのタレよりも持参した日本の醤油の方が合う。久々に料理らしい料理でした。完食です。
ここでまずやることは、往路でも一泊した大きな町「Besi Sahar」まで載せてくれるジープの手配をしなければならない。僕が食事をしている間にガイドのラムさんがジープ(乗合いまたはチャーター)の手配に走る。
ここまで来ればまずは安心だ。無事にジープをチャーターすることが出来、Besi Sahar途中のJagat村で一泊し、翌日Besi Saharでさらに一泊、そこからは乗合バスでカトマンズに戻ることが出来た。
トレッキング終了後、ガイドのラムさん、ポーターをしてくれたマダンくんと今回のコース上での食事の話をしたのだが、ラムさんたちも今回食べたバッティでのダルバートやツァンパはどこも「とっても激マズ!」だった、とのこと。
地元ネパール人にとっても「チベッタンの作るネパール料理」は激マズ!だったのか。今回はガイドたちにもいらぬ苦労をかけてすまなかったなぁ。
というわけで、トレッキング期間中の食事に関しては確かに最低の旅だったが、アップダウンを繰り返すたびに次々に現れる荒削りな赤土色のうねる大地、遠くには雪を頂くチベットレンジ、チベット族の村の持つ独特の景観・風情、高い標高と厳しい自然環境下での暮らしぶりなど、圧倒的な迫力に言葉を無くすほど感動した旅でもあった。
当初予想した以上に交通費や許可費用に出費がかさんでしまったが、無理して行って良かったなぁ。ほんと素晴らしい旅だった!
それと、病気にならずに良かった。
(写真:ネパールでの代表的な食事、ダルバート、豪華版)
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