事務所改装/改築計画・リデザイン 01 … 設計・デザイン2012/02/13

しらす壁掻き落し
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今年の夏から事務所の改造/改装に取り掛かる予定です。今まで実際に設計して造ってきた数々の建物で使った「自然素材・材料」の知識を生かして、セルフビルドで少しずつ改装/改築(リビルド)していこうと考えています。


現在外壁に張っている金属サイディングの上から黒の下見板風の板張りにして、一部には以前 設計した建物外壁で使用した「塗り壁」のデザインを取り入れよう。

写真の建物で使用した塗り壁は「しらす壁」掻き落としという手法で、色はナチュラルなクリームがかった白色、いったん金ゴテでツルツルに磨きをかけた後で、荒い金ブラシで模様の部分を残して掻き落し(荒く見える部分)しています。(四角や三角、右下のアールになっている部分は、そのまま残してある部分で磨いてある面です。)

この「しらす壁」では、あまり細かい細工は出来ませんので、もう少し粒子の細かい素材を使えば繊細なレリーフ状のデザインも可能です。

四角くランダムに空けられている小窓は、色ガラスが入ったペア硝子を使った木製の嵌め殺しの窓です。
(この時には、外部の窓台の水切りには白大理石を加工して使っていますが、事務所ではそこまでしなくても良いか…)


夏までにはリデザインのアウトラインを決めながら、まずは外部の樹木や事務所の資料などで要らないものをどんどん捨てていく、という再構築の作業が先になりますね。


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