山の自然素材を使って作るアート(ハハコグサ) … Nature Art・Workshop2021/07/20

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見過ごしてしまいそうなほど「普通」な植物にあえて注目して作ったドライ標本風のサンプル作品:母子草
里山に限らず、春になると住宅地脇の空き地でもあたり前に、普通に、見られる愛らしい花だ。

茎が柔らかく、花自体が産毛のような綿毛ですっぽり覆われているためドライフラワー化するのにかなり苦労する。
また、いつまでも産毛が舞って周辺に飛び散るので注意が必要だ。
黄色い色の花は2年近くあまり色あせること無く残るのだが、腰が無く自重で垂下がってしまい作品化するにはなかなか安定しないのが難点。
造形的にユーモラスな姿をしているので、レイアウト次第で面白いネーチャー・アート作品に仕上る。

「春・プリマベーラ」と題して、「美」「愛」「貞操」を表現してみました。なんてね。


Gnaphalium affine ハハコグサ(母子草)
キク科 ハハコグサ属の越年草。
花期は4~6月で、茎の先端に頭状花序の黄色の花を多数つける。
葉は先が丸みを帯びたへら状で互生し、葉と茎には白い綿毛が見られる。
中国からインドシナ、マレーシア、インドにまで分布する。日本では全国に見られるが、古い時代に朝鮮半島から伝わったものとも言われる。
春の七草のひとつ「御形:ごぎょう、おぎょう」のことで、若い茎葉は食用とされる。
草餅の材料として一般的なのはヨモギ(蓬)なのだが、その昔はハハコグサ(母子草)が使われていたという。
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