湿地に咲いていたトチカガミの清楚な花 … 自然観察・Volunteer2017/08/21

トチカガミの花
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鎌倉宮から鎌倉アルプスを歩いてきました。
9月に行なわれる横浜市内にある小学校の自然体験学習の引率下見です。

湿地にある池の中に、丸い葉を持つ水草の白い花がピョコンと立上がって一輪咲いていました。
僕にとって初めて目にする花だったので、パッと見て全然名前が解らなかった。
自宅に戻ってよく調べてみると「トチカガミ」という日本に古くから自生する水生植物の花だと言うのが解りました。

wikipediaでは、以下のように書かれています。
トチカガミ(鼈鏡、Hydrocharis dubia)は、トチカガミ科トチカガミ属の多年草。
「鼈」はスッポンのことで、光沢のある丸い葉を鏡に見立てて名付けられた。

東アジア原産であると考えられている。中国、朝鮮半島、東南アジア、オーストラリア、日本に分布する。
日本には有史以前に大陸から帰化し、現在は本州から南西諸島にかけて分布する。
花期は8~10月で、花弁は純白で3枚花は1日でしぼむ。雌雄異株。雌花は芯は先端が分かれた雌蕊が6本、雄花も6本の雄蕊。

この純白の清楚な花は、たった1日だけ咲いてすぐにしぼんでしまうと言うことなので、見られるチャンスもかなり少ないということになりますね。
この池では、アサザの花は何回か見たことがありましたが、この花は初めてでした。
今回期せずしてこうして見られたのは、かなりラッキーなことだったのでしょうかねぇ?

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