NEPAL Trekking・植物編のMovieをUPしました … 山歩き・WanderVogel2017/02/25

マニ塚と藁を運ぶ牛
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もうひとつ、ネパールトレッキングの植物編のMovieを作ってみました。
植物編ということで、森林限界以下の風景や旅先の様子を短く簡単にまとめています。
また、カトマンズ・タメルの町中の様子も、地震前と地震後の写真・Movieを織り交ぜて編集してみました。
興味があれば、覗いてみてください。

URL:https://youtu.be/IBmIwYMmI_A
URL:https://youtu.be/vz5_6bXGVp8

第4回 神奈川県ヘリテージマネージャー大会の開催 … 歴史的建造物保全/利活用・Volunteer2017/02/19

横浜市開港記念会館
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今日は、第4回神奈川県ヘリテージマネージャー大会「つながって、歴史をつなぎ建物をつなごう」シンポジウム(というか連絡協議会という感じかな)に参加するため、馬車道近くの横浜市開港記念会館に行って来ました。

前にも書いたように(前回までの第1回~第3回は建築士会主催でしたが)今回は、僕も協会員になっている、かながわヘリテージマネージャー協会主催でのはじめての大会になります。
神奈川県に限らず、日本全国その土地に根ざした「歴史的建造物」というのはたくさんあって、その保全に取り組んでいる団体もまたたくさんあるので、そういった団体の活動状況を共有し、連携のあり方について考え、協働による活動事例を学んでいこう、という催しでもありました。

歴史的建造物の保全活動についてみんなで考え、協働して推進をして行きましょう。というのも目的のひとつなのですが、当然みなさん本職を持った上での活動参加ですので、普段からどうしてもフルタイムの活動というわけにはいきません。
ボランティア活動的な条件でしか活動が出来ないのは、ある意味しょうがないことなのかもしれません。

パネリストの中には、ヘリテージマネージャーという名を付けているのだから、「マネージメント」をやることが前提の活動だろう、という厳しい意見が出ていましたが、こういった活動すべてが「しっかりとした経済的な裏付けの取れる活動」というのもなかなかレアなケースなのだろうと思います。
中には(欧米など日本と少し違う文化圏の中では)そういうしっかりとした金銭的・資金的な条件も揃えた活動というのももちろんあると思いますが、今の日本ではなかなかそのような恵まれたケースは本当に少ないでしょう。
これは、古民家を使ったイベントやまちづくりイベントだけに限らず、森林保全のイベントや催しなどでもそれは同じだろうと感じています。


時間の制約があって、僕は第2部には参加出来なかったが、とりあえず無事に大会が開催出来て、多くの協会員や市民の方が参加されてと言うことだけでも、今日は成功だったのではないでしょうか?

木造駅舎・東急池上線 戸越銀座駅 … 建築・街歩き2017/02/07

戸越銀座駅
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昨年暮れ12月にリニューアルした東急池上線の戸越銀座駅のホーム。

よくTVなどでも取り上げられることの多い「戸越銀座商店街」、その最寄り駅にあたるのがこの「戸越公園駅」ですよ。

1927(昭和2)年の開業以来 90年ぶりのリニューアルだということと、木造で新しく造られたホーム屋根というのが東京では珍しい、ということで建築関連のニュースでもけっこう取り上げられていました。
東京の多摩地区で産出された「多摩産」材にこだわって、その木板を格子状に折曲げるように組み合わせてデザインされた屋根が特徴で、ついでに壁もベンチも木製というわけです。
東京都の「森林・林業再生基盤づくり交付金」事業の補助金を受けて実施されたもので、これも都内の鉄道施設としては初の事例なのだそうです。

新しくデザインされた木製の駅舎というくくりで言えば特筆して「珍しい」というものではないのだろうだが、首都圏では余りお目にかかれないので、これからこういった温かみのある素材を使った公共デザインが多くなるとギスギスした世の中も少しは「やわらぎ」を感じられるのではないか、と思ったりする。

でも、こういった試みは出来上がってみれば何てことなく見えるのだが、実際にかたちになるまでは大変なやり取りがあったのだろうなぁ、などと変な勘繰りをしてしまいます。特に交付金などの補助金がらみだと、余計な面倒が多そうで、、、などと要らぬことにまで気を回してしまいます。

それはさておき、今日のような快晴の陽の中で見ると、なんだかホーム全体が輝いて見えたなぁ。

保土ヶ谷歴史まちあるき2017オープンヘリテイジ … 町歩き・ヘリテージマネージャー2017/01/24

保土ヶ谷イベント2017
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かながわヘリテージマネージャー協会から、保土ヶ谷歴史まちあるき2017のパンフが回ってきました。2月18日(土)に神奈川県保土ヶ谷区、保土ヶ谷駅周辺でオープンヘリテイジが開催されます。

オープンヘリテイジというのは、「歴史的で魅力のある建物を公開し、自由に巡ってその地域の歴史や風土、文化を身近に感じることができるイベント」のことを言います。
専門家による歴史的・文化的価値の高い建物の解説・レクチャーが聴けたり、無料のガイドツアーがあったりと、専門的ではありますが楽しく知的好奇心を刺激するイベントがあるようです。
僕も一応、かながわヘリテージマネージャー協会の正会員になっているので、時間を取って顔を出してみようと思っています。


風邪気味だった体調も、今朝には完全復活していて、午前中の寒風吹きすさぶ屋外での鉄骨検査も難なく終らせることが出来ました。
現場は幸い目立った不具合も無く、HTBの目視検査も全数確認することが出来、検査は合格でした。また、先日のRC打設の際に型枠がパンクした箇所も大げさな是正施工をするほどでもなく、なんとか許容範囲で収まっていたので、とりあえず安心しました。

保土ヶ谷歴史まちあるき2017オープンヘリテイジ:
http://www.city.yokohama.lg.jp/hodogaya/midokoro/oh/

ネパールトレッキング・麦刈りをする娘たち … Nepal Trekking・WanderVogel2017/01/05

nepal 麦の刈取り
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昨年12月初旬のネパールトレッキング、標高2,500mあたりの村では麦刈りの真っ最中でした。

ここはタマン族の多く住む村で、若い娘からおばあさんまで 村の女手が総出で麦刈りに精を出していました。
岩の多い、高低差の大きい狭い段々畑で麦は育てられています。

みんなで楽しそうに唄を唄いながら、鎌で麦の穂を刈り取っています。
少し離れたところで僕が写真を撮っていると、若い娘たちがはずかしそうにこちらを指さしながら笑っています。
僕も照れ笑いしながら手を振り返します。

ネパールトレッキングならではの、ほのぼのとした光景です。

写真には、谷を挟んだ向い側に同じような段々畑が写っていますが、急な山肌を削り、石を積み高低差の激しい段々畑を幾重にも造っています。

一口に麦刈りと言っても、このように大変な思いをして造られた耕作地での作業ですので、とても大変な作業だと思うのですが、見ていると唄なんぞ唄いながら楽しそうに収穫作業をしているのがなんとも幸せそうで微笑ましい。

ネパールトレッキング・民家の機織り機 … Nepal Trekking・WanderVogel2017/01/04

nepalの機織り
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ネパールのトレッキングで、民家の庭先などで時おり目にする、糸紡ぎと機織り。

トレッキング中、小さな村を通過するような時、庭先でおばあさんがポカポカとした陽を浴びながらヤクの毛を紡いでいる姿を良く見かけます。
民家にはたいがい写真のような単純な機織り機があって、農作業の合間などを使って機織りをしています。

写真の布は、チベット民族独特の配色で織られています。
この配色はチベット(ラサ)でも、ダージリンやシッキム、ダラムサラ、ラダック・ザンスカールといったチベット人の多く住む地域(はるか昔にチベットから移って来た地域や近年になって避難・亡命して来た人たちが住む地域、リフジーキャンプ refugee camp、チベット暫定政府のある地域、などなど)では定番のものです。
以前、これらの土地を旅した時、良く目にしました。

ただ、ちょっと残念なのは、化学染料で染められているのか発色がやけに鮮やか過ぎて、いまいち違和感を感じてしまう。

それに僕の家には以前買ったこういった布がたくさんあって、今回は買わなかったのです。
でもお金を落とすためにも買っておくのも良かったのかなぁ、、などと、帰国後ちょっと後悔しています。

カトマンズ市内にはたくさんのお土産屋さんが軒を連ねていますが、そういったところで買うつもりはまったく無かったが、トレッキング先の小さな村で買うのはそれはそれで良かったのかと。

惜しむらくは、素材を含めて(伝統を重んじるのはすごく理解できるのですが)デザイン的にも もう少しどうにかしてくれれば、、、なぁ。
もちろん、嫌いではないのですが、、、ちょっと残念な気がします。

ネパールトレッキング・谷に架かる吊り橋 … Nepal Trekking・WanderVogel2017/01/03

nepal吊り橋
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ネパールのトレッキングで良く目にし、頻繁に渡ることになる「吊り橋」

以前(30年くらい前)は、竹と葛で出来たものがほとんどでしたが、今では鋼製ワイヤーで造られたものが多く、信頼性も上がっているように思えます。
竹の吊り橋全盛の時は本当に怖かった!!

ヤクやドンキーが渡るような吊り橋はそれでも歩くところに木の板が渡してあって少し安心出来たが、人しか渡らない吊り橋では、足元が竹1本で出来ていたので、本当に怖かった。

こういったワイヤー製の吊り橋は観光客のためと言うわけではなく、周辺に住む村人の通行の安全性を高めるために付け替えられているのですが、外国の援助によって造られるものも多くあります。
この吊り橋もドイツの資金援助で、先の地震で崩れた山道の復旧とともに整備されたものだそうです。
(脇に看板が立てられていて、ネパール語、英語、ドイツ語で詳細が書かれていました。)
もちろん日本も多くの資金援助、人的援助、物的援助をしているのでしょうが、なかなか目に見える形でのアピールが少ないようにも感じました。


エベレスト街道やアンナプルナ方面のトレッキングでは、訪れる外国人観光客も多く、麓までの交通機関も山道も、宿泊設備から食事の内容にいたるまで、他と比べるとグレードアップしていますが、それ以外のルートでは倒壊した村の建て替えなど地震の復旧ですら遅れ気味で、難儀している様子が見てとれます。宿の設備も食事の内容もかなり「質素」です。

(もっとも、エベレストやアンナプルナといった有名どころに入るトレッカーの数も、一昨年の地震以降ガタッと減っていて、元の水準に戻るのはまだまだ先なのかもしれませんが、、、)


僕のような一般人が出来る復旧の手助けとして唯一有効な手段とは、こうした山村をトレッキングすることで、少しでも現地にお金を落とすことだろうと思っています。
有名なルートではない地域を歩くことで、昔ながらの静かな山歩きを楽しむことも出来ますしね。

ネパールトレッキングでのひとこま … Nepal Trekking・WanderVogel2017/01/02

ネパールのDELUXEバス
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ネパールのトレッキングで、山裾の村までの行き帰りに利用する公共乗合バスのお話し。

これはその中でもアッパークラス?のデラックスバスです。
フロントガラスの上にデカデカと「DELUXE」と書いてありますので、これは間違いなく「デラックスバス」なのです。

車内には大きく「Free Wi-Fi」の文字もありますが、そんなわけはなくて、ただ書いてあるだけです。そういうことに文句を言ったり、揚げ足取りをする人はネパールにはいません。

「デラックス」ですので、当然、動物は乗せません。(これは確かのようです)

前回乗ったバスは、オーディナリーな一般公共バスでしたので、屋根の上にヤギが何頭か乗っていました。臭います。クサかったです。
休憩のたびにヤギを屋根から下ろして、エサをやったり、フンをさせたりしますので、やたら時間が掛かりました。


デラックスバスは途中から乗り込まない限り、だいたい座席は確保することが出来ます。
トレッキング最終日、ドゥンチェという街道の村からカトマンズまで、この「デラックスバス」で移動しました。当然のことながら、僕以外は全員ネパール人のお客さんです。

走り始めて1時間くらいして、走行中にいきなり運転席脇のエンジン付近から車内にモクモクと白煙が上がりました。
バスに乗っていた乗客は、いっせいに前のドアから車外に避難したのですが、その動きの速いこと速いこと、、いつものんびりしている印象のあるネパールの人も、いざとなるとマッハのスピードで動けるんですね。

あっという間に全員が外に避難し、遠巻きに様子をうかがっています。(写真)
どうやらオーバーヒートのようです。ラジエーターに水を送るパイプが外れたかして、水がダダ漏れ状態になっています。
応急処置をして何度も水を補給しながら、デラックスバスは走り続けます。

ドゥンチェからカトマンズまでの山道は、5年前に走った時よりも格段に整備されていて、すばらしく快適に走ることが出来ました。
前回10時間以上かかった道のりを、今回は(昼食と休憩時間を入れても)6時間ほどで走り抜けました。

デラックスバスは「追い越し禁止」の標識などまったく眼中になく、ブラインドコーナーであろうと、狭い崖道であろうと、何台も連なるコンボイの脇であろうと関係なく、クラクションを鳴らしながら反対車線を爆走します。
(バスの乗客には、神様に祈ることしか出来ません。)

車の道が整備されたのが良かったことなのか、違う意味でさらに危険な道になってしまったのか、なんだがわからない状態の山道でした。

六本木ミッドタウンも年の瀬、という感じでした … 街の散策・WanderVogel2016/12/21

ミッドタウンも年の瀬
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ものすご~く久しぶりに、六本木駅で降りた気がします。

横浜駅からだと東急線・中目黒乗換えで30分程度と割りと近い距離にある六本木。
とは言え、なかなか行く用事も無かった六本木ですが、今日打合せで久しぶりにミッドタウンに行ってきました。
中庭を見下ろすきれいな会議室で1時間半ほど打ち合わせをして表に出てみると、周りはクリスマスツリーやら飾り付けがすでに準備万端整っていて、クリスマスうんぬんと言うよりは、もうすっかり年の瀬だよなぁ。

今年中にやることがまだいくつも残っているのに、すでに今年もあと10日を切ってしまったかぁ、、と、ちょっとアセりました。

一昨年の地震の被害・ナグタリ村のゴンパ … Nepal Trekking・WanderVogel2016/12/09

ナグタリ村の倒壊したゴンパ
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一昨年のネパール地震で大きな被害のあったランタン一帯(Langtang Valley)ですが、川(Bhote Koshi River)を挟んだ西側の山麓一帯でもやはりかなりの被害が出ていたようでした。
そこはthamag(タマン族)の人々が暮らす、独特の文化の残っている地域(Tamang Heritage Area)で、事前の情報では地震の被害が比較的小さかったエリア、と聴いていたのですが、実際に歩いてみるとそうでもありませんでした。

エリア内のいろいろな村を巡りながら歩いていると、目に付く家屋で被害の無かったものは皆無で、ほぼ全ての民家の屋根が倒壊・崩落していました。
地震から1年半以上が経った現在でも、応急修理がなされているものはそのうちの約半数程度、というのが印象です。
しかも、伝統的な屋根(スレート石屋根や板葺き屋根)での修復はまったく見られず、波形トタン板による応急修理がほとんどです。

この地域の民家の建て方には2つのパターンがあって、木造(柱梁工法)で造られているものと、石積みの壁に木造の床や屋根を載せたものがあります。
また、細かい彫刻を施した飾り窓や柱頭飾りなども、この村の独特の建築文化を象徴しています。

木造の場合は、屋根も「くれ板葺き」で造られ、葺いてある木の板が飛ばないように、上に石が載せられています。日本の昔の民家に良く似ています。
石積みの壁の上に木造の梁・垂木で屋根下地を組んだ民家の場合は、薄く裂かれたスレート石で屋根が葺かれているものが多く見られます。これも石の産地を持つ地方の日本の民家でも見られる手法です。
いずれにしても、みな地元で容易に手に入る素材で造られています。

村のあちこちには応急修理さえままならず、打ち捨てられている家屋も多く見られ、大切な村のゴンパ(チベット仏教の僧院)でさえ未だに手が付けられずに仏像が野ざらしの状態にあったりしています。

この辺りの村は、古くはチベット・中国との交易で栄えた地域だったと言います(Bhote Koshi川沿いの道を遡ると、チベットはすぐそこです)が、新しく観光産業(トレッキング)にも力を入れ始めた矢先のあの大地震です。目玉である静かな村の装いや伝統的な村の佇まい、建築文化、といったものが失われてしまったというのは何としても残念なことです。

とは言え、こうした村々では、まずは倒壊した宿泊施設(ロッジや山小屋レベルのものではありますが)の修復や新築をする姿も多く見られました。

独特の佇まいを見せていた村のイメージは少し失われてしまいましたが、ナグタリ(Nagthali)村から見る壮大なヒマラヤの山々の姿は昔も今も変わりません。

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