国交省告示第15号(設計事務所の業務報酬基準)2009/04/04

平成21年国土交通省告示第15号
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国交省 告示15号の基準とその他 新しい建築士制度の解説パンフレットなどが国土交通省からバサッと送られてきました。

構造(設備)設計一級建築士制度、昨年11月の建築士法の大幅改正、重要事項説明と書面の交付義務などの大きな改正に続いて、最後の改正項目である「建築士事務所の業務報酬基準」を定めた告示15号が1月7日付けで発布されました。

昨年からの様々な改正で、建築士事務所や建築士個人を法的に厳しく縛り付ける一方でしたが、もう一方の大切な(業務報酬)基準・告示が整備され、これでやっと一応全て出揃いました。


あまりにも安価な(ダンピングされた)設計料は激安施工費の仕組みと同様に、安いなりの理由があるものです。

安全で施工ミスの起きにくい確実な設計をし、必要な監理回数を確保できるようにするためにも、やはり常識的な業務報酬が必要だということですね。


姫路城と桜 … 桜 花見2009/04/05

姫路城と桜の花見
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昨日の姫路城と桜の様子です。桜は満開を通り越してちょっと開き過ぎという感じですが。

岡山に電力関係の仕事で数ヶ月間 囚われの身にある大学の「先輩」からのメール写真です。
私が見に行ったわけではありません。残念。

仕事の合間をぬってあちこち見て歩いているそうです。
町並み観察や建物・美術館巡りの好きな方ですので、岡山を拠点に広島や日本海沿いの町まで足を延ばして、先々で写真を撮って送って来てくれます。


先日は岡山県高梁(タカハシ)市の吹屋ふるさと村に行って来ましたと絵葉書が届きました。

高梁は古い町並みの残る小京都です。

戊辰戦争時、いわゆる朝敵であった備中松山藩(高梁)ですが、城も一部は壊されたもののその後残った部分を復元し需要文化財になりました。
高梁市内も備中松山城も写真でしか見たことありませんが、是非行ってみたいところの1つです。


姫路城も備中松山城もそして故郷の愛媛県の松山城、宇和島城も共に、現存天守を持つ12城のうちの1つです。


GHEZZI&BRIANよりも過激なグッチカスタム?・・・MOTO GUZZI CUSTOM2009/04/08

過激なMOTO GUZZI CUSTOM
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MOTO GUZZIエンジン(Grisso?)を使った、 Diamanteというかなり過激なBIKEです。

ここの工房のHP(http://filippobarbacane.blogspot.com/)には、SPORTベースやV11ベース、FURIAベースのカスタムもたくさん載っています。

日本には入ってくることはないのかもしれませんが、外国にはいろいろなことを考え、造る人たちがいるものだと感心します。

(写真を見ると保安部品がついていないので余計に、プラモデルのようにシンプルに見えます。)


デザインをするには大きく2つの方向性があると思います。

ひとつは、付け替えたり付け足したりしていくデザインで、どうしても装飾的な方向に向かっていきます。

もうひとつは、削ぎ落としていくというデザインの方向性です。
余計なものを削り落としていきながら、ギリギリの線でデザイン性を表現していくことになります。

削ぎ落としていくという作業は、簡単に言うと物の本質に迫っていくということですから、大変難しい作業です。
まさにセンスが問われます。


建築の世界では意匠と構造と設備(環境)を同時に満たしながら削ぎ落としていき、デザイン性の高いモノを造り上げていくというストイックな作業となります。


バイクもクルマも建築も結局は人が使うものなのですから、デザイン性と性能と耐久性が三位一体となってこそ、評価のスタートラインにつけるということなのです。


PRODOTTO TIPICO ITALIANO:http://filippobarbacane.blogspot.com/

GHEZZI&BRIAN:http://www.ghezzi-brian.com


新潟・南魚沼にもやっと「春」の訪れ2009/04/11

山道のふきのとう
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新潟・十日町市にある病院施設に建築監理の打合せに行って来ました。

峠の道脇の雪もすっかり溶けて、ふきのとうが顔をのぞかせます。
ふきのとうの柔らかい緑色が、枯れた大地に春の色をドット模様のように彩ります。

これから一気に春が芽吹きます。いつも思うのですが、雪国の春は本当に力強いと感じます。


監理で往復するにはかなり長距離の運転になりますが、山の峠道から見るこの風景が最大の「癒し」です。

今年も妻有トリエンナーレ開催です2009/04/11

2009トリエンナーレ
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今年も十日町市・津南町を中心に「大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ」が開催されます。今年で4回目です。
今年の開催期間は2009.07/26から09/13までです。

この芸術祭の楽しいところは開催期間だけでなく、造った芸術作品はその後もかなりの数がそのまま屋外展示されていますので開催ごとに点在することになります。
魚沼丘陵や松之山などの山道を走っていますと、そこかしこにその「アート作品」を見ることが出来ます。

妻有郷は豊かな自然に恵まれ、日本三大薬湯の一つ「松之山温泉」もあり、棚田では有名な新潟こしひかりが作られ、山菜・山野草の料理などアート作品以外での魅力も溢れています。

美しい山を歩き、アートに参加し、おいしい料理と酒を楽しみ、かけがいのない貴重な時間を過ごせることマチガイないです。

トリエンナーレは横浜でも定期的にやっていますが、横浜が都市の芸術祭だとするとここは名前の通り「大地の芸術祭」です。


おすすめです。


大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ= http://www.echigo-tsumari.jp/about/2009.html


観光リゾートの行方はやはり不透明? … 苗場プリンスも季節営業2009/04/13

苗場プリンスが季節営業に
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スキーリゾートとして確固たる地位を保っていた「NAEBA」にも時代の変化からか、斜陽化が始まっているようです。

苗場のシンボルである苗場プリンスホテルが平成21年度(今期)から季節営業になったようです。
例年ですとGWまで営業するスキー場も今年はGWを待たずに終了し、夏までお休みになります。

夏にはゴルフ場となるスキー場も、今期からはゴルフ営業自体も見直されるようで、夏の苗場の魅力は?
Fujiロックフェスティバルだけ?


この変化は、景気の落ち込みということだけではないようで「観光」「リゾート」の考え方自体が変化して来たということなのでしょう。

高速道路の休日1000円化による高速道路渋滞も実際には予想したほどではなく、観光売り上げ増加の効果も肩すかしのような数字が発表されています。

景気上昇はなかなか思ったようにはいかないようです。


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