渓流釣り解禁日・西丹沢での出来事 … Fly fishing・WanderVogel2017/03/01

20170301西丹沢の沢
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今日は渓流解禁日。休みをもらって、西丹沢の沢に入って来た。

出発が遅かったので、浅瀬集落のどん詰まりの駐車場に着くとすでに9時を回っていた。
入り口の小屋の「沢割り表」を見て、車止めから一番遠い沢を選び、林道を歩き出す。ここから2時間半の林道歩きとなるので、入渓点に着いたらすぐにお昼ご飯で、午後から3時間程度の「釣り」という感じだな。
天気は曇り時々陽が射す、という感じの空模様で、気温・水温もそこそこ高く、風も無く、ドライフライで釣り上がるには問題は無さそうだ。

渓魚の活性は悪くはないのだが、山中湖村方面から工事車両・林業車両専用の林道ゲートを車ですり抜けて越境してきた釣り券を所持しない「密猟者」が先行していて、結果は散々なものに終ってしまった。

この沢は基本的に釣り人は神奈川県側からの入渓しか出来ないので、駐車場から「一番遠い沢」という位置づけだったのだが、崩落した林道修復のための工事用ゲートを違法にすり抜けて入ってくれば、(他県から見ると)車で横付け出来る「一番近い沢」となってしまう。

ほとんどの(釣り券を買った)釣り師は神奈川県西丹沢の浅瀬集落から、2時間以上林道を歩いて入渓するのだが、こうしたマナー違反者がいると、ほうとうにガッカリさせられる。
また、そういう輩(今回は爺さんだったが)に限って、目刺し並みのチビヤマメまで自分の針にかかった魚の全てを持ち帰ろうとするので、まったく強欲で始末が悪い。
この爺さん、その歳になるまでいったい何を学んできたのか・・・

この林道は一般車両通行禁止であることや、釣り券を購入して入渓しているのか、など問い詰めると、「売っている場所が無かった」などとしゃあしゃあと答えるので、こいつは確信犯だな。
そりゃ他県から違法な手段で越境してくれば、釣り券を買う場所が無いのはあたりまえだ。


どうであれ、10cmほどのチビヤマメばかり10匹以上も持ち帰る姿には、空いた口がふさがらなかった。
あんなに小さな魚の腹を割いてたくさん持ち帰って一体どうするつもりなんだろう??
このあたりは自然繁殖しているヤマメもけっこう多いのだが、こういう輩が一人でも入れば成魚だろうと幼魚だろうと釣り荒らされて、結果 渓魚の居ない沢になってしまう。

リフレッシュしに行った「渓流」でしたが、何ともやるせない空しい いや〜な気持ちになって帰ってきました。

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