久しぶりにちょっとだけバイクを走らせてきた … Bike/FURIA・WanderVogel2016/05/01

Furiaとヒカゲヘゴ
- -
ふっ〜、今日は忙しい一日でした。

朝から片付けやら写真の整理やらで、ちっともGWらしくない時間を過ごしてしまった。
これではいけないと思い、怠けきった身体に鞭打って、久しぶりにバイクを引っ張り出して、湘南でも走りに行こうか!と、走り出したまでは良かったが、逗子から鎌倉に抜ける道がすでに大渋滞で、結局金沢八景から逗子を往復しただけで終ってしまった。
普段あまり渋滞なんてしない裏道なんですけど、やはり、GW中はどこも混むんですねぇ。

とは言っても、ほんの少しでも走らせることが出来たので、とりあえず満足です。
GWはまだ残っていますから、一日きちんと走ってあげよう。(という望み、だけになるかも…)


今日は山上の畑に出掛ける時間がなかったですが、いつでも出られるように園芸屋さんで夏野菜の苗だけは買っておきましたよ。
夏野菜の植え付けは、一日時間をちゃんと取ってGW中にやっとかないとなぁ。
耕運機掛けは終らせていますので、植えるだけならそれほど時間は掛からないと思いますが、ゴーヤやエンドウマメなどツルが巻き付くように網を張らないといけないので、結局はあっという間に一日経ってしまいます。

GW後半には探鳥会や蔓籠作りなどのイベントもあって、あまりのんびり出来ないGWになりそうです。


写真:ヒカゲヘゴの葉がこんなに大きくなりました。

GW、畑仕事にはちょうど良い季節です … 畑仕事・WanderVogel2016/05/02

畑脇のマルバウツギの花
- -
今日は朝からお弁当を持って山上の畑に出てきました。

昨日グリーンファームで買っておいた夏野菜(ゴーヤ、唐辛子、シシトウ、ピーマン、ツルありインゲン)の苗を植えます。
隣のひと区画に植えてあるジャガイモたちも、ひと月の間でだいぶ大きくなってきています。周りの雑草を取り、水をあげて手入れをします。
なんだかんだで、結局一日仕事になってしまいました。

畑の周りの植物も、すでに初夏の花に移り変わって、マルバウツギ(写真)やコゴメウツギの花が咲き始めています。
足元にはニワゼキショウやクサフジの花が咲いています。まあ、畑では雑草扱いですけど、、、

今日のお昼ご飯は紅茶とサンドイッチでした。畑の道具小屋の脇のベンチに座って、谷間の木々を眺めながら食べていると、谷から吹き上がってくる柔らかい風が心地良い。


帰りがけに隣の畑の顔見知りのおばあさんに、畑脇に植えていた花を一抱え分も貰ってしまった。

帰って来て大きめの硝子の花瓶に生けて、今 テーブルの上に置いてある。残念ながら花の名前は僕には解らないが、グラジラスのようなハデなピンク色の花束は、甘い香りを部屋中に振り撒いていて、なんだか自分の部屋でない感じです。

昨日に引き続き 畑仕事と自然観察を少し … 古道を歩く・WanderVogel2016/05/03

イボタノキの白い花
- -
昨日、のんびりと作業したのがいけなかったのか、結局昨日一日では作業は終らず、今日も午前中だけ畑に出て農作業をしてきました。

昨日植えたゴーヤとツルありインゲンに頑丈な支柱を立てて、ネットを張ります。
九州で大雨をもたらせている雨雲は、明日の朝には関東地方にもやって来るようで、強風も吹くということなので、シシトウやピーマン、トウガラシなどの苗にも支柱を立てて軽く縛っておきます。

といったことをパッパと午前中に終らせて、一旦自宅に戻ってきましたが、何とも中途半端な時間になってしまったので、近くの自然公園?古道を散策してきました。

朝比奈の切通し入口の(県道23号を挟んで)向かい側に「朝比奈北市民の森」という小さな尾根道があります。
この尾根道は鎌倉時代に作られた古道跡のひとつで、「朝比奈北市民の森」から「横浜自然観察の森」「釜利谷市民の森」「能見堂緑地」へと延々とつながっています。


六浦・大道から朝比奈方面へと歩き、鎌倉時代に掘られたという磨崖仏(跡?)「鼻欠地蔵」の脇の山道を登っていきます。
この山道は鼻欠地蔵を巻くように登っていて、尾根を越して釜利谷へ出て、能見堂へと通じる鎌倉時代からの幹線道路(間道)だった道です。

鼻欠地蔵前の道(県道23号)の方は、鎌倉と金沢(六浦)を結ぶ大切な街道で、この地蔵の大船側わずか2メートルの所が、相模の国と武蔵の国との国界(くにざかい)だったようです。
県道23号を鼻欠地蔵からさらに大船方面へ進むと、まもなく左手に鎌倉七口のひとつ、朝比奈の切通し入口が見えてきます。


この「朝比奈北市民の森」と名付けられた古道は、これといって眺望が良いわけでもなく、広々とした丘が広がっているというわけでもなく、尾根に掘られたいくつかの掘割り状の切通しを歩くだけの古ぼけた尾根道なのですが、その風情がまた人知れずひっそりとしていて、昔の間道を忍ぶ散策にはうってつけです。


今日見ることができた花々は、写真のイボタノキやマルバウツギ、コゴメウツギなど白くて小さな花が多かった。
また、足元に咲く珍しいカンアオイの花にも出会うことができました。

嵐のような強風と横殴りの雨、畑は大丈夫か? … 畑仕事・WanderVogel2016/05/04

夏野菜の植え付け
- -
一昨日、昨日と続けての畑作業で、少ないながらも夏野菜の植込みが終わり、ホッとしたのもつかの間、未明から今朝にかけての大嵐には驚きました。

ひと月前に植えたジャガイモはある程度大きくなっていますので心配ないのですが、昨日植えたゴーヤやインゲン、ピーマンなどの苗の方は支柱を立ててあるとはいえ、あの強風では心配になります。
雨が止んだところで、とりあえず様子を見に行きました。(せっかくの GWだというのに…)
まったくおかしな天気で、雨が上がったかと思うと今度は強烈な陽射しが射してきました。
作物の方はどれも無事で、ホッとしました。

近くを散策すると、すでに初夏の花たちが咲き始めていました。
マルバウツギ、コゴメウツギなどのウツギの花が満開を迎えています。可愛らしいイボタノキの花も咲いています。

枯れた木(種類は解らなかった)に、アラゲキクラゲ(荒毛木耳)がたくさん付いています。
おっ、これは収穫しないと!
キクラゲ同様、アラゲキクラゲも食用になります。
食感が良いので、中華料理やラーメンの具などにはうってつけです。
乾燥したキクラゲも良いですが、生のものはさらに食感も弾力に富んでいて、独特の歯応えが楽しめます。

採って帰って早速、お昼にいただきました。1回では食べきれないので、夕食にも入れよう。

三浦半島・油壷の小網代の森を歩く … 自然観察・WanderVogel2016/05/05

小網代の森・湿原の原
- -
家から近い場所にあるとはいえ、「小網代の森」に訪れるのは始めてでした。

金沢八景から京急線で、終点の三崎口駅まで30分弱、そこから歩いて15分ほどで小網代の森の入口である「引橋入口」に着きます。

小網代の森は、浦の川という小川の「源流域から河口・干潟まで」がそっくり保存されているという、全国でも珍しい一環した自然形態が維持・保護されている場所です。
NPO団体とかながわトラストみどり財団が中心となり、多くのボランティアの方々の手でその保護活動と維持・管理がなされていると聴いています。

この時期、アカテガニは山の斜面の穴の中に棲んでいるらしく、その姿を見ることは出来ませんでしたが、干潟の砂浜に空いた穴に棲むチゴガニ(稚児蟹)を見ることができました。
なぜかみな穴から出て、ユーモラスにハサミを上下させるダンスをしています。


ここの植生は山岳地域の丹沢とは趣きが違っていて、海沿い独特の気候風土・環境にあった木々や草花を見ることができます。
ちょっとした樹林帯から、谷沿いの環境、湿地帯の環境、干潟の環境、海岸沿いの環境というように様々な環境の変化を見せてくれますので、その意味ではなかなか面白い場所です。

でも、いかにせん散策出来る距離が短過ぎます。保護されているエリアもけっして広いとは言えないので、自然散策をしたという充実感・満足感はなかなか得られないように感じてしまいました。
自然を残すことと同時に来られた方に対しての環境に関する十分な解説や、エンターテイメント性があっても良いのでは?、と思ったりしてしまった。


とはいえ、他に類を見ない形態の貴重な自然が残されていることはまぎれも無い事実なので、神奈川県民としても小網代のこの自然環境はこのままいつまでも残していきたいですね。

自然を踏み荒らすことの無いように、しっかり管理された木道が全行程に渡って取り付けられているのはたいへん素晴らしかった。

三浦半島・小網代の森の経路に咲くギンラン … 自然観察・WanderVogel2016/05/06

ギンランの花
- -
昨日行った「小網代の森」、径の脇に普通にギンランが咲いているのでちょっとビックリしました。
(写真:明るい林をバックに咲くギンランの花)

かつてはどこでも見られた花ですが、今では山歩きをしていてもなかなか見ることができません。
そんな絶滅危惧種並の扱いをされているギンランが、何げなく径の脇にポツンと何株が咲いていたので、驚いたというわけです。しかもかなり栄養状態の良い大株です。

このラン科の植物は、林床などにつく「菌根菌」と呼ばれる菌類と共生して生きている植物なので、これを掘り起こして持ち帰っても絶対に育たないと言われる植物のひとつです。
それでも、それを知ってか知らずか盗掘が絶えず、山から姿を消す原因のひとつとなってしまっています。

小網代の森の経路に咲いていた美しいギンランですが、次ぎに行った時にもちゃんと残っているのかどうか、すごく心配になりました。

横浜・舞岡公園で夏の野鳥観察会 … 探鳥会・WanderVogel2016/05/07

雌のカワセミ
- -
かながわ森林インストラクターの会「夏の探鳥会」
横浜市戸塚区にある里山・谷戸の公園「舞岡公園」内を巡りながら野鳥を探して歩きました。

今日は暑かったせいか鳥たちも木々の葉陰に隠れてしまい、なかなか姿を見ることが出来ません。
ましてや僕のつたない腕では、その姿を写真に納める何てことは、まったくもって至難のワザですよ。
そんな中、双眼鏡だけですが何とかきれいな雄のキビタキの姿を捕まえることが出来たのは、僕にしてはすごくラッキーなことでした。

小さな池の対岸の垂れ下がった枝に一羽のカワセミ(雌)が留まっています。
池に向かって何度もダイブしては、小魚を上手に獲って呑み込んでいました。
これは上手いこと写真に捉えることが出来ました。良かったぁ、一羽でも写真が撮れて。

コゲラやアカゲラ、カワラヒワなど鳴き声が聴こえたというのですが、僕にはよく解らなかったなぁ。

他には、ヒヨドリやシジュウカラ、カルガモ、ツバメなど、探鳥会ではおなじみの鳥たちも会うことが出来ました。

GW最終日・やどりき水源林までプチツーリング … Bike/FURIA・WanderVogel2016/05/08

やどりき大橋上のFURIA
- -
GW最終日、ヒマというわけではないのだが、あまりに良い天気だったのでバイクで海岸線を走り、やどりき水源林までプチツーリング

金沢八景から逗子、鎌倉、由比ケ浜、江ノ島、茅ヶ崎と抜けて海岸沿いをひた走り、西湘バイパスを通過して酒匂川沿いに北上、やどりき水源林ゲート入口まで、距離にして70kmほど。

距離的にはたいしたことないのだが、日曜日の国道134号はサーファーと観光客で大混雑でした。
バイクで頑張ってすり抜けて走るのであれば、まあそんなに苦にはならないのですが、車では(土日の時間帯によっては)絶対に走りたくない道路のひとつだなぁ。

やどりき水源林では、ツリバナやガクウツギ、ニシキウツギなどが咲いていました。フジの花はもう終わりですが、マルバウツギがこれから咲き始めるかなという感じです。
春先に米粒大だったイワタバコの葉は、今日の時点ですでに5cm以上にまで広がっていて、その成長力にビックリです。


じつは、目的地に水源林を選んだのには「ツル性植物」をちょっと下調べしたくて、なのだが、登山道や林道など少し歩いてみると、やはりツーリングブーツで歩くのは無理があった。
次回仕切り直して、それだけで一日時間を取ろうと思っています。

いずれにせよ、GWは今日で終わりです。
今年はこれといって大きな目標を掲げていなかったGW期間ですが、まあそれなりにやるべきことをやり遂げたかな、と総括できる出来でしたよ。

ということで、さあ、明日からまたバリバリ仕事しよ!

やどりき水源林で咲くツリバナの花 … 自然観察・WanderVogel2016/05/09

やどりき水源林のツリバナの花
- -
昨日行った丹沢のやどりき水源林で見たツリバナの花

ツリバナはニシキギ科の落葉低木で、関東地方ではどこでもわりと見られる樹木です。
開花の時期には鈴なりに咲くのですが、花弁が小さく、花の色も薄くて淡い色なので咲いていても目立ちにくい。
花の姿はよく見ると可愛らしく、日本らしい花、と僕は思うのですが、どうでしょうか?

9月・10月にはニシキギ科らしい実を付けますが、この姿もまた可愛らしい。
実を付ける時期は開花の時期と違い、小さな実なのですが真っ赤な実が鈴なりに垂れ下がるので遠くからでもよく目立ちます。

谷川岳のニシキギの実:http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2015/10/07/

やどりき水源林で咲くガクウツギの花 … 自然観察・WanderVogel2016/05/10

やどりき水源林のガクウツギ
- -
一昨日行った丹沢のやどりき水源林で咲き始めたガクウツギ(額空木)

ガクウツギはアジサイ科の落葉低木で、名前の由来はガクアジサイに似たウツギという意味なのでしょう。
3枚の萼片を持つ装飾花が特徴で、アジサイなどと同じような散房花序(黄色く見えるつぶつぶの花で両性花)を出している。

装飾花をもつ植物は他にもあって、勘違いしやすいが、装飾花が1枚ならイワガラミ(アジサイ科のツル性木本)、3枚ならガクアジサイ、4枚ならガクアジサイ、ツルアジサイ(ツル性木本)と覚えておくと良いでしょう。
他にも、4枚~5枚の装飾花を付けるヤブデマリやオオカメノキなどがあり、花の部分だけ見るとけっこう似たような形態の花は多いことに気付かされます。

林内には、ガクウツギの他、ココメウツギ、マルバウツギ、ニシキウツギ、ハコネウツギなどのウツギの仲間たちが続々と咲き始めています。

やどりき水源林では5月21日 土曜日に水源林内を歩いて様々なウツギを見よう!というイベントが開かれます。

アクセスカウンター