ネパールヒマラヤ・Phuへの旅/記録10 … 海外・WanderVogel2021/08/31

Besi Sahar
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番外編:Besi Saharの町の様子 2018年12月

標高2,600mのKoto村でうまくチャーター出来たオンボロジープで、標高750mのBesi Saharの町まで一気に下る。

Marcyangdi Khola沿いに延びる路は昔からの交易路であり、トレッキングのルートでもあった。30数年前、僕はここを何日もかけて歩いたことがあるが、荷を背負わされたロバとすれ違うのもやっとの狭い路だった。その道も今ではジープでなんとかかんとか走れるようになって、ベシサハールからマナン村まで1日で走れるそうだ。僕が歩いたときは、ポカラからマナンまで2週間かかったことを考えると隔世の感がある。
その路を拡幅し、車やバス、トラックが安全に通行出来るような道にするための工事が現在進められている。今はまだ建設中なので、かろうじて車が走れるといっても路面状態などはとてもひどい状態で、2時間も車に乗っていると身体はガタガタ、心底ヘトヘトな状態になる。

そんな状態で2日間、なんとかBesi Saharまで移動してきた。車を降りたところの茶屋でまずは本物のマサラティーとポテトサモサを2個食べる。
いや~ 美味しい!今までの食べ物はなんだったんだろう?と思えるほどだ。

なんだか急に都会が懐かしくなり、このままKathmanduへ一気に戻ってしまおうか、とも思ったが、身体は限界まで疲れているので、ここに一泊して予定通り明日の朝Kathmanduへ移動することにした。帰りの飛行機は明後日のお昼出発なので、ここまでくればもう安心だ。

町の食堂で昼食を取る。なんとチキンバーガー/wフレンチポテトなるメニューがあったので、思わずオーダーしてしまう。ブラックコーヒーはインスタントだったが、ハンバーガーは割とイケた。ハンバーグがパコラ風ではあったが、これはネパール風ということだな。

昼食後、ひとりBesi Saharの町の中を散策する。町のメインロードを端から端まで歩いてみる。
1時間も歩くと町の外に出てしまうので、町と言っても大きくはないが、このへんでは一番の都会と言うことになる。
ネパールやインドの地方都市の町の雰囲気満載で、若いころの貧乏バックパッカー時代の懐かしい感覚に包まれた。

(写真:ベシサハールの町のメインストリート。ネパール風あり、チベット風ありの楽しい町並み)
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