大西順子トリオ Jazz Piano 1st.album… JAZZ MUSIC2011/04/24

大西順子トリオ Jazz Piano
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庭いじりが終わり、休日の夕方ということもあり 少し日のあるうちから古いCDを聴きながら早々とビール。

大西順子が1992年に出したデビューアルバム。
Piano 大西順子
Bass 嶋 友行
Drums 原 大力

スイングあり、クールバップあり、ジャズバラードありの(スタイルにこだわらない?)楽しいジャズピアノアルバムです。

デューク・エリントン、バド・パウエル、セロニアス・モンク、ウィントン・マルサリス、オーネット・コールマン…、なかなか聴かせます。


All of Me - Carol Sloane … JAZZ MUSIC2011/02/21

Carol Sloane
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女性ジャズ・ヴォーカルの御三家といえば、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、カーメン・マクレーといわれていますが、このキャロル・スローンもリラックス・ムードの中に歌心があり、日本にも数多くのファンがいます。

1937年生まれのキャロル・スローンはデューク・エリントンを深く敬愛していて、共演こそ実現しませんでしたが、77年にはエリントンの曲ばかりを集めたアルバム「SOPHISTICATED LADY」を発表しているほどです。


「All of Me」は1931年の作品で、作詞 Gerald Marks、作曲 Seymour Simons、スウィンギーで分かりやすいメロディーは日本でも多くの人から愛され、まさにJAZZの”名曲”です。

多くの歌手に歌われ続けジャズスタンダード曲の代表的なナンバーとなりました。


ビリー・ホリディも好んでこの曲を歌っていますし、F・シナトラも最高にスウィンギーな歌いっぷりを披露しています。
また、ルイ・アームストロング、エラ・フィッツジェラルド、ダイナ・ワシントン、サラ・ボーン、ジョニー・ハートマンといった大御所も…。


キャロル・スローンの甘い声でしっとりと歌いあげた「All of Me」もその歌詞とともに心に響きます。

 All of me, why not take all of me.

 Can't you see I'm no good without you?

 Take my lips, I want to lose them.

 Take my arms, I'll never use them.

 You're good-bye left me with eyes that cry.

 How can I get along without you?

 You took the part that once was my heart.
 So why not, why not take all of me.

 All of me, come on, get all of me.

 Can't you see I'm just a mess without you?

 Take my lips, I want to lose them.

 Get a piece of these arms, I'll never use them.

 You're good-bye left me with eyes that cry.

 How can I ever make it without you?

 You know, you've got the part used to be my heart.
 So why not, why not take all of me...


Django ReinhardtとColeman Hawkins … JAZZ MUSIC2011/01/30

Django ReinhardtとColeman Hawkins
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Gypsy Jazz guitar player 「Django Reinhardt」


Minor SwingやDjangology、Swing '42、Nagasaki、Honeysuckle Roseなどで、その二本指のマジックを魅せて(聴かせて)くれる
孤高のジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルト。


変わった演奏では、いつもジャンゴの隣でエレクトリック・ヴァイオリンを奏でているステファン・グラッペリが、なんとピアノ演奏をしている録音があります。

1935年(昭和10年)レコーディングの、コールマン・ホーキンス(Tenor Sax)とジャンゴ・ラインハルト(guitar)、ステファン・グラッペリ(piano)による STAR DUSTです。

当時Victorから日本で発売されたレコードは、ダンス音楽 Tempo 28のFox-Trot フォックストロットでした。
そういう時代だったのですね


私もジャンゴのCDは「Quintette du Hot Club de France」のカルテット盤 数枚を含め、何枚か持っていますが、さすがにこのSP版 レコードのCD音源はなさそうです。


Freddie Mercury Nissin Cup Noodle Commercial … TV CM MUSIC2011/01/27

Cup Noodle Freddie Mercury
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「I Was Born To Love You」  Freddie Mercury Queen 

わし買ーうもん 買ーうもん カップ ヌードル 
愛あるもん カップヌードル
ほかのじゃ やだもん 好きだもん
イエーイ ♪♪♪

と歌う、日清のカップヌードルのTVコマーシャル。


過去にはMISIAや、「腹減った 腹減った カップヌードル、5つ食べられるくらい」と歌ったJamiroquai ☆ものもあり、その奇抜なコマーシャルはかなり印象的です。

カップヌードルのCMは以前からどれもかなりのアイデアCMであったが、とうとうフレディーできたか~! という感じです。

亡くなって20年になるフレディーも天国で笑っているでしょう。


しかし秀逸なCMです。

何度観ても笑ってしまう、というか 引き込まれてしまう。


吉田美奈子を聴く … JAZZ POPs MUSIC2010/12/19

吉田美奈子を聴く
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1970年代にはよく聴きました。吉田美奈子。

1975年ぐらいのティン・パン・アレイ、大瀧詠一とも山下達郎とも絡んでいて、それから、たぶん、全曲聴いたというほどハマりました。
すばらしい歌手です。

中でも、最初のLPではなかったかもしれませんが、吉田美奈子の「フラッパー・FLAPPER」には衝撃を受けました。

ずっと聴いてました。 



僕と同じように同じだけ(当たり前か・・) 歳は重ねていますが、その歌声は何も変わっていません。


LANG LANG Live in Vienna … CLASSICS MUSIC2010/10/19

LANG LANG Live in Vienna
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パース依頼の打合せの前に少し時間があったので、TOWER RECORDSへ。

ランランのライヴ イン ウイーン を買って来ました。


CDは2枚組みで1枚目はベートーヴェンのピアノソナタ3番と23番が収録されています。


2枚目はプロコフィエフやショパンなど複数曲の他にボーナス・トラックとしてベートーヴェンの交響曲第7番第1楽章の(リスト編曲)ピアノソロが収録されています。

先の映画のオープニング曲で使われた曲です。


来年の2月にラン・ラン 日本リサイタル・ツアーが行なわれるようです。


バーンスタイン指揮 マーラー 交響曲第9番 … CLASSICS MUSIC2010/08/19

MAHLER no.9 BERNSTEIN
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暑い暑い一日がやっと終わって、ビールを飲みながら音楽を…、それにしても毎日暑い!


設計を進めているスポーツ施設増築工事の理事長プレゼンが今月末にあるので、のんびりと音楽聴いている場合ではないのですが、今日くらいは良いでしょう。


テーマは「破綻寸前?」それとも「語り継がれる名演?」


◎マーラー 交響曲第9番 バーンスタイン指揮、ベルリンフィル <1979.10.4> 
 GRAMMOPHON(独) 477 8620


LANG LANG CHOPIN PIANO CONCERTO NO.1 … CLASSICS MUSIC2010/08/13

LANG LANG CHOPIN PIANO CONCERTO
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横浜のビアホールへ行こうということになり、途中でハンズでMERRELLのトレッキングシューズとHMVでCDを買いました。


春先に姪と観に行った「のだめカンタービレ 最終楽章」に触発されて、劇中でのだめの弾いたショパンで使われた(ネットでそういった書込みがあった)という、ランランのウィーンフィル版を買って来ました。

TVアニメ版ではもう少しテンポが遅かったように感じましたが、映画ではこのテンポだったのかなあ〜、と思いながら聴き入ってます。

演奏は2008年6月21日のウィーンでのライブ版、ズービン・メータ指揮のウィーン・フィルハーモニーです。


クラシック音楽に門外漢の私が聴いても、素晴らしく感じます。

思わず、聴き入ってしまいます。


Fly me to the moon - Karolina Pasierbska … JAZZ MUSIC2010/08/05

Karolina Pasierbska
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Fly me to the moon スタンダードジャズの名曲です。


ですから、歌手によってあるいはアレンジによってボサノヴァ調にもスタンダードジャズ調にもなりますし、ポップス調にもバップ調にも。

もちろんインストゥルメンタルでも有名です。

Ella Fitzgeraldも、Julie Londonも、Doris DayもそしてNat King Coleもスタンダードで聴きごたえがありますが、Karolina Pasierbska の歌声はまたロマンチックで甘く若々しくていい。

ジャズではDiana Krall のライブ版ピアノ弾き語りもカッコイイ!


Karolina Pasierbska の歌声では、Donizetti - Linda di Chamonix "O luce di quest'anima"も可愛らしい!(ただ、オペラ向きではないけど…)
(ドニゼッティのシャモニーのリンダより "おお、この魂の輝きよ" ソプラノ)


Lotte Lenya “Die Moritat von Mackie Messer” … JAZZ MUSIC2010/05/18

Lotte Lenya
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20100413(http://hd2s-ngo.asablo.jp/blog/2010/04/13/5016024)のブログでEllaのBerlin公演での Mack the Knife について書きました。

元歌?はLotte Lenya(ロッテ・レーニャ)の歌う“Die Moritat von Mackie Messer”(殺人鬼、匕首マック)です。

英語で歌うルイやエラのジャズ “マック・ザ・ナイフ” は有名ですが、元々はブレヒトの戯曲「三文オペラ」にクルト・ヴァイルが曲をつけたものですので、舞台で歌われたドイツ語歌詞の曲です。



ロッテ・レーニャは、クルト・ヴァイルと二度も!結婚していました。
写真はレーニャ22歳くらいの時の写真でしょうか、ヨーロッパ全体がダダイスムからアール・デコへ向かう時代です。
三文オペラの舞台ではマッキー・メッサーの愛人の一人、ジェニー・タイヴァー(海賊ジェニー)を演じてこれを歌っています。
(あれ?劇中では歌っていたのは大道芸人/大道歌手?だっけ)

このレーニャの歌う Mackie Messer もまたすごく良い!


頽廃とエロチシズムの交錯する時代を魅せてくれます。
巻き舌で歌う声がすごく魅力的です。

ネットで探せば、1955年NYで録音したルイとのデュエットで、英語版 “マック・ザ・ナイフ” も聴けます。


Lotte Lenya “Mackie Messer”: http://www.youtube.com/watch?v=mpMh5auMaVQ&feature=related

(ロッテ・レーニャは「007ロシアより愛をこめて」の映画の中で、元KGBのクレップ大佐?役で出てました。 もちろん、ボンドガールではないですけど・・)


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